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NYダウ、710ドル大幅安、コロナ感染拡大懸念、IMF,世界経済見通しマイナス3%を同4.9%へ下方修正で(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-25 09:55:15 | 経済学

「新型コロナウイルスの新たな感染拡大が米33州で確認され、二次感染の怖れが改めて認識された。世界の新型コロナウイルス感染者数は927万人を超え、死亡者は47万7,800人、米国の感染者は234万人を超え、死亡者は12万1,000人を超えた。感染拡大は経済再開リスクを高めそれが経済回復を妨げるとの懸念から25日のNY市場ではダウ、25,445ドル、710ドル、2.7%安、S&P500,3.050ポイント、2.6%安、ナスダック、9,909,2.2%安と揃って値下がりした。米下院議会で25日、CDC(米疾病センター)、レッドフィルドア所長は「新型コロナウイルスは米国を屈服させた」と証言した。一方、IMFは24日、世界経済見通しを新型コロナウイルスリスクを過小評価していたとして4月のマイナス3.0%をマイナス4.9%へ下方修正した。」と25日、WSJ紙電子版は伝えた。

 

25日、ブルームバーグ電子版は「新型コロナウイルス感染拡大で米株は大幅下落した。IMFが世界経済見通しを下方修正した。NY原油が原油在庫増加でバレル38.02ドル、5.8%安、ブレント、同40.28ドル、5.5%安と大幅値下がりした。」と伝えた。25日、ロイター電子版は「コロナリスクが改めて認識され、NY株は大きく反落した。恐怖指数VIXが34.37へ9.6%上昇した。米債券が買はれ、米10年債利回りは0.6810%へ4.0%下落した。NY外為市場ではドルが対ユーロ、対円で買い戻され1ドル=107.06円、1ユーロ=120.46円、1英ポンド=132.94円で取引された。NY金は一時、オンス1,796.10ドルと1,800ドルに接近した後売られ、同1,776.20ドルとほぼ横ばいで取引された。」と伝えた。

 

25日、ロイター通信電子版は「米国とEU間で航空企業に対する補助金を巡り軋轢が高まっている。WTO(世界貿易機関)は米国が求めた欧州による対エアバス助成金は違法と認めた。一方、EUは米ボーイングへの米国政府の112億ドル助成への報復として112億ドル相当の米国品に関税発動でWTOと交渉中である。EUは7月1日からEUへの入国制限緩和を発表しているが米国をリストから外した。中国の「国家安全法」の香港への適用の報復として米国は新たに中国品へ関税を引き上げる。一連の貿易摩擦悪化にコロナリスク拡大が加わりIMFは世界経済見通しを下方修正した。米国はマイナス5.9%から同8.0%へ、ユーロ圏はマイナス7.5%から同10.2%へそれぞれマイナス幅を拡大した。IMFチーフエコノミスト、ギタ・コビナス氏は「二次感染リスク、雇用減少、貿易戦争勃発リスクの高まりで世界経済の回復を一段と遅らせる。株式市場は楽観的に過ぎる。」と語った。」と伝えた。

 

25日、WSJ電子版は「夏のキャンプシーズンオープンでの心得」と題して同紙家庭欄での記事を以下紹介する。「①連邦政府、州、自治体の広報誌に必ず目を通す。キャンプ場などの施設が具体的にコロナウイルスリスクを減らすために何を具体的に用意しているか。②スタッフのマスク着用、テーブルに皿ごと配膳せず、子供ひとりひとりに手渡ししているか,③小人数、距離を取ることでスタッフの対応が出来ているか、④途中キャンセルに払い戻しの有無を確認する」と出ていた。日本では何となく参加するケースが多い。要注意だ。(了)


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NY市場、ナスダックが過去最高値更新、年初来13%高、ダウ、アップル一人健闘、0.5%高も全体では、年初から8.3%安とWSJ紙電子版(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-24 09:36:41 | 経済学

「アップルとアマゾンが相場を牽引した。23日のNY市場で、ナスダックは過去最高値を更新、10,131ポイント、0.7%高、年初から13%高で取引を終えた。ナスダック採用銘柄、アマゾン株は2,764ドル、1.9%高と過去最高値を更新した。アマゾン株は年初来10%以上値上がりしている。ダウは16,156ドル、131ドル、0.5%高で取引を終えた。アップル株は366ドル、2.1%高、アップル1銘柄でダウを51ドル押し上げた。その他の多くの銘柄は冴えない。ダウは年初から8.3%値下りしている。アップルiphon心臓部門「Mac」を自社製に切り替えたと23日開かれた世界開発者会議で発表した。一部投資会社がアップル株の目標価格を380ドルと引き上げたことが相場を刺激した。S&P500,3,131ポイント、0.4%高、年初から3.1%値下がりしている。」と23日、WSJ紙電子版は伝えた。

