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NY株続伸、欧米によるコロナ救済支援と経済活動再開に伴う米経済回復に楽観台頭でとWSJ紙電子版、一方、香港問題再燃から米中貿易摩擦懸念とシンガポールCNA(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-28 09:11:21 | 経済学
「経済活動再開と欧米各国の当局の対コロナ支援策期待から米経済の先行きに対する楽観(Optimism)が高まり、27日、NY株は取引き終了にかけて大幅上昇、3月来初、ダウは25,000ドル、S&P500は3,000ポイントを回復した。アメリカンエキスプレス、ゴールドマンサックス、JPモルガン株が5%以上値上がりした。一方、世界の原油需要減予測から2020年の米シエールオイル投資が昨年比半減予測をIEA(国際エネルギー機関)が発表、NY原油は前日比7%安、バレル31ドル台へ反落した。」と27日、WSJ紙電子版は伝えた。

27日、NYタイムズ電子版は「①米国経済の先行きに楽観論が台頭、27日、NY株は続伸した。フロリダのディズニーワールドが7月中ばに再開される。②ボーイングが従業員10%削減計画の一環として27日、第一段階として6,700人の一時解雇を発表した。」と伝えた。27日、ワシントンポスト電子版は「香港自治が失われるとしてホワイトハウスは対中国制裁を検討している。香港からの輸入品に対する関税が引き上げられる」と伝えた。27日、ブルームバーグ電子版は「①中国国歌への侮辱行為を禁じる国歌条例案の審議が香港立法会(議会)で始まった。中国は香港に国家安全法制度導入を検討している。香港に自治が喪失すれば香港からの米国向け輸出に影響が出てくる、②中国は米国が対中国制裁の動きを受けて、大豆の輸入先を米国からブラジルに切り替えると見られる」と伝えた。

27日、ロイター電子版は「27日、NY市場は、ダウが25,505ドル、553ドル、2.2%高、ナスダック、9,412、0.8% 高、S&P500,3,036,1.5%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは27.62へ 1.4%低下した。米10年債利回りが0.68%へ2.6%低下した。NY外為市場では1ドル=107.76円、1ユーロ=118.61円、1英ポンド=132.13円と対主要通貨で円安が進んだ。NY原油市場でWTI,バレル31.94ドルへ7.0%安、ブレントオイル、同34.07ドル、5.8%安とそれぞれ反落した。NY金はオンス1,711.60ドルへ値下がりした。」と伝えた。

一方、28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「ソウル近郊の物流センターで新たにクラスターが発生70人余りが感染した。第2波の感染懸念が出てきた。段階を踏んで学校を再開していたが感染学生が他の学生とマスクつけずに接触し感染、再び休校を決めた。」と伝えた。シンガポールCNAは「①中国による香港に国家安全法実施を受けて米国政府は制裁措置として米国向け貿易で香港に与えている優遇措置が撤廃される可能性が出てきた。②日本政府はコロナ対策としてGDPの40%に当たる総額233兆の第二次予算措置実施をきめた。日本は4~6月、GDPが21.5%減少すると見られている。」と伝えた。英BBCは「コロナ感染二波を防ぐため陽性患者と接触したと確認された人は当局に自主管理されることが決まった。地域封鎖も実施される。」と伝えた。ドイツZDFは「ルフトハンザ航空に対するドイツ政府の救済策を巡りEU委員会が細かく条件を付けようとしていることから承認待ちの状態にある。一方、EU委員会は27日、スペイン筆頭に総額7,500億ユーロのウイルス危機復興基金設立を決めた」と伝えた。(了)

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休み明けNY市場は、ダウ2.2%高、外出制限緩和など経済活動再開を歓迎、一方、韓国でクラスター感染拡大、一部学校でオンライン授業に戻す動きと韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-27 09:44:40 | 経済学
「長い休日のあと26日、NY市場は、コロナ関連規制解除の動きや新たなワクチン開発情報が重なり、経済の先行きに楽観的空気が生まれた。NYダウは2.2%高、S&P500は一時3,000ポイントを回復した。2ケ月閉鎖していたNY証券取引所場立ちが一部再開した。クオモNY州知事も駆けつけオープイングベルを鳴らした。スペインが7月1日から空港での2週間待機規則を解除すると発表した。多くの空港で航空便の再開や旅行規制緩和で空運株に買いが集まった。NY原油相場が都市封鎖解除と株高に支えられ続伸した。ただ、ロシアの減産緩和措置撤回ニュースが伝わり上値が抑えられた。米中関係は香港に対する中国政府の圧力強化から緊張が高まると見られている。」と26日、WSJ紙電子版が伝えた。

