ＮY市場、様子見で小幅安、一方、台湾でコロナ感染急拡大で台湾非居住者の帰国禁止発表とシンガポールCNA、プロ野球広島3選手コロナ陽性で18日の巨人戦、大幅メンバー入れ替え（学校で教えてくれない経済学）

「東京オリンピックまで2ケ月余りの日本で17日、83歳の女性がワクチン接種を初めて受けた。ワクチン接種の遅れが目立つ。一方、アメリかでは、17日、12歳の子供がワクチン接種を受けた。」とWSJ紙電子版が伝えた。18日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールＣNAは「台湾で新たなコロナ感染者が急増、台湾に国籍を持たない人に台湾への入国を禁止措置を17日、実施した。台湾のワクチン接種率は2%に過ぎない。」と伝えた。インドNDTVは「17日一日当たり新規感染者数が30万人を切った。一方、サイクロンがインド南西部に接近、ワクチン接種センターが浸水する事態も出て来た。」と伝えた。
フランスＦ２は「製薬会社ANOFIワクチンが当座の役には立たないが来春から接種される。ライバルのファイザーと比べて価格が半分と安いのがポイントだ」と伝えた。

18日朝放送の米ABCは「CDC(米疾病予防センター)は5月19日からワクチン接種者はマスクなしでよいと勧告したが、全米で混乱が起きている。17日現在23州が勧告に懐疑的だ」と伝えた。18日朝放送の英BBC，ドイツZDF，フランスF２は「イスラエル、パレスチナ間の紛争が8日目に入った。戦闘状態はエスかーレートしている。ネタニエフ首相は「我々はアメリカの支持を得ている」と語った。」と伝えた。17日FT（フィナンシアルタイムズ）電子版トップで「米通信大手、2社、ワーナーとディスカバリー統合を発表した。動画配信サービス部門でディズニーやネットフリックスとの競合に備える動き」と伝えた。

週明け17日、NY市場では様子見気分からダウは先週末比54ドル、0.16%安、34,327ドルで取引を終えた。S&P500,4,163,0.25%安、ナスダック、13,379、038%安と揃って値下がりした。恐怖指数VIXは19.72、4.48%上昇、米10年債利回りは1.652%、1.05%小幅ながら上方に転じた。NY外為市場ではドルが売られた。1ドル＝109.10円、1ユーロ＝132.69円、1英ポンド＝154.33円で取引された。英ポンドの堅調が目立つ。NY原油（WTI）はバレル66.39ドル、1.58%高、北海ブレント＝69.59ドル、1.01%高と値上がりした。NY金はオンス1，867.70ドル、1.61%高、中東情勢緊迫が原油高、金買い戻しを支えている。

一方、仮想通貨のビットコインは一時、9%以上下げたがあとマスクCEOが「ビットコインを売っていないと」と発言のあと先週末比3.53%安まで戻した。17日、ロイター電子版は「FTC（米連邦取引委員会）が17日、テスラのマスクCEOなどの人物になりすました詐欺事件が昨年10月以降急増している。都合7,000人、合計8,000億ドル（1兆1，900億円）の被害を受けた。20~30代の若者の被害が大部分を占めるなど調査結果を発表した」と伝えた。

プロ野球の広島カープ、菊池、小園、正隋3選手が新型コロナ陽性反応で18日の巨人戦はメンバーを大幅入れ替えると球団が発表したとヤフーのブログに出ていた。ソフトバンクは非常事態宣言解除まで無観客試合を決めた。日本中がなにやらざわざわして来た。（了）