 

23日、ロイター電子版は「恐怖指数VIX,31.25%,前日比1.6%低下した。10年物米債券利回りは0.7140%へ上昇したが、NY外為ではドルは対ユーロ、対円ともに下落した。日本円は1ドル=106.52円へ円高が進んだ。1ユーロ=120.43円、1英ポンド=133.36円で取引された。NY原油はWTIがバレル40.24ドル、1.2%安、ブレント、42.37ドル、1.7%安それぞれ値下がりした。NY金は引き続き安全パイとして買はれ、オンス1,785.00ドル、0.2%高と続伸した。NY金は年初から16%値上りしている。」と伝えた。

 

23日、NYタイムズ紙電子版は「①EU(欧州連合)は7月1日から入国規制を緩和すると発表した。米国は対象リストから除外された。②米CDC(疾病センター)ファウチ最高責任者他4名が米下院議会下院の公聴会で新型コロナウイルに関して証言予定である。ファウチ氏は「先にトランプ米大統領がウイルス検査拡大に否定的見解を示したことに対して反対費用名する、③過去数ケ月、感染はナースセンター、刑務所、食肉加工場が多かったが、最近は教会、ストリップ劇場などへ拡大している、④バイデン選挙対策本部は、女性候補に限定、複数回の対面調査と候補のプライベートな身元調査を合わせ7月1日発表予定の副大統領候補の絞り込みを進めている。⑤トランプ大統領は、23日、ホワイトハウスにマイクロソフト、アマゾン、ツイッターCEOを招いた。」と伝えた。

 

24日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ドイツノーザンウエストフアーレン州で新たなコロナウイルス、クラスター感染が確認され50人以上の陽性患者が判明した。発生源は州内の食肉処理ロベルトコッホ研究所は「2次感染拡大阻止に向けて非常事態宣言を発動した。」と伝えた。英BBCは「ジョンソン首相はマスクなどの条件付きながらソシアルディスタンスを2メートルから1メートへ緩和するなど制限緩和措置を7月1日から実施する。」と発表した。英議会で労働党首が急ぎ過ぎた解除は二次感染リスクと批判した。」と伝えた。中国CCTVは「中国、ロシア、インド外相がリモートテレビ会談を行い意見交換した。」と伝えた。韓国KBSは「終戦70周年に合わせて米国から韓国人遺骨147体返還セレモニーが開かれた。内140体の身元は分かっていない。」と伝えた。(了)


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コロナ感染者拡大を横目に見ながら米FRBのウルトラ金融政策期待を優先、NYダウ上伸、一方、ゼロ金利長期化で安全資産としてNY金、7年半ぶりの高値更新(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-23 11:34:25 | 経済学

「週明け22日、NY市場は、ダウ26,024ドル、153ドル、0.6%高、S&P500,10.056,0.7%高、ナスダック、3,117、0.7%高と値上がりした。投資家は米一部州での新型コロナウイルス感染者数拡大を横目に見ながら米FRBによるウルトラ金融支援策による経済回復期待を優先した。5月米中古住宅販売高が391万戸と前年比マイナス26.6%と2010年10月来のレベルに低下した。しかし、「利上げは程遠い」とのボストン連銀、ローゼンバーグ総裁が発言した。10年物米国債利回りが低下した。つれて下がる30年物利回りに連動する住宅ローン金利が下げた。米住宅市場は「5月が底」と見ているようだ。恐怖指数VIXは31.77へ9.5%低下した。」と22日、WSJ紙電子版は伝えた。

 

WSJ紙は「先行き不透明は長期的に継続する。コロナ「二次感染」の懸念も全く消えていない。それが資金の逃避先として債券と金が買われた。米債券10年物利回りは6.709%と低位を維持している。一方。NY金は、瞬間的にオンス1,700ドルを割ったが、底堅く推移していた。22日、2012年10月来、7年半来の高値、オンス1,765.50ドルで取引を終えた。一時、同1,778.95ドルまで買はれた。NY原油はバレル、40.61ドル、ブレント、同43.01ドルと今年3月半ばの水準まで戻した。原油反発に加えて金,銅、アルミ、ニッケルなど他の原料相場が底堅く推移している。原料相場の堅調は先行きの経済再開、景気回復のシグナルと投資家は見ている。」と22日、WSJ紙電子版は伝えた。