26日、ロイター通信電子版は「26日、NY市場でダウは24,995ドル、529ドル、2.2%高、ナスダック、9,340、0.2%高、S&P500,2,991,1.2%高と揃って値上がりした。欧米での外出制限解除を歓迎した。恐怖指数VIXは28.01と0.5%小幅低下した。10年物米国債利回りは0.701%へ6.2%上昇した。NY外為市場では1ドル=107.52円、1ユーロ=118.12円、1英ポンド=132.64円で取引された。NY原油相場はWTIがバレル34.26ドル、3.0%高と続伸、一方、NY金はオンス1,704.50ドルと値下がりした。」と伝えた。

ヤフーファイナンス電子版で主要個別銘柄の動きを見ると「ボーイング、144ドル、5.2%高、NYダウを48ポイント押し上げた。アメリカン航空、11.14ドル、14.9%高、ユナイテッド航空、29.54ドル、16.30%高、デルタ航空、25.65ドル、13.1%高など空運株が買われた。外出制限の解除、商業活動再開による米景気回復期待から金融株の値上りも目立った。JPモルガン。95ドル、7.1%高とダウを43押し上げ、ゴールドマンサックス、196ドル、9.0%高、ダウ指数を109ポイント押し上げた。」と伝えた。

27日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では韓国KBSは「週明けから小学校、幼稚園、中学、高校の登校が再開となったが、一部小学校で新たに感染者が出て登校が延期された。低学年の子供はマスクを嫌がり、外したがる。5人のスタッフが集団感染した学校はラインによる授業へ切り替えた。これら一連の感染は保菌者だった一人の塾の先生から始まった。立ち寄ったナイトクラブ2軒、家族が感染、カラオケと立ち寄った先々で感染させ、現在7波の感染に拡大、関連感染者は258人に拡大した。」と伝えた。

27放送のフランスF2は「マクロン仏大統領はEV電気自動車部品工場を訪れた。フランス政府にとっても自動車産業の拡大維持はフランス経済全体の回復に直決している。数十億ユーロの国の支援を約束した。」と伝えた。ドイツZDFは「ルフトハンザ航空支援の一環としてドイツ政府がルフトハンザ株20%を保有する。EU委員会の承認待ちの状態だ。EU内部には個別国ドイツに優位を与えるとしてEU委員会に異論が出ている」と伝えた。26日、ロイター電は200兆円(1.86兆ドル)の安倍首相のコロナ支援を注目と書いた。(了)

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NY市場は祝日で休場、一方、韓国は、26日からバス、地下鉄、タクシーは、国の方針としてマスク着用義務付けでと韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-26 10:41:08 | 経済学
5月最終月曜日の26日はメモリアルデー、米戦没者慰霊のための祝日でNY市場はお休み。
この日もNHK/BS「ワールドニュース」のお世話になった。韓国KBSは「26日からバス、地下鉄、タクシーに乗るときはマスク着用を義務付ける。航空機は27日から同じくマスク義務付けとなる。国の方針のため客は拒否できない。運転手はマスクをしない客に乗車拒否が可能となる。一方、25日から登校が再開された。1メートル以上の距離を空けて机が配置された。ただ、下校時は守られていないようだ。塾の講師が感染源で6次感染まで拡大している。」と伝えた。韓国KBSは「中国が25日から人民元の基準値を1ドル=7.1209元へ元安・ドル高に設定した。中国政府による香港に対する圧力強化のあと米中対立がエスカレートしていた。中国貿易への影響を懸念したものとみられる。人民元切り下げは2008年2月のリーマンショック以降初めて。こんご他の東南アジア諸国通貨への影響が注目される。」と伝えた。

シンガポールCNAは「25日から空港が再開された。ただ、搭乗券を買った後、予約便が急にキャセルになるなど様々なトラブルが発生している。インドでも一部、死亡率の低い州の空港から再開されている。豪州も一部空港再開を始めた。シドニー空港は一日30万人が利用していた。コロナ感染拡大で社会的距離をとることが義務付けられている。」と伝えた。上海「東方衛視」は「コロナ感染対策の関連で2~4月の間で1万2,000件の未成年による犯罪が発生している。中国全体で6万3,000人が起訴された。」と伝えた。「東方衛視」は「香港に対する中国の安全法適用にアメリカが抗議している。「中国の国内問題である。アメリカに指図される必要は全くない。中国は断固反対する」と中国報道官は記者団に語った」と伝えた。香港TVBは「中国は国家安全法を香港に適用することを決めた。香港副首相は「違法を黙認する国家はありません。」と記者会見で述べた。」と伝えた。

