学校で教えてくれない経済学
日本では預金金利がゼロに近い。
そのため個人資金の一部が株式投資に流れはじめた
ようだ。
当然のことながら、全ての投資にはリスクが
つきものである。ここのところだけはしつかりとピンで
留め置くことがスタート台に立つ基本である。
もしお手元に遊ばしているような資金があれば、
株式投資は、いま、お奨めできる投資として
選択肢のひとつであろう。
個人が株式をはじめるとき、短期の売買をやる
つもりなら最初からやめたほうがいい。短期間の
売ったり買ったりを繰り返していても、時間とお金の
無駄で、ひたすら消耗するだけだろう。
素人が株式投資をはじめるとき一番大事なことは
どの銘柄を選ぶかということにつきる。銘柄選びには
十分時間をかけて欲しい。抽象論でいくら議論していても
始まらない。
お孫さんが生まれたとしよう。昔は庭に木を植えたひとが
多かった。孫の成長と庭木の成長を重ねて、花をつけ、
なりものなら実をつけるということで楽しみが倍化した。
株が増えてこそ株式投資である。株を買う(木を植える)
目的は将来株価が上がり、配当をもらい、手持ちの資産が
結果として増える楽しみを得るためである。
遊ばしておいてもいいお金なら、とりあえず5年間は
売り買いしないと腹に決めるもひとつの大事な考え方
かもしれない。それでもどうしても途中下車して売りたい
ときは、買値から30%値上りしたときに限りスパッと
売ると初めから決めておき、実行することである。
素人が株式投資で失敗するケースは値上りした
ときにはどこまでも上がると思い見境なしに買い
つづけるケースである。
株式に限らず相場の世界は値上りするだけではなく、
同時に必ず値下がりするケースがある。値下がりしたら
どこまでも値下がりすると思い、少し下がったといっては
狼狽して売り、少し上がったからといって飛びつく。
それを繰り返したあげく、元も子もなくしてしまうケースが
はなはだ多い。
銘柄に何を選ぶか?これが一番難しい。
自分が毎日利用する店や企業が株式上場しておれば
その株を選ぶという方法がある。毎日利用しているから
親近感もあり、株主になると愛着も出てくる。
配当が出る企業の株を選ぶことが1つの物差しになる。
配当は年2回もしくは1回額面に対して5%から10%出る。
配当課税は10%で、5,000円の配当だと税引き
4,000円手に入る。株主優待制度を設けている
企業なら楽しみも増える。
毎日利用しているという点で選べばコンビニがある。
コンビニの中では、いま比較的割安に放置されている
セブンイレブン・ジャパンという銘柄がある。1月14日の
株価でみれば1株3,170円、100株単位で買えるから
手数料コミ33万円程度で株主になれる。
潰れる心配が少ない企業を選ぶという選び方もある。
日本を代表する企業では例えば三菱商亊という企業がある。
世界をまたにかけて活躍が今後とも期待できる。1月14日の
三菱商亊の株価は1株1,300円、100株単位で売り買い
出来るので手数料こみ14万円で株主になれる。
株式投資で注意しなければならない点のひとつは
買いどき売りどきである。どんな優秀な企業の株でも
現在の株価に将来の業績が既に折り込まれていると
値上りしない。
株価を決める要素として、時流に乗っているか
乗っていないかが銘柄選択の大切な決め手になる。
時流に乗っているということで一例としてあげれば
耐震建築技術を売りにしているゼネコンの大林組
という企業がある。財務内容が優れているから
潰れる心配がすくないことも利点である。
1月14日の株価は1株660円であり、1,000株
単位でしか買えないので、手数料込みで67万円強の
資金を用意しなければならい。
自分のふところ具合を考えて、遊ばしておくのは
もったいないという資金があれば、セブンイレブン、
三菱商亊、大林組はひとつの候補になるかもしれない。
全てのリスクはあなた自身にある。あくまで選択肢の
一つとしてご参考にしていただければありがたい。(了)