 

22日、ワシントンポスト(WP)電子版は「ウクライナの政治情勢が混とんとしている。米大統領選挙との関連では、民主党バイデン候補とのウクライナ大政権との賄賂リンクは峠を越したとの見方が出てきた。」と伝えた。WP紙は「①マクロン仏大統領はロンドンを再度訪問、海外から渡航者に対する14日待機条件撤廃を英国政府に求めた。②Black Lives Matter(黒人の命は重要)」のデモ米国での流れが欧州と米国を分断している。ドイツ連邦議会ただ一人の議員、Karampu Daiaby氏は「人種問題は欧州が身体の正面で受け止める必要がある問題だ」と発言した。」と伝えた。

 

22日、NYタイムズ紙電子版は「①2016年、米大統領選挙で、絶対優位とされたヒラリークリントン候補が敗れた。それがトラウマとなって「敗北の再来」を真剣に懸念している。

民主党内では一向にバイデン支持が盛り上がらない。一方、直近の世論調査ではトランプ支持42.7%と変わらず。トランプ不支持は54.8%へ上昇した。②米南部オクラホマ州タスラで開かれた3ケ月振りの共和党集会では医療関係者が参加を控えるよう勧めた面はあるが1万5,000人収容可能な施設は上階に空席が目立った。」と伝えた。22日付けNHKニュース電子版は「ボルトン前大統領補佐官は、20日、ABCキャスター、マーサ・ダラッサ氏とのインタビューで「トランプ氏は一期限りの米大統領として記憶に残らせるべきだと思い500ページの本にまとめた。致命的となりうる国家安全保障政策で一貫した政策も哲学もない。あるのは自分が11月に再選されるかどうかだけだった。」と語ったと伝えた。(了)


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新型コロナウイルス感染拡大の怖れからNY市場は様子見、NYダウ続落、一方、クルージング大手カーニバル赤字決算発表も「2021年の予約は好調」とWSJ紙電子版(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-19 08:54:27 | 経済学

「先週1週間の米新規失業保険申請件数が150.8万件とその前の週の157万件を下回ったが依然として高い水準を維持した。テキサス、アリゾナ、アラバマなど経済活動再開を優先した州での新型コロナウイルス感染者数が急増している。集中治療室利用率がアラバマでは96%に達した。一方、中国北京での新規感染者が150人を超えた。感染者増加州の知事は都市封鎖を再開する意向はないと言明している。18日、NY市場でナスダックは9,943、0.3%高もダウは26,080ドル、39ドル、0.2%安、S&P500、3,115、0.1%高とまちまちで取引を終えた。」と18日、WSJ電子版は伝えた。

 

18日、ロイター電は「18日のNY株式市場は新規失業保険申請件数が予想以上に減らなかったことからまちまちで取引を終えた。ダウは一時前日比200ドル近く下げた。恐怖指数VIXは32.66と2.4%下落した。米債券が買われ10年物米債利回りは0.7000%へ低下した。NY外為市場では狭いレンジ内の動きに終始した。1ドル=106.99円とほぼ横ばいだったが、1ユーロ=119.83円、1英ポンド=132.88円とユーロ安、英ポンド安が進んだ。NY原油はWTIがバレル38.86ドル、2.5% 高、ブレント、同41.47ドル、1.9%高と値上りした。

米ガソリンが都市封鎖一部解除、経済活動一部消費が増えて値上がりしたことが原油相場高を支援した。NY金はオンス1,731.00ドルと小幅下げた。」と伝えた。

 

18日、ブルームバーグ電子版は「中国の疫学専門家、呉尊友氏は「北京でのクラスター感染は6月14日にピークをつけた」と語った。」と伝えた。ブルームバーグは「トランプ大統領は18日「新型ウイルス感染拡大は中国が役割を果たした」と語った。次期米大統領選に敗北すればと問われた後「別の仕事をするだけだ」と答えた。バイデン民主党大統領候補は「トランプ氏は「選挙結果を妨害する可能性がある」とけん制したことに対するトランプ大統領の反応と見られる。」と伝えた。あと米大統領選まで4月余り、世界が注目している。