スペインTVEは「2ケ月の休校を終えて学校が26日から再開された。6歳以下は見送り。小学校4年以下は事前許可が必要だ。いずれもマスク着用を義務付け、100人を上限にした集会が認められる。一部には解除は時期尚早だと反対意見が出ている。具体的実施は各州に対応が任されている。カタル―ニア州は6月1日からの実施となる。一方、商店も再開された。営業時間も午後8時までが午後11時までに延長される。元に戻るには数年かかるだろう。」と伝えた。「コロナの死者は減るだろうがコロナ以外で死者が増えるだろう」とある店の主が話す様子を伝えた。

25日付のWSJ紙電子版は「①空港の再開、ホテル予約、住宅建築許可件数が増加の兆しが見られる。②夏場の仕事が、規制継続のため夏稼ぐ16~19歳のティーンエ―ジャーの失業率が1948年来最高を記録することが懸念される、③コロナ支援拡大で州政府の財政が破綻している。そのことが米国経済全体の回復をさらに遅らせる」と伝えた。日本では緊急事態解除が一気に進む。韓国はマスク義務付けを国が決めた。蟻の一穴を警戒している。(了)

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NHK[ワールドニュース」はコロナ関連が占めた、今回の新型コロナウイルスは日本人だけでなく世界の人々の生き方、システムそのものを変えてしまうかもしれない(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-25 10:12:52 | 経済学
NY市場は休日でお休み。朝7時台のNHK/BSワールドニュースを見た。フランスF2は「フランスの2020年のGDPは5.8%減、米国、2.0%減、ドイツ、2.2%減よりはるかに大きい。4500万ユーロ(5兆3,000万円)コロナ対策予算を用意し、26日にも発表する。病院、自動車産業など重点的に実施する。その程度では全く足らないとの指摘が専門家から既に出ている。一方、バー、レストランなどを6月2日から制限をつけて再開する。町の声は「フランスは役人仕事で何かにつけてやることが遅いと批判している。」と伝えた後「アメリカではマスクを巡る争いが絶えない。」と紹介、「我々は共産党ではない。マスクをするかしないかは自分で決める。」と言う人や、「規則ですから」と言う店員につばを吐きかけて店を出て行く様子を映していた。

ドイツZDFは「5月24日、一部を除き制限解除を始めた。6月6日には全面解除が決まっている。ところが、解除後に新たに感染者が出ている。国民の一部からは解除は時期尚早だという意見がある。社民党、左派党など政党の中でも意見が分かれている。」と伝えたあと「イスラム教徒のラマダンが終わった。ドイツには470万人のイスラム教徒が住んでいる。ラマダン期間中は断食、セックスも出来ない。コロナ規制のため、ソーシアルディスタントを取りながら久しぶりのレストランでの食事を楽しむ様子を映していた。スペインTVBは、「観光業がスペイン経済を左右する。6月制限解除を控えて「リゾートホテルの予約アクセスが142%増加した」と語るホテルオーナーを映していた。一方、「2ケ月間の自宅待機でバルセロナだけで3,100件のDV報告があった」と伝えた。

英BBCは「24日、英国で新たに118人がコロナで死亡、死者の数が36,792人に増えた」と冒頭紹介の後、英政府は国民に違反者に1,000ポンドの罰金で外出制限を3月23日に実施した。ところが、妻がコロナに感染したとして一部閣僚が400キロも離れた場所へ移動していたことで、国民への差別だとジョンソ首相は激しい批判にさらされている。ジョンソン氏は「合法だ。何ら問題ないと擁護している。」と伝えた。カタールアルジャジーラは「トルコのコロナ感染者、15万、死亡4,300人と他国と比べて格段に少ない。」と紹介、「感染者が出始めた3月初めからPRC検査をただちに実施、感染者を隔離した。「8時間勤務だが家に帰らず不眠不休で対応しました」と誇らしげに語るある女性看護師の姿を映していた。

