第7回創楽描楽観楽展
江嵜企画代表・Ken
中高同期のM.Hさんから「都合がつけば観てやってください」と標記展覧会の案内の葉書が先日届いた。出展者名には彼の奥様含め「水彩画を楽しむ会のグループ」13名が出ていた。奥様は日本画を長年
描いておられたことはかねてから聞いていたが、今回は水彩画展である。おやっと思った。
展覧会初日の9月24日(木)楽しみに会場の「みなせ画廊ギャラリー」(電話:078-351-5250)へ出かけた。
最寄り駅、阪急御影から乗車,阪急花隈駅からゆっくり歩いて10分足らずで着いた。阪神なら西元町駅から近い。
受付で「細川悠子様のご案内です」と一声かけ、来訪者欄に名前を書き会場に入った。マスク着用は
あらかじめ案内葉書に明記されていた。入口で消毒液、昨今お決まりのコースである。講師の坂本卓志先生の
賛助作品も入れて力作が並んでいた。
本日のお目当ては細川夫人の作品である。会場のドン付きで見つけた。はじめ1点だけと思っていた。
ところがなんと4点の作品が並んでいた。
奥から順に左から右へ「水と陽光」、「ひまわり」、「トランペットリリー」、「ナニワイバラ」の表題がついていた。
それぞれの絵に、二行ほどコメントが添えられていた。
「水と陽光」の題名の下に書かれていたコメントが特に印象に残った。
「木々の葉っぱに光る箇所はサランラップのクシャクシャに色をつけてみた。その周辺は流し込み。
もう一度描けと言われても二度と描けません」とあった。おそらくご本人、会心の作品だったのだろう。
森の中の清流の音が聞こえてきそうだった。改めて気づいたが案内葉書の写真は「水と太陽」だった。
4点続けて拝見した。2点目の「ひまわり」には「三田の「パスカル」に沢山置いてあった」、3点目の
「トランペットリリー」には「ガラス」と「さくらんぼ」に、この花を選んだ」、4点目の「ナニワイバラ」は
「この陶器に白い花が似合いそうで垣根を入れて描いた。」とあった。
当の画廊は元町通り5丁目の商店街にある。平日ではあったが元町商店街の人出は多くなかった。
往時を知る者から見れば昔が懐かしい。
最寄りにお出かけの向きは第7回創楽描楽観楽展にお立ち寄りいただければありがたい。(了)