 

19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「ワシントン訪問の朝鮮半島平和交渉本部長は米リーガン代表と非公式に会談した。北朝鮮の韓国に対する非難のレベルは多少弱まった。北朝鮮による韓国への挑発に「韓国軍は日常的に対応している。突発的動きに対応できるため偵察機を飛ばしている。」と韓国国防相当局は語った。」と伝えた。

中国CCTVは「超中国外務省報道官は「中国インド間国境での武力衝突に軍事外交両面から早期収拾を図ることで合意した」と語った」と伝えた。英BBCは「第二次大戦中「また会いましょう」を歌い英国軍人、市民に勇気を与えた英国人歌手ベラ・リンさんが亡くなった。103歳だった。」と伝えたあと「マクロン仏大統領はドゴール仏大統領が80年前英国でラジオ演説し団結を呼びかけた6月18日英国を訪問、英仏間の渡航規制緩和を協議した」と伝えた。ドイツZDFは「メルケル独首相はEU議会委員長国を務める。「5,000億ユーロ新型コロナ救済計画を断固実行する」と語った。フランスF2は「コルシカ島は フランス人人気スポットだが夏のバカンスには本格的回復は無理、9月からだろう」と伝えた。(了)


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NY株式、米FRBの債券購入拡大計画発表で安心感が広まり、1%前後反発、一方、石油大手BP,175億ドル(1兆8,000億円)評価損発表とWSJ紙電子版(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-16 09:47:52 | 経済学

「週明け15日、NY市場は、米FRBが社債買い計画に参加すると表明の後反発に転じ、ダウ、25,763ドル、0.6%高、S&P500,3,066、0.8%高、ナスダック、9,726、1.4%高とそれぞれ上げて取引を終えた。安値から始まったダウは安値、24,843 ドル、高値25,891ドルと1,000ドル幅で動く不安定な取引だった。」と15日、WSJ電子版は伝えた。

 

15日、ロイター電は「恐怖指数VIXは35.04%へ約3%低下、債券が買われ10年物米債券利回りは0.7130%へ上昇した。NY外為市場ではドルは狭いレンジ内で取引、1ドル=107.33円、1ユーロ=121.66円、1英ポンド=135.55円で取引された。NY原油はWTIはバレル37.05ドル、ブレント、同39.71ドルと小幅反発した。NY金はオンス1,733.55ドルと小幅値上がりした。一方、東京市場で新型コロナ二次感染懸念から、15日、日経ダウが770円急落したが米株反発を受けて、シカゴ日経先物は値上前日の日経ダウ比400円近く上げて取引されている。」と伝えた。

 

15日、ブルームバーグ電子版は「石油大手BPは会社全体の従業員の14%にあたる10,000人削減を発表した。4~6月期に175億ドル(約1兆8,700億円)のwrite-down(簿価評価切り下げ)を実施する。コロナ感染拡大で原油需要減少で原油相場の値下がりとこの先、炭素燃料離れが進むことにより長期的に石油天然ガス価格は20~30%値下がりする。低炭素経済への移行が加速する。今回の簿価評価切り下げは10年前メキシコ湾重油流失以来の最大規模となる。」と伝えた。

 

15日、ロイター電は「WHOのライアン、コロナウイルス担当責任者は「中国CCTVが14日伝えた「北京で発症したウイルスは欧州から輸入されたサーモン処理のまな板から検出」は一つの仮説にすぎない。」との声明を出した。」と伝えた。16日、朝放送のNHK/BS「

キャッチ世界のトップニュースでシンガポールCNAは「15日、北京で新たに79人の新型コロナウイルス感染者が確認された。北京の感染対策当局は「感染関連の市場は直ちに閉鎖した。感染に直接関連したと見られる1万人に加えて周辺住民含めて4万6,000人のPCR検査を実施すると語った。市民の声として「北京で50日間、新型コロナ感染はゼロだった。それが再び顔を出すことが分かった。安心できないですね。」と話した。」と伝えた。

 

15日、ロイター電は「年間124億ドル(約1兆3,000億円)を稼いでいたアフリカのサファリ産業が存立の危機に直面している。今年3月までは予約で埋まっていた。それが新型コロナウイルス、パンデミック(世界的大流行)で状況が一変した。アフリカサファリ産業は、関連する300社調査では93%が予約が激減、75%が新型コロナ原因としている。2/3