韓国KBSは「小中高の学校の授業が再開される。ソーシアルデイスタンスなど規則を守りながらの開始となる。一方、集団感染が新たに出た。17人出たあるケースでは内8人が海外からだったと伝えたあと「北朝鮮、キムジョンウンが姿を現し、核抑止力強化を強調した。アメリカに圧力をかける狙いと見られる」と伝えた。久しぶりに2回続けてNHK/BS「ワールドニュース」を見た。映像の威力を改めて実感できた。世界中がコロナ一色だと知ることが出来た。今回の新型コロナウイルスは日本もだが世界中の人々の生きざまはじめシステムさえも根本的に変えさせる契機となるかもしれない。健康第一で乗り切りたい。(了)

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コロナ感染に中国の対香港圧力強化の追い打ちで米中対立エスカレート、NY市場は様子見、一方、中国全人代で2020年成長目標見送り、中国経済の厳しい将来を示唆とNYタイムズ紙(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-23 10:03:27 | 経済学
「週末22日のNYダウは小幅安、ほぼ横ばいで取引を終えた。ただ、年末までに新型コロナウイルスワクチンが手許に届くとの楽観論から、週ベースでは値上がりした、②中国政府は対香港規制強化と新型コロナウイルスの成果をプロパガンダする一方、コロナ挑戦の厳しさを認め、GDP国内総生産目標を見送った。③トランプ米大統領は、米大統領選、接戦州、ミシガンにあるフォード工場訪問、操業再開を高く評価した。④日銀は日本のコロナ対策として異例の7,000億ドル(7兆5,000億円)の資金供給を発表した、⑤中国の4月輸出は3.5%増加した。一方、輸入は14.2%減少した。輸入大幅減少は中国経済の実情を反映している。」と22日、WSJ紙電子版が伝えた。

22日、ブルームバーグ電子版は「①22日、NYダウは小幅下げたが週間では値上がりした。NY原油は4週連続で値上がりした、②中国の4月輸入は大幅に減少した。原油輸入が4,043トンと7.5%減が響いた。一方、中国の4月の原油生産は1,587トンとほぼ前年並みだった。」と伝えた。22日、NYタイムズ電子版は「①中国政府、香港統制強化を表明、米国は報復、22日、アジアのハブ、香港株価、5%強急落、②中国政府、前例を無視、2020年経済成長目標発表率見送った。中国経済は再開を始めたが、先行きの難しさを示唆している。」と伝えた。22日、ワシントンポスト電子版は「コロナ死者が増加する中、公式の旅行で各州を回り、コロナウイルスを恐れず操業再開を訴え、事実上の選挙キャンペーンに入った。一方、バイデンは黒人支持固めで積極的にラジヲキャンペーンを続けている。」と伝えた。

22日、ロイター電子版は「22日、NYダウは24,465ドル、8ドル安、ほぼ横ばい、ナスダック、9,324、0.4%高、S&P500,0.2%高で取引を終えた。ダウは取引開始早々、中国の香港規制強化、ポンぺオ米国務表間による報復発言受けて値下がりして始まった。取引終了にかけて都市封鎖解除、工場再開の動きを受けて下げ幅を取り戻した。恐怖指数VIXは28.09%と3.0%下落した。米中対立激化を材料に債券が買われ10年債米利回りが0.66%へ低下した。NY外為市場ではドルは対円でほぼ横ばい、1ドル=107.62円で取引された。対円でユーロは売られ1ユーロ=117.31円、英ポンドは1英ポンド=130.99円で取引された。NY原油市場ではこのところ上げていた反動でWTIがバレル33.41ドル、ブレントオイル、同35.16ドルと反落した。NY金はオンス1,734.45ドルと小幅安も全般堅調。プラチナはオンス883.80ドルへ小幅戻した。」と伝えた。昔プラチナは金より高かった。今様変わりだ。

22日、ロイター電子版は「ロシアのコロナ感染者32万6,400人に対し死者は3,249人と極端に少ない。ガンを患っていた夫がコロナに感染後死亡した妻のコルニコワさんは「出来るだけコロナ死者数を抑えるべきだというのが政府の方針だ。コロナにかからなければもっと生きられた。」と話している。政府の見解は「コロナに感染すると慢性疾患の合併症が起きるが死者として数える必要がない」である。ロシアの医療関係の専門家の中には「コロナで感染して死亡した人はコロナ死亡者に含めるべきだ」いう意見もある」と伝えた。(了)

