上の池下の池とてひぐらしの
上の池はショウ・チと読んで、衝、千。
下の池はカ・チと読んで、荷、知。
ひぐらし(蜩)はチョウと読んで、兆。
☆衝(重要)なのは千(たくさん)荷(身に引き受けること)である。
知(心に感じる)兆(きざし)がある。
上の池はショウ・チと読んで、章、質。
下の池はカ・チと読んで、化、致。
ひぐらし(蜩)はチョウと読んで、調。
☆章の質(内容)は化(形、性質を変えて別のものになる)で致(行き着かせ)調(整える)。
上の池はジョウ・チと読んで、情、痴。
下の池はカ・チと読んで、過、恥。
ひぐらし(蜩)はチョウと読んで、懲。
☆情痴(色情に溺れて理性を失うこと)の過(あやまち)は恥ずかしい。
懲(過ちを繰り返さないようにこらしめる)。
上の池はショウ・チと読んで、止揚、質。
下の池はカ・チと読んで、加、知。
ひぐらし(蜩)はチョウと読んで、調。
☆止揚(アウフヘーベン)の質(内容)は加(その上に重ねる)知(物事を考える能力)で調(整えること)である。
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