以上の従業員が解雇された。生活のために密猟が加速する怖れが出てきた。」と伝えた。ロイター電は「日本ではコロナの影響で国内旅行に期待したが、合計で2万円補助される「GO TOキャンペーン」が8月以降に延期され関係者に落胆が広がっている」と伝えた。(了)


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NY市場は14日休場、「多くの人達は、見たいと欲する現実しか見えていない」とユリウスカエサルの言葉を紹介した(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2020-06-15 16:00:11 | 経済学

「多くの人達は、見たいと欲する現実しか見ていない」とユリウス・カエサルは話したと15日付けブルームバーグ電子版が紹介したあと「米国の今年2~5月発生した失業の30%は恒久的ダメージが及ぶリアロケーション(再配分)によるショックによる」と書いた。

 

15日はNY市場休場。14日のブルームバーグ記事から項目羅列的に以下ご紹介する。

 

「トランプ米大統領は14日、米陸軍士官学校の卒業式に出席した。演壇まで歩いたときよろけるようになった。その場面は一斉に動画配信された。トランプ氏は「とても足元が滑り易かった。」とツイートした。演説の途中、トランプ氏は右手に持ったコップを口元に運ぶことが出来なかった。その時の動画も同時配信された。この日はトランプ氏の74歳の誕生日だった。氏は米大統領として最高齢で2016年米大統領に就任した。」と書いた。「トランプ氏が大統領になってから「生活が豊かになったと考えている米国消費者は6分の1にも満たない。「苦しくなった」が「良くなった」の2倍。「米国消費者の5人に3人は家計に改善が見られない」と回答した」とバンクレートドットコムが発表した。

 

NEC(米国家経済会議)のクドロー委員長は14日,「パウエルFRB議長の慎重な見通しは「実に気がめいる言い方だった。景気は確実に改善の方向に向かぅている。一方、NYコロナ救済措置の追加実施で、失業保険に上乗せされた結果、稼いだ金額を上回り、職場復帰する意欲がそがれた。」と伝えた。

 

「中国の5月の生産者物価指数の下落幅が5月拡大した。インフレを生み出すほど景気は回復していない。コンパワークグループ調査によると「中国の雇用見通しは7~9月期悪化する」と発表した。「中国は米国産大豆を買い続けている。米,USTR(通商代表部)は、対中関税の適用除外対象を拡大、一部テレビ液晶ディスプレ(LCD)、メインボードやリチウム電池を追加すると連邦広報に通知したと伝えた。

 

14日、クオモNY州知事は「NY州のコロナ関連の新たな死者が23人最低を記録した。一方再開ルールを順守しないと厳しい措置を取る。マスク着用、社会的距離を取るという再開ルール違反が2万5,000件あった。」と語った。クオモ知事は「ある研究者は「米州人口の60%以上が感染するまで感染は増え続けるだろう。」と話した。」と伝えた。ジョンズホスキンス大学はアメリカの14日の新たな感染者数は2万3,191人で合計208万人ヲ超えた。フロリダ州の感染者数の増加率が14日、平均の2.3%を超えて2.7%になった。フロリダ始めテキサスなど米22州で新たな感染者が増加している。」と伝えた。NYタイムズ紙電子版は「ロシアでSilent Paranoia(偏執病、妄想病)が増加している、②ワシントンポスト紙電子版は「①ウクライナで政治戦争がnastier(より汚くなってきた。」と伝えた。②中国北京で新たに感染者が50人を超えWarTimeMood(戦時ムード)に変わった)と伝えた。(了)


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問題山積の中、NY株続伸、一方、「米大統領選で投票するのは」バイデン54%、トランプ43%と最近の米世論調査と近着NW誌日本版(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-03 09:18:03 | 経済学
「米国経済、米中関係、新型コロナウイルス、社会的騒乱と問題が渦巻く中にも拘らず、いずれも改善のペースをつかみつつあると投資家は判断、2日のNY市場は、ダウ、25,742ドル、1.1%高、S&P500,3,080,0.8%高、ナスダック、9,608、0.6%高と揃って値上がりした。米中関係の緊張も離婚は厄介かつ高くつくとの認識から米中第一段階合意破棄には至らないとの見方が出てきた。NY原油はロシア、サウジが減産継続で合意を材料に前日比4%値上りした。一方、NY外為市場では、英国とEU協議の先行きに楽観的見方が出てきて、英ポンドが対ドルで上げた。リスクを取る動きから米ドル、日本円が共に売られた。」と2日のWSJ紙電子版が伝えた。