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米失業者増加データにコロナ巡る米中対立エスカレートでNY株下げる、一方、新型コロナウイルス感染者数世界で503万突破、死者32万9,000突破、増加止まらず(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-22 10:20:32 | 経済学
「米新規失業保険申請者数が240万人と増加継続で21日、NYダウは小幅反落した。フォードが一部工場操業停止を発表した。トランプ大統領は接戦州、ミシガン、ネバタに勢力投入している。」と21日、WSJ紙電子版が伝えた。21日、ブルームバーグ電子版は「①トランプ大統領はウイルス対策に関連して具体的に名前を挙げなかったが事実上、習主席を非難、米中対立エスカレートでNY株が値下がりした。米新規失業申請件数の増加止まらず株価を押し下げた。NY原油は続伸した。②中国東北部で新たなクラスター(ウイルス集団感染)が拡大している。武漢ウイルスとは異なり、ヨーロッパで感染しロシア経由で中国に入ったと見られる。新型コロナウイルスは変異を繰り返しては拡散している。専門家は「ピークは過ぎたと判断すると危険だ。感染拡大は長期化する。」と見ている。」と伝えた。

21日、NYタイムズ電子版は「ここ9週間で米国では延べ3,800万人が失業保険を申請した。あるエコノミストは想像していた以上に控えめな数字だと述べた。一方、240万人が新に失業保険を申請した。フリーランサー、アーチスト、SmithAdamsさんは2ケ月前に失業保険を申請したがいまだに手元に届かない」と話した。」と伝えた。21日、ワシントンポスト紙電子版は「中国政府は香港に対する「一国二制度」を事実上終わらせる法律的措置を取ったことがうかがえる。」と伝えた。

21日、ロイター通信電子版は「21日、NY市場は、ダウは24,474ドル、101ドル、0.4%安、ナスダック、9,284、1.0%安、S&P500,2,953,0.8%安と揃って値下がりした。恐怖指数VIXは29.53%,5.5%上昇、10年物米国債利回りは0.4%下落した。NY外為市場では1ドル=107.61円、1ユーロ=117.79円、1英ポンド=131.52円で取引された。対主要通貨では円安が進んだ。一部に日本の4月の輸出が前年同月比21.9%減が意識された。NY原油はWTIはバレル33.98ドル、前日比1.5%高と続伸、ブレントオイル、同36.09ドル、1.0%高で取引された。米石油在庫が予想以上に減ったことが材料視された。NY金はオンス1,726.20ドル小幅安で取引された。プラチナは同867ドルへ7.2% 反落した。」と伝えた。

22日朝、7時台のNHK/BS「ワールドニュース」をこの日も見た。英BBCは「英国で新たに338人死亡、累計3万6,042 人。NHS国民 医療保険制度を巡り国立病院勤務の看護師支援上限拡大で与政権与党ジョンソン首相が労働党に譲歩した。」と伝えた。フランスF2は「①フランス議会で可決されたマスク義務化が非常事態宣言解除後、一般に徹底できていない。20日、新たにフランスで死者が83人、累計で2万8,215人に達した。②ロシアシベリアで5,000人の部隊でクラスタ―が発生1,200人陽性が確認された。」と伝えた。韓国KBSは「新たに感染者が増加している。一人のウイルス陽性のカメラマンから4次感染まで拡大した。」と伝えた。カラオケ店など当局の検査が厳しく実施されている。規則違反に直ちに営業停止の張り紙が張られる様子を映していた。フランスF2はアルプスでスキー客が規制解除で最後のシーズンぎりぎりでスキーを楽しんだと語る様子を映していた。(了)

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コロナウイルス感染拡大は無視、経済活動再開の動きから悲観論が後退、NY株上げる、NY原油、バレル33ドル回復も相場を支援(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-21 11:07:09 | 経済学
「コロナウイルス感染拡大が続く中、一方で、欧米その他で緩慢ながらも一部で経済活動再開の動きが見られるとして悲観論が後退した。20日の米国株は値上がりして取引を終えた。NY原油(WTI)が続伸、バレル33ドルまで値上がりしたことも株価を支援した。20日公表された4月会合米FOMC議事録で「コロナウイルスが米経済を崩壊させた。中期的にもコロナ感染拡大が世界経済に重くのしかかると指摘、量的緩和再開を示唆した。」と20日付けのWSJ紙電子版は伝えた。20日、ブルームバーグ電子版は「米FRB当局が金融安定を確かなものにするためにあらゆる手を打つことが確認された。」と伝えたあと「コロナウイルス対応で、ハイテク韓国、ペーパーワーク主体日本を打ち負かす」とのタイトルで日本政府がコロナ経済救済で日本が後れを取っている」と指摘した記事を掲載した。

