路傍の立ち葵を描きました（スケッチ＆コメント）

路傍の立ち葵

画・江嵜 健一郎

自宅マンションのほど近く、御影中町2丁目交差点近くの路傍に「立ち葵」が今を盛りと咲いている。梅雨の晴れ間にスケッチして自宅で彩色した。

梅雨入りの頃に開花して梅雨明けに終わることから「梅雨葵」とも呼ばれるとヤフーのブログに出ていた。

毎年、梅雨のころになると交差点のそばに咲く。描こうと思えばいつでも描けたと思うが、なぜかいままでやり過ごしていた。

いざ花と対面、スケッチブック手に持って、筆を走らせながら、その立ち姿に力強さを感じる一方、花が実に愛らしく優しい。人の気持ちを逸らさない魅力を秘めていることを改めて知ることができた。

上へ上と伸びて行く品のある立ち姿に高貴さを想像して「大望」、「野心」、「豊かな実り」、「気高く威厳に満ちた美」という花言葉が付けられたという。

学名はAlthaena　rosea。ギリシャ語のＡlthaena（アルテア）（治療）が語源。立ち葵は薬草としても利用されるそうだ。

世の中コロナ、コロナで明けぬ日が続いている。路傍の花にしばしの時を得て、元気をもらった。とにもかくにも風邪を引かないことだと心得て、コロナ危機を乗り切っていきたい。（了）

週明け米雇用統計待ちの中でＮYダウ、3週連続で小幅ながら値上り、一方、多くの国民は開催中止を望む中、日本政府はバッハＩＯＣ会長を錦の御旗に五輪開催に邁進している（学校で教えてくれない経済学）

週末28日のＮY市場は景気回復期待が根強く小幅ながらダウは、週間ベースで3週連続で値上がり、前日比64ドル、0.19%高、34,529ドルで取引を終えた。バイデン米大統領は6兆ドルインフラ、雇用、経済対策プランの詳細を発表、米議会に支援を改めて求めた。世界で15万社規模の顧客を持つ情報サービス企業のセールスフオースが238.27ドル、前日比5.51%高、1銘柄でダウを81ポイント押し上げたと28日、ロイター電は伝えた。Ｓ&P500,4,204,0.08%高、ナスダック、13,748，0.09%高と小幅に3株価指数とも値上がりした。来週後半発表の5月米雇用統計待ちの状況である。「インフレ懸念は、依然、投資家の重しとなっている。」と28日、ＷSJ紙電子版は総括した。

恐怖指数ＶIXは16.42，1.91%減、米10年物債券利回りは1.581%、1.82%減、NY外外為市場では1ドル＝109.83円、1ユーロ＝133.92円、1英ポンド＝155.83円と主要通貨高・円安基調が継続している。ＮＹ原油（WTI）はバレル66.63ドル、北海ブレント、同68.99ドルと小幅安、様子見している。NY金はオンス1，903.60ドル、0.42%高、1,900ポイントラインを維持しており引きを終えた。一方、話題の仮想通貨ミヤンマービットコインは3万6，013ドル、6.34%安で取引を終えた。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英国のワクチンアク2,447万件、接種46.5%と発表した。一方、スコットランド、グラスゴーでは変異ウイルスが新たに確認され、都市封鎖が1週間延長された。スタージエン、スコットランド首相はアルコールはしばらく飲めないが辛抱してほしいと訴えた。感染者数はイングランドで人口2,120人当たり1人、ウエールズ、同3,850人当たり1人と州によりまちまちとなっている。イングランドではワクチン接種は一番進んでいる。6月27日、ロックダウン全面解除目標は変更なしも入院患者が今後も増え続ければ解除計画は禁止される、」と伝えた。

ドイツZDFは「EMA(欧州医薬品局)はファイザー、ビオンテックワクチンの12歳以上まで広げることを正式承認した。治験者が1,100人とデータは少ない。一つ間違うと子供は一生ついて回るので慎重に対応しなければならない。しかし、極めて限れたケースでデメリットもワクチンのメリットははるかに大きい。6月7日から接種が始まる。」と伝えた。香港TVBは「台湾で28日、新たに552人の感染が確認された。死亡者が11人出た。モデルナワクチンを250万回分緊急確保した。」と伝えた。ＷSJ電子版は「マレーシアでは毎日6,000人以上の感染者が出ている。ロックダウンが開始された」と伝えた。シンガポールCNAは「アセアン諸国の調整にも関らずミャンマー国軍と国民統一政府との対立は収まっていない。」と伝えた。アルジャジーラは「イスラエル、ハマス休戦は危ういバランスのままに放置されている。イスラエルのガザ攻撃は戦争犯罪に値すると国連安全保障理事会で議論もまとまっていない」と伝えた。日本ではIOCバッハ会長を錦の御旗に何が何でも五輪開催に向けて突進している。ワクチン接種に国を挙げて集中することが切に求められる。（了）セスに