緊急事態宣言中ですけど、小浜湾の釣りの状況を知りたくて出かけてみた。
晴れて空気が冷たく心地よい。
小浜新港とうちゃこ。
釣り人は少ない。
若い学生が3人で釣っていた。
「こんにちは~、どうですか」
「何も釣れないんです。仕掛けを変えて何でも釣りたいです」
「頑張ってください」
やはり時期が早いのか湾内の魚は少なそうでした。
次に小浜公園 海望山 展望台というのが地図にあったので行ってみることにした。
人魚の浜からまだ先に進み、細い山道を進む。
車1台がやっと通れるような道。
道の途中に箱が数個並んでいるので、確かめてみたら石仏さんが中におられた。
頂上の「星の見える広場」に到着。
モニュメントもある。
見ていると年配の方がやってきて、「ここは小鳥が多いんです」
「さっきからどうりで小鳥のさえずりが良く聞こえると思っていました」
その方がスマホ取り出しコゲラやいろんな鳥を見せてくれた。
眺望の良い場所でミニキャンプをやってみた。
湯を沸かしているとき、軽トラで上がってきて弁当を持っている年配の方も声を掛けてきた。
「京都からですか」
「そうです、自粛中ですが、福井県が好きで良くきています」
「この場所は初めてですか」
「地図で見つけて来てみました」
「ところで地村さんってご存知ですか」
「あ~、あの北朝鮮に拉致されたかたですか」
「その地村さんが婚約中の方と拉致されたのがここなんです」
「ひえ~、そうなんですか」
驚きのあまり声をつまらせてしまった。
「そこにある展望台で拉致されたんです」
ここへ来る道は細くて薄暗い。
大きな声を出してもどこにも届かないような場所である。
拉致されたという展望台へ行ってみた。
この場所で拉致されたと思うと、北朝鮮の卑劣さに怒りがこみ上げてくる。
展望台から見える景色も虚しさを感じてしまう。
人魚の浜に降りてきた。
展望台には地村さんの拉致関連の看板もなく、今では忘れ去られたような気もする。
北朝鮮の卑劣な犯行を風化させることなく、いつまでも伝えることが肝心だと思う。
北海道全体が雨雲に覆われています。
まるで「エゾ梅雨」って表現できそうかも?
『拉致』怖かったでしょうね。
風化させてはいけません!
早く皆さんが帰国されると良いですね。
こちらはスカッと晴れて心地良い日です。
梅雨時期だと思えないほどです。
あんな場所で拉致されたかと思うと怖いです。
調べてみると星の広場には、昔ユースホステルがあったらしいです。
北朝鮮にはまだ拉致された方がおられます。
早く帰国してほしいです。