2日のロイター電子版は「NY市場ではダウ、S&P500,ナスダックが共に値上がりした。恐怖指数VIXは26.80と5.1%低下、10年物米国債利回りは0.68%へ2.7% 上げた。NY外為市場では1ドル=108.71円、1ユーロ=121.36円、1英ポンド=136.39円で取引された。英国EU協議進展期待から英ポンドの上げが目立った。NY原油は徐々ながらも都市封鎖が解除で需要は回復の方向にある。供給はOPEC+産油国の協調減産維持からWTIはバレル36.90ドル、4.1%高、ブレント、同39.64ドル、3.5%高で取引された。ただ、年初と比べればWTIは41.9%安い。米ガソリン卸売値段は同39.6%安い。NY金はオンス1,733.30ドルと前日比ほぼ横ばいで取引された。」と伝えた。

3日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBC,ドイツZDF,フランスF2は「トランプ米大統領はホワイトハウス前で行われていた平和デモを警官隊が追い払った。大統領選を念頭にトランプ夫妻がホワイトハウス近くの教会へ出向き聖書をかざしパフォーマンスを目的があったからだが、問題はその後、トランプ大統領はツイッターに「軍を動員してでも破壊活動を防ぐ」と書き込んだため人種差別抗議デモからトランプ大統領批判に矛先が広がった。米大統領選で民主党候補が確実視されているバイデン元副大統領は「トランプ氏は国を今こそまとめなければならない時に義務を果たしていない」と非難した。」と伝えた。

韓国KBSは「6月1日から、高1、中3,小3,4年生の第3段階の登校が始まった。今回の187万人で高校から幼稚園児含めて全体の75%になる。一方、一部10人以下の小規模で地下室で過密状態で礼拝する教会に加えて新たに予備校でクラスターが発症していると韓国公衆衛生当局は発表した。」と伝えた。韓国KBSは「トランプ米大統領がG7を拡大、韓国、ロシア、豪州、インドの4国を追加して中国包囲網を画策しているとして中国外務省はアメリカの利益にならないと米国に警告した。中国は敏感にならざるを得ないようだ。」と伝えた。一方、近着6月9日号、ニューズウイーク誌日本版で「最近の米世論調査で「大統領選で投票するのは」バイデン54%、トランプ43%と3月調査からバイデン氏は3ポイント増加、トランプ氏は変わらず。有権者が最重要視する問題は経済31、医療22、雇用・失業が16だった。」と紹介していた。世論調査は全てでないが注目される動きである。(了)

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NY株、ダウ、S&P500,ナスダック揃って値上り、一方、米大統領選挙世論調査でバイデン47、トランプ42と米ワシントンポスト紙(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-02 10:24:22 | 経済学
「週明け6月1日のNY市場は世界各地の徐々ながらも経済活動再開が経済回復への道筋と受け止め米国での黒人フロイド氏への警察官による殺人事件を契機とした米複数都市での人種差別反対デモは無視した。NYダウは、25,457ドル、91ドル、0.4%高、S&P500,3,055,0.4%高、ナスダック、9,552、0.7%高で取引を終えた。欧州、アジア市場も概ね値上がりした。トランプ米大統領は中国による香港自治への圧力強化を厳しく批判、対香港製品に関税引き上げ、ビザ制限強化など制裁実施を改めて強調した。」と伝えた。

1日のロイター電は「ダウ、S&P500,ナスダックが揃って値上がりした。恐怖指数VIXは28.23、2.6%増、米10年債利回り0.66%と2.2%上昇した。NY外為市場では1ドル=107.56円、1ユーロ=119.73円、1英ポンド=134.30円と対主要通貨で円が売られた。NY原油市場ではWTIはバレル35.41ドル、ブレント、同38.58ドルで取引された。NY金はオンス1,753.50ドルと0.2%上げた。金相場は年初から14.3%上昇した。」と伝えた。

