続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』1403。

2013-10-03 06:26:18 | カフカ覚書
座席に腰をかけているのだとは、とてもおもえなかった。それほどすっぽりと毛布とクッションと毛皮にとりまかれているのだった。どちらの方向にも、からだをむけたり、のばしたりすることはできなかった。

 座席/Bank→Bang/不安。
 とりまかれている/pelzen→polzen/支柱で支える。
 クッション/Polstern→Polastern/北極星。
 (したがって)/nach→nachen/小舟。
 どちらの/allen→alles/死。
 方向/Seiten→Sitte/風習、習慣。

☆不安が当たったとは思えなかった。それほどすっぽりと、北極星(現世と来世の転換点)は支柱に支えられていた。
 死の小舟の風習は曲解され、打ち消すことができなかった。

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