「①4月の米耐久財受注高は前月比0.7%増加した。設備投資回復を示唆した、②5月のミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)は69.1(4月:77.2)と5か月以降で最低を記録した。1年先の期待インフレ率は3.3%と速報値の3.5%から低下した。5年先のインフレ率は3.0%と速報値の3.1%から低下した。インフレ率の鈍化を受けて24日、NY株は反発、ナスダックは過去最高値を更新した。」と24日、ロイター電子版が伝えた。
24日、NY市場でダウは39,069ドル、4ドル、0.01%高、S&P500は5,304と36ポイント、0.70%高、ナスダックは16,920と184ポイント、1.10%高で取引を終えた。個別銘柄ではエヌビディアが1,064.69ドル、2.59%高とハイテク株高をリードした。
恐怖指数(VIX)は11.93と6.58%低下。米10年債利回りは4.460%と0.33%低下。NY外為市場で1ドル=156.93円、0.13%安、1ユーロ=170.23円、0.30%高、1英ポンド=199.85円、0.30%高。NY原油(WTI)はバレル77.76ドル、1.09%高、北海ブレントは同82.16ドル、1.09%高。ロイター電子版は「米金利が高止まりすれば燃料需要を抑制するとの懸念が重しとなり週間べースではWTIは2.8%安、北海ブレントは2.8%安,4週連続で値下がりした。OPECは6月2日の会合を急オンラインに切り替えた。」と伝えた。NY金はオンス2,335.80ドル、0.06%安。ビットコインは6万8,946ドル、1.45%高でそれぞれ取引された。
ロイター電子版は「①ICJ(国際刑事裁判所)は24日、イスラエルのラファ攻撃停止と1か月間の進捗報告を命令した。②ガザ支援のためケム・シャローム検問所からの人道物資搬入をアメリカとエジプトが合意した、③欧州データ保護会議はチャットGPTのニセ情報の生成防止は不十分と勧告した。」と伝えた。
24日、NHKニュース電子版は「①4月のデパートの免税品売り上げ高が559億円、前年同月比2.8倍、過去最高を記録した。高額商品の多い中国からの来客が4月に増加、免税品売り上げ増加に寄与した。」と24日、日本百貨店協会が発表した。②畜産用飼料の自給率は2023年、26%と30年間横ばい。特に家畜飼料に使われるトウモロコシは輸入100万トンに国内生産は1万トンと0.1%に過ぎない。10年前キロ27円が現在45円。豚1頭当たりコストは5,000円増えた。一部北海道の畜産農家はトウモロコシ生産を倍増する計画だ。③英議会は英郵便局長冤罪事件で1人1億2,000万円支払う政府法案を23日可決した。」と伝えた。
25日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①2016年から始まった郵便局長冤罪事件の公聴会が開かれ関係者は郵便局長を裏切ぅたことは認めたが職務に誠実に勤めたと抗弁した。②ICJ(国際刑事産番所)は24日、イスラエルのガザ攻撃をジェノサイド(大量殺戮)とする南アフリカの訴えを受け入れ、ラファ攻撃の即時停止と1か月間の報告をイスラエルに命じた。イスラエル国防相は「馬鹿げた決定だ。ラファ攻撃を継続する。」と述べた。」と伝えた。ドイツZDFは「①ICJ(国際刑事裁判所)はイスラエルのラファ攻撃停止を求めた。ICJは執行力はないが圧力にはなる。ネタニヤフ首相からコメントは出ていない。国連安保理事会で審議される。」と伝えた。フランス2は「ニューカレドニアにマクロン大統領が到着、独立派、反独立派との会談が始まった。暴動は治まっていない。収拾のために3,000人軍隊・警備隊が動員されたままだ。フランス議会で憲法が改正されニユ―カレドニアに12年以上滞在すれば選挙権を認められる。人口27万の40%が独立派の原住民が反発している。背景に輸出の98%を占めるニッケルの国際相場が今年に入り40%値下りした。原住民の多くがニッケルの恩恵に浴していた。経済悪化も暴動の引き金を引いた可能性がある。」と伝えた。
シンガポールCNAは「シンガポール航空機の乱気流事故のボイスレコーダーの情報を独自に入手した。事故直前に飛行ルートを変更したが間に合わなかった。シートベルト着用指示が出たが多くの乗客は急変に対応が難しかったと証言している。原因究明が進められる。脊髄損傷患者20人が入院治療を受けている。命に別状はない。体に装具を付けている。数週間から数か月かかるかは分からない。特に多くが心の障害を訴えていることが問題だ。」と伝えた。韓国KBSは「24日、韓国の大学医学部入学枠が1,509人増加し4,567人と決まった。教授会は最高裁に差し止めを要求している。政府は新たな医療改革が始まると声明を出した。1万人の医療研修士退職で今年2月にオンライン診療が始まり現在38万件を超えた。②北朝鮮によるサイバー攻撃が増加している。」と伝えた。
問題は日本である。監督から「キャッチボールの問題や。フアームの選手や。」と捕手からの平凡な送球を落球して敗戦の原因を作った某三塁手が翌日から二軍に送られた。
時に日本航空機が今年1月2日に「管制塔」と滑走路に入る入らないの基本的作業でパイロットは「許可された」と「誤認」して滑走路に入って事故を起こした。5月10日、福岡空港でJal機は接触事故を起こした。さらに5月23日の羽田空港での事故は「管制官は滑走路手前での停止」を指示した「つもり」だったという。パイロットは「滑走路侵入を許可された」と「誤認」した。管制官の「復唱」とパイロットの「復唱」は野球でいう基本中の基本のキャッチボールの世界でもある。野球では二軍送りで済むが飛行場では命に関わる。
最近の日本に気になる風潮の一つは家庭でも学校でも会社でも「対話」が不足していることではなかろうか。この先長い人生をエンジョイしてもらわなければならない一人でも多くの若者に「対話」することの大切さ、キャッチボールは人生の基本でもあることを某監督は選手に愛を込めてメッセージを送ったに違いない。(了)