6月2日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアテレビは「①プーチン大統領は、国民の命と健康を守ることが一番大切だ。新型コロナウイルス感染拡大は増加しているが落ち着いてきた。コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた憲法改正の国民投票を7月1日に実施すると国民に向けてテレビ演説した。プーチン大統領はトランプ米大統領と電話会談した。ロシアから米国に人工呼吸器を送った。9月以降に延びたG7のロシア招待に感謝した。一方、コロナ対策として16歳前の子供2,000万の家族への支援を強化する。来年1月給付分まで前倒しして実施することを決めた。」と伝えた。英BBCは「①米黒人フロイド氏殺害に抗議するミネアポリスでのデモが米国その他州に拡大した。キング牧師が暗殺された1968年のデモ以降最大の人種差別反対のデモとなっている。人種差別は米国の根本的問題で米国内の歴史の流れである。トランプ大統領は法を順守しないデモ隊には軍隊の出動もありうると語った。②英国の1日コロナ感染死亡者は3万9,044名に達した。一方、感染者1,000人に対する死亡者比率が0.7~0.9の範囲に落ち着きが見られる。政府はここ1週間の動きを見て経済活動再開を決めると見られる。」と伝えた。

2日放送のシンガポールCNAは「マニラでは6月15日から空港初め電車など公共交通機関の制限解除を開始する。一方、外国人労働者施設の抜本的改革を実施する。」と伝えた。インドテレビは「インド全体で1日現在、コロナ感染者数は19万6,994人、死者は5,394人に達した。感染者は増加している。一方、経済活動再開の声に答えるため検討が始まった。
と伝えた。韓国KBSは「文大統領はトランプ大統領と15分、電話会談を行った。次回G7に韓国が呼ばれたことに感謝を伝えた。一方、韓国で新たに礼拝堂の集団感染はじめ1日新たに30人が発生した。学習塾での感染で学習塾の閉鎖が決まった。一部の塾のために閉鎖されるのは不当だとの声が出ている。」と伝えた。米国ではコロナ感染に加えて人種差別反対デモ拡大で米世論調査ではバイデン支持47トランプ42と米WP紙が伝えた。(了)

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トランプ米大統領、米中「貿易第一段階合意」に記者会見で触れず、NY株反発、一方、フランス、6月15日から外国人にも空港で入国制限せすとトルコTRTテレビ(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-30 09:47:13 | 経済学
「トランプ米大統領の記者会見を控えて28日のNY市場は終日、警戒感から様子見して下げていた。記者会見でトランプ大統領は①中国が国家安全法制度を導入した。香港の自治が維持されなくなったとして香港に対する関税、ビザ条件含む優遇措置を撤廃する、②WHOから離脱する手続きを開始する。一方、③米中貿易第一段階合意に言及しなかった。記者会見は米時間午後2時半に始まった。市場は懸念したほどの内容でなかったとして取引終了にかえて買い戻され、ダウは小幅安もS&P500,ナスダックは値上りした。」と28日、WSJ紙電子版は伝えた。

WSJ紙は「米FRBは年初来 1.3兆ドル規模でETF証券などを購入した。コロナ感染者、死者数は依然増加を続けているが市場は企業の一部事業再開、規制を残しながらも商業活動再開の動きを受けて、月べースでは3月安値から株価は大幅に値を戻した。米FRBはコロナ救済のため上限を設けず紙幣を印刷、市場に積極的に供給している。現時点では物価は安定しているが、市場は、中長期的にはインフレと見て、NY金は年初来13%値上りした。一方、原油相場はこのところバレル35ドル台に戻している。しかし、一時、世界の原油需給バランスは事実上崩壊、マイナス原油を記録した。サウジとロシアのシエア争いで海運市況は3月ピークから77%下落、回復していいない。」と伝えた。

28日、ロイター電子版は「28日、NYダウは25,383ドル、17ドル、0.1%安、ナスダック、9,489,1.3%高、S&P500,3,044、0.5%高で取引を終えた。利回り急落を受けてこの日は金融株が特に売られた。恐怖指数VIXは27.51と3.8%減、10年物米国債利回りは0.64%へ8.1%下落した。NY外為市場は1ドル=107.3円とドルは対円では小幅上げたが、ドルは対ユーロでは1ユーロ=1.11ドル台まで値下がりした。対円では1ユーロ=119.04円、1英ポンド=133.10円と円安が進んだ。NY原油はWTIはバレル35.34ドル、ブレント、同35.33ドルとWTI,ブレントが並んだ。NY金はオンス1,730.24ドルと堅調に推移した。」と伝えた。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でトルコTRT放送は、ヨーロッパでのコロナ被害の状況レポートの中で「ローマの商店の97%は再開していない。50%の会社が従業員賃金未払い状態だ。6月6日からバスが運行を再開する。イタリアの2020年のGDPは9~13%減少する見込みである。スペインは6月1日から規制解除の新たな段階に入る。フランスは6月2日から学校が再開される。6月15日から外国人に対しても空港入国差別をしない。」と伝えた。シンガポールCNAは「台湾は中国軍最高司令官は15年前に制定された反国家分裂法を引き合いに出し台湾へ軍事的手段も避けられないと発言した。国際法違反だと猛反発している。」と伝えた。香港TVBは「国家安全制度で香港の人権は守られると言うが誰も信用していないと民主化デモの責任者は話した」と伝えた。日本は平和である。コロナは改革のチャンスを与えてくれているが、扉を開く政治家はいないようだ。(了)