20日、ロイター電子版は「20日、NY市場ではコロナウイルス感染拡大を横眼でにらみながらも楽観論が復活、ダウは24,575ドル、369ドル、1.5%高、ナスダック、9,375、2.1%高、S&P500,2,971,1.7%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは27.99と8.3%減、10年物米国債利回りは0.679%へ低下した。NY外為市場ではドルが売られ、1ドル=107.57円、1ユーロ=118.11円、1英ポンド=131.49円で取引された。NY原油は減産強化と需要回復からバレル33.49ドルへ続伸した。ブレントオイルは同35.81ドルで取引された。NY金はオンス1,752.10ドルと小幅続伸した。安値拾いからプラチナがオンス936ドル、5.2%高で取引された。」と伝えた。

21日、朝7時台放送のNHK/BS「ワールドニュース」をほぼ半年ぶりに見た。英BBCは「コロナウイルス感染拡大で特に航空機分野の早期回復が期待できないとしてロールスロイスが全従業員の5分の1に当たる9,000人解雇を発表した。世界各地で動揺が広がっている」と伝えた。フランスF2は「コロナウイルスによる自動車販売不振でルノーが3工場の操業無期限停止を発表した。フランス政府はルノー株を15%保有しているが経営改善のためには工場閉鎖は避けることが出来ないとしている」と伝えた。スペインTVEは「スペイン政府は5月20日から各家庭にマスク使用を義務付けると発表した。ある家族が「マスク一枚3.5ユーロ(413円)。月260ユーロ(3万円)のマスク負担が増える。とても耐えられない」と話す様子を伝えていた。21日朝放送の韓国KBSは「20日、韓国検察が慰安婦団体「正義連」を国庫補助金や寄付金流用の疑いで同団体事務所を家宅捜索した。前理事長、ユン・ミヒャン氏と行動を共にしてきたイ・ヨンスさんが告発した。先の選挙で当選した前理事長、ユン氏の資格はく奪の可能性も出てきた」と伝えた。

20日、NYタイムズ電子版で、DavidCelles記者は「新型コロナウイル感染拡大以前は大型イベント開催など人々の往来を活発化させて経済を拡大させてきた。新型コロナウイルス感染拡大で人が集まることを禁止もしくは抑制が義務付けられ、180度生き方の転換が求められ、多くの人々の間に不安が蔓延していることが最大の問題だ。」と指摘していた。(了)

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NY株、急騰後の利益確定売りが出て反落、新型コロナウイルスワクチンに疑念で売り、一方、外国人は日本株売り越し継続、日本に新陳代謝なしと見透かされているとアナリスト(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-20 09:44:59 | 経済学
「モデルナ株が19日、10.4%急落した。医学紙STATは「多くの専門家の意見を集約すれば「モデルナが言う、3つのグループごとの抗体形成の違いについて詳細な説明がない。信憑性に欠ける。ワクチン開発は、プレスリリーフではなく医学専門誌で十分なデータと共に発表されるべきだ。」と主張している」と19日、ブルームバーグ電子版が伝えた。

19日、ブルームバーグ電子版は「①19日、NY株式市場はモデルナ・ワクチンに対する疑念から取引終了にかけて急落した。NYダウは24,209ドル、1.6%値下がりした、②NY原油は減産、需要増から続伸した、③4月の米新規住宅着工件数が1959年以来最低の89万件、2005年2月来最大幅30.2%減少した。④世界の新型コロナ感染者数は483万4,279人、回復者、180万9,260人、死亡者、31万9,220人とジョンズホスキンス大学が発表した。感染者数は米国152万人と依然増加が続いている。感染者数2位はロシア、29万9,000人、3位ブラジルが25万人13%増加、インドの感染者数が10万人を超えた。」と伝えた。

19日、ロイター電子版は「19日、24,209ドル、390ドル、1.6%安、ナスダック、9,185,0.5%安、S&P500,2,922,1.1%安で揃って値下がりした。モデルナ社開発の新型コロナウイルスのワクチン報道を材料にした急騰の反動もあり利益確定の売りが出た。恐怖指数VIXは30.53%と4.2%増加、米10年物国債利回りは0.71%へ低下した。パウエル米FRB議長が米上院銀行委員会で証言、コロナ被害を抑えるためには手段を選ばない。潤沢な資金供給を続けると語ったことが影響した。NY外為市場では1ドル=107.72円、1ユーロ=117.70円、1英ポンド=131.92円と主要通貨に対して円安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル31.89ドル、一時、同32.91ドルまで買われた。欧米で都市封鎖一部解除の動きから原油、ガソリン需要が増加している。ブレントオイルは同34.56ドルと小幅反落した。NY金はオンス1,748.29ドルと金に対する買い人気は衰えていない。」と伝えた。