日本では預金金利がゼロに近い。
そのため個人資金の一部が株式投資に流れはじめた
ようだ。
当然のことながら、全ての投資にはリスクが
つきものである。ここのところだけはしつかりとピンで
留め置くことがスタート台に立つ基本である。
もしお手元に遊ばしているような資金があれば、
株式投資は、いま、お奨めできる投資として
選択肢のひとつであろう。
個人が株式をはじめるとき、短期の売買をやる
つもりなら最初からやめたほうがいい。短期間の
売ったり買ったりを繰り返していても、時間とお金の
無駄で、ひたすら消耗するだけだろう。
素人が株式投資をはじめるとき一番大事なことは
どの銘柄を選ぶかということにつきる。銘柄選びには
十分時間をかけて欲しい。抽象論でいくら議論していても
始まらない。
お孫さんが生まれたとしよう。昔は庭に木を植えたひとが
多かった。孫の成長と庭木の成長を重ねて、花をつけ、
なりものなら実をつけるということで楽しみが倍化した。
株が増えてこそ株式投資である。株を買う(木を植える)
目的は将来株価が上がり、配当をもらい、手持ちの資産が
結果として増える楽しみを得るためである。
遊ばしておいてもいいお金なら、とりあえず5年間は
売り買いしないと腹に決めるもひとつの大事な考え方
かもしれない。それでもどうしても途中下車して売りたい
ときは、買値から30%値上りしたときに限りスパッと
売ると初めから決めておき、実行することである。
素人が株式投資で失敗するケースは値上りした
ときにはどこまでも上がると思い見境なしに買い
つづけるケースである。
株式に限らず相場の世界は値上りするだけではなく、
同時に必ず値下がりするケースがある。値下がりしたら
どこまでも値下がりすると思い、少し下がったといっては
狼狽して売り、少し上がったからといって飛びつく。
それを繰り返したあげく、元も子もなくしてしまうケースが
はなはだ多い。
銘柄に何を選ぶか?これが一番難しい。
自分が毎日利用する店や企業が株式上場しておれば
その株を選ぶという方法がある。毎日利用しているから
親近感もあり、株主になると愛着も出てくる。
配当が出る企業の株を選ぶことが1つの物差しになる。
配当は年2回もしくは1回額面に対して5%から10%出る。
配当課税は10%で、5,000円の配当だと税引き
4,000円手に入る。株主優待制度を設けている
企業なら楽しみも増える。
毎日利用しているという点で選べばコンビニがある。
コンビニの中では、いま比較的割安に放置されている
セブンイレブン・ジャパンという銘柄がある。1月14日の
株価でみれば1株3,170円、100株単位で買えるから
手数料コミ33万円程度で株主になれる。
潰れる心配が少ない企業を選ぶという選び方もある。
日本を代表する企業では例えば三菱商亊という企業がある。
世界をまたにかけて活躍が今後とも期待できる。1月14日の
三菱商亊の株価は1株1,300円、100株単位で売り買い
出来るので手数料こみ14万円で株主になれる。
株式投資で注意しなければならない点のひとつは
買いどき売りどきである。どんな優秀な企業の株でも
現在の株価に将来の業績が既に折り込まれていると
値上りしない。
株価を決める要素として、時流に乗っているか
乗っていないかが銘柄選択の大切な決め手になる。
時流に乗っているということで一例としてあげれば
耐震建築技術を売りにしているゼネコンの大林組
という企業がある。財務内容が優れているから
潰れる心配がすくないことも利点である。
1月14日の株価は1株660円であり、1,000株
単位でしか買えないので、手数料込みで67万円強の
資金を用意しなければならい。
自分のふところ具合を考えて、遊ばしておくのは
もったいないという資金があれば、セブンイレブン、
三菱商亊、大林組はひとつの候補になるかもしれない。
全てのリスクはあなた自身にある。あくまで選択肢の
一つとしてご参考にしていただければありがたい。(了)