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香港問題を契機に米中間悪化懸念からNY株反落、一方、韓国で新たに感染者増加「時計の針は元に戻った」と当局談話と韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-29 10:15:23 | 経済学
「トランプ米大統領が中国の香港に国家安全法制度導入を全人代で採決したことを受けて記者会見を開くと伝えられた後、28日、NY株は取引終了にかけて下げに転じ、ダウは前日比147ドル、0.6%値下がりした。金融株の下落が目立った。」と28日、WSJ紙電子版が伝えた。28日、ブルームバーグ電子版は「①米中間の緊張激化、両国の関係悪化を懸念して米国株が反落した、②前週末1週間の米失業保険申請件数は210万件と増加したが前々週を下回った、③NY原油相場は需要増、生産減を受けてバレル33ドル台に戻した、④日本の倒産件数が7年来最高を記録した」と伝えた。

28日、NYタイムズ電子版は「トランプ米大統領が香港問題で記者会見を予定していると伝えられたあと株価が急反落した、②先週末までの10週間で米失業保険申請件数は延べ4,080万件を記録した。データには多くの漏れが予想される。③米国人は都市封鎖、外出禁止でテレビを見る時間が増加した。一方、企業は、テレビコマーシャルの時間を減らし、中身を落とし、費用を大幅に減らしている。」と伝えた。28日、ワシントンポスト紙電子版は「トランプ氏、香港問題で記者会見発表と伝えられNY株が下げに転じた、②米国のコロナ感染者数が170万目前に達し、死者の数が10万人を超えたがトランプ大統領は極力触れないようにしている、②民主党支配の米下院で中小企業支援法案が可決された。しかし、共和党支配の上院で可決されるかどうかは未知数だ,③米下院は27日、ウイグル人弾圧に関与した当局者を制裁対象に含めるよう大統領に求める法案を可決した」と伝えた。

28日、ロイター電子版は「28日、NY市場は、ダウは25,400ドル、147ドル、0.6%安、ナスダック、9,368,0.5%安、S&P500,3,029,0.2%安と揃って値下がりした。恐怖指数VIXは28.59と3.5%増 、10異彩年物米国債利回りは0.7050へ3.5%増加した。NY外為市場は1ドル=107.64円、1ユーロ=119.20円、1英ポンド=132.59円で取引された。NY原油市場ではWTIがバレル33.64ドル、2.5%高、ブレント、同36.12ドル、0.2%高と需要増、供給減を材料に値上がりした。NY金はオンス1,717.50ドルと小幅下げた。」と伝えた。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でスペインTVEは「日産スペイン、バルセロナ工場閉鎖が正式に決まった。直接3,000人、間接3万人が職を失う。従業員は工場の前でタイヤに火をつけ抗議した。1923年にフオード工場としてスタートした由緒ある工場だった。1979年、日産の傘下に入った。既に30%まで稼働率は低下していた。日産は今期、6,300億円の赤字を発表した。」と伝えた。韓国KBSは「ソウル市内の物流センターで82人の新型コロナウイルス感染者が出た。当局は「時計の針が元に戻った。」と語った。学校の休校、博物館、美術館など公共施設は再び休館が決まった」と伝えた。北九州で新たに21人の感染が28日出た。3ケ月振りでスケッチブック等補充のため馴染みの神戸三宮の画材店を訪れた。土日休業していたが6月1日から土曜日は開けると話していた。月並みだが風邪を引かないこと。睡眠、栄養、適度な運動に心がけコロナ禍をなんとかしのぎたい。(了)

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