19日、ヤフーファイナンス電子版による個別銘柄の動きではアップル、313ドル、0.6%安、ダウを12ポイント押し下げた。ボーイング、130、3.7%安、同33押し下げ、ホームデポ、238ドル、3.0%安、同49押し下げ、ゴールドマン、177、2.2%安、同27押し下げた。ナスダックではアマゾン、2,449ドル、1.0%高、アリババ、217ドル、0.9%高、フエイースブック、216ドル、1.7%高と堅調を持続した。一方、バンカメ、3.1%安、シティ、2.7%安、モルガンスタンレー、2.4%安と金融株が揃って値下がりした。」と伝えた。

閑話休題。日本では株嫌いの人が多い。株価は全てではないが日本ではゾンビ会社の株が良し悪し別にして上場を継続している。「新型コロナウイルス感染拡大は、日本人の生き方そのものを大きく転換させる千載一隅のチャンスである。ところが、外国人投資家は日本株に買い気を示していない。日本では、人にも企業にも政府にも「新陳代謝」が起きそうにないと見透かされている」とアナリスト、市川真一氏がロイター電子版に書いておられた。(了)

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新型コロナワクチン開発期待からNYダウ3.9%急騰、米経済本格回復は2021年末と見るがワクチン開発次第、米国経済の将来を楽観とのパウエルFRB議長発言も相場を支援(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-19 10:07:27 | 経済学
「新型コロナウイルスワクチン開発期待から週明け5月18日、NYダウは3.9%急騰した。パウエルFRB議長発言、NY原油上昇が併せ相場を支えた。」と18日、WSJ紙電子版は伝えた。18日、ブルームバーグ電子版は「18日、米ワクチン成功期待からNY株は急騰した。NY原油(WTI)需要回復期待からバレル32ドル台まで回復した。一部工場操業再開、都市封鎖解除から需要回復、一方、サウジ減産、米国シエール減産報道が背景。」と伝えた。

18日、NYタイムズ電子版は「ワクチン開発期待から米株が急騰した。パウエルFRB議長は17日、CBS記者とのインタビューで米国経済の先行きに楽観している。米国経済の現状は極めて厳しいが楽観していると語ったことも相場を支えた。パウエル氏は「米国経済はワクチン無くしては勝てない。回復の道のりは長い。本格的回復は2021年末までかかる。誰も分からない。しかし、米国経済回復に私は「負け」側にお金を賭けていない」と語った。米自動車労働者がマスク、手袋着用して職職場復帰を開始した。NY原油相場が需要回復から値上がりした。」と伝えた。

18日、ロイター電子版は「18日、バイオ企業、モデルナ株が80ドル、20%急騰した。モデルモ社は細胞に指令を出し、細胞内のたんぱく質を生成する新しい治療法を各種の予防ワクチンの分野で提供している。新型コロナウイルスワクチン開発でNIH(アメリカ国立衛生研究所)と共同で今年3月から臨床実験していたが「ワクチンを投与した患者の血液中の新型コロナウイルスに対する抗体の値が上昇した」と発表した。」と伝えた。19日、NHKニュース電子版は「モデルナ社は「臨床試験の初期の結果で接種を受けた人(8名)の抗体の値が上昇した。予防の可能性が実証された。」と17日発表した。7月に最終的に効果や安全性を確認後、第3段階に進む。」と伝えた。

