着せ替え人形「リカちゃん」で玩具2位のタカラと
ミニカー「トミカ」やゼンマイ式ミニカー「チョロQ」で
おなじみの玩具大手のトミーとの合併話が
突然新聞ダネになっている。
いまのところ当の両社とも合併話を否定しているから
実現性についてはなんとも言えないと見られている。
このような話が出てくるのも日本の少子高齢化が
現実味を帯びてきたことが背景にあることはあきらかだ。
子供の数が1,765万人になったと先日
厚生労働省が発表したが、少子化を象徴する数字である。。
2006年から日本の人口の減少がはじまる。非婚化、
晩婚化の傾向が強まり危機感が高まってきたようだ。
街中を子供の姿を探すのに苦労するのはまだいいが、
オモチヤ売り場で子供の姿を見かけなくなるような事態だけは
想像したくない。
オモチヤといえば子供、子供といえばオモチヤと
相場が決まっている。
少子化は将来の日本産業のあらゆる面で障害として
真正面から立ちはだかってくる問題であるが、
なかでも日本国内での玩具市場の縮小は避けて
通れないから関係企業にとっては深刻な事態であろう。
今回のタカラ・トミーの合併話に先だって
総合玩具のバンダイとゲーム機器メーカーの
ナムコの合併話が発表された。
タカラの創業は1959年、トミカは少し古く
1953年である。
着せ替え人形の「リカちゃん」とミニカー「トミカ」で
育った子供達はいまや、日本の中核を担おうと
している世代である。
日本市場だけでの生き残りはやはり難しい。
ならば世界60億人のマーケットを目指すのであろうか。
どうしてもスケールメリットが不可欠な条件になるの
かもしれない。
今回の玩具業界での相次ぐ合併話が少子高齢化の
日本の行く末を暗示しているようで軽々に見過ぎし出来ない
動きであろう。(了)
ミニカー「トミカ」やゼンマイ式ミニカー「チョロQ」で
おなじみの玩具大手のトミーとの合併話が
突然新聞ダネになっている。
いまのところ当の両社とも合併話を否定しているから
実現性についてはなんとも言えないと見られている。
このような話が出てくるのも日本の少子高齢化が
現実味を帯びてきたことが背景にあることはあきらかだ。
子供の数が1,765万人になったと先日
厚生労働省が発表したが、少子化を象徴する数字である。。
2006年から日本の人口の減少がはじまる。非婚化、
晩婚化の傾向が強まり危機感が高まってきたようだ。
街中を子供の姿を探すのに苦労するのはまだいいが、
オモチヤ売り場で子供の姿を見かけなくなるような事態だけは
想像したくない。
オモチヤといえば子供、子供といえばオモチヤと
相場が決まっている。
少子化は将来の日本産業のあらゆる面で障害として
真正面から立ちはだかってくる問題であるが、
なかでも日本国内での玩具市場の縮小は避けて
通れないから関係企業にとっては深刻な事態であろう。
今回のタカラ・トミーの合併話に先だって
総合玩具のバンダイとゲーム機器メーカーの
ナムコの合併話が発表された。
タカラの創業は1959年、トミカは少し古く
1953年である。
着せ替え人形の「リカちゃん」とミニカー「トミカ」で
育った子供達はいまや、日本の中核を担おうと
している世代である。
日本市場だけでの生き残りはやはり難しい。
ならば世界60億人のマーケットを目指すのであろうか。
どうしてもスケールメリットが不可欠な条件になるの
かもしれない。
今回の玩具業界での相次ぐ合併話が少子高齢化の
日本の行く末を暗示しているようで軽々に見過ぎし出来ない
動きであろう。(了)