18日、ロイター電子版は「18日、NY市場でダウは24,597ドル、911ドル、先週末比3.9% 急騰した。ナスダック、9,234,2.4% 高、S&P500,2,953,3.2%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは29.30、8.1%減、米債券が売られ、10年物米国債利回りは0.74%へ16.3%急上昇した。NY外為市場でドル買い戻しから、1ドル=107.33円、1ユーロ=117.17円、1英ポンド=130.89円で取引された。欧州株価指数が上昇、ドイツ株5.7%高、原油高からロシア株も5.5%上げた。NY原油(WTI)はバレル32.38ドル、9.7%値上りした。ブレントオイルは同35.37 ドルへ上昇した。NY金はオンス1,734.15ドルへ小幅反落した。」と伝えた。18日、ヤフーファイナンス電子版は「18日、ボーイング、135ドル、12.9%高、ダウ指数を104ポイント押し上げた。サウジがボーイングのミサイルシステムを材料に1~3月期に大量に安値買いしていたことが分かった。ゴールドマン、5.8%高、ダウを67押し上げた。その他バンカメ、7.0%高、シティ、9.0%高、モルガンスタンレー、18.0%高と金融株の値上りが特に目立った。」と伝えた。株価は全てでないが、ワクチンが出来れば何とかなる。一部ワクチン開発メーカー株価急騰に人々の気持ちが素直に表れたようだ。(了)

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米国の弱い経済データ無視、NY株小幅に続伸、NY原油、バレル29ドル台回復、一方、世界の海で行き場を失った378隻のクルーズ船が停泊していると15日、ロイター電子版(学校で教えてくれない経済学)、

2020-05-16 11:07:17 | 経済学
「4月の米小売り売上高が前月比16.4%マイナスや米中対立がエスカレートする中で、15日のNYダウは300ドル近く下げて始まったが終値ではほぼ横ばいの前日比60ドル高、23,885ドルで取引を終えた。V字型回復は誰も期待していないが、全てが敗者ではないと一部の専門家は指摘している。5月のミシガン大消費者信頼感指数は予想68.0に対し73.7だった。景気「先行」指数は67.7と2013年11来以来の最低を記録したが予想の60.2より大きかった。米国での多くの州での経済活動再開の動きが背景にあると見られる。米国の新型コロナ感染者数は増加を続けている。検査件数を増やした一部州で感染数が増加した。NY原油(WTI)はバレル29.71ドルまで回復した。」と15日、WSJ紙電子版は伝えた。

15日、ブルームバーグ電子版は「①米国の弱データを無視、NY株は値上がりした。NY原油は3週連続で上昇した。米シエールガスが掘削数を減らしたことと米原油在庫の減少が材料視された。②米国にはインド人、英国人、イラン人など多く生活しているが、外国人は税金は納めているが、新型コロナ対策で失業していても失業保険を申請資格がないため仕事先を求めてアメリカを出ていく家族や個人が増えている。」と伝えた。15日、NYタイムズ電子版は「4月米小売り高が前月比16.4%減と米商務省が発表した。4~6期の米GDPは40%マイナス予測である。米国の業務再開で動き始めたがどんな業種が再開し、彼らが第2、第3波の感染にどこまで影響を回避できるか明らかになっていない。」と伝えた。

15日、ロイター電子版は「15日、NY株式市場でダウは60ドル,0.3%高、ナスダックは9,014,0.8%高、S&P500,2,863,0.4%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは31.89へ2.2%下落した。債券が売られ米10年債利回りが0.64%へ3.4%上昇した。NY外為市場では1ドル=107.04円、1ユーロ=115.78円、1英ポンド=129.60円で取引された。英ポンドが勢いを失った。NY原油(WTI)はバレル29.71ドルと続伸、ブレントオイルは同32.82ドルと30ドル台を回復した。NY金はオンス1,753.15ドルと続伸底堅い」と伝えた。ヤフーファイナンスは「アップル、0.6%安、ボーイング、2.1% 安、JPモルガン,1.9% 安でNYダウ指数を押し下げたが、マイクロソフト、1.5%高、ホームデポ、2.1%高、テーマパーク再開を始めたウオルトディズニー、3.0%高、全米では小売り高減もウオルマート、2.0%高でダウ指数を押し上げた。アマゾン、0.9%高、アリババ、1.2%高、フェイスブック、2.0%高、ツイッター、1.5%高とコロナ禍ものともせず相場は堅調を維持している」と伝えた。

15日、ロイター電子版は「行き場を失ったクルーズ船がマニラ沖に20隻余りが群れを成して停泊している。客は一人も乗っていない。一隻あたり30~40%はフイリピン人スタッフが乗っている。再びクルーズ船の仕事にありつけるか分らない。5月8日現在、世界で378隻のクルーズ船がカリブ海、地中海、大西洋、南アメリカ沖で停泊している。米国ではCDC(米疾病センター)の勧告により7月24日までクルーズ船の運航は禁止されている。」と伝えた。余談ながら712名乗船したクルーズ船が横浜港に2月停泊、あと9名が死亡している。(了)

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