全指の痺れ：井穴刺絡

一般的には鍼でやるのですが・・・

昨日、「全脂が痺れている」という方が来られました。

最近痺れているのではなく、前々から痺れていたのです。

80歳代の方ですので、動脈硬化による血流不足が考えられます。

私は「井穴刺絡」というのはあまり好きではないのですが、2～3年に1回程度刺絡をする場合があります。

それは、四肢の一方向に痺れがあるときなどに使います。

たいていは、関節を調整すれば痺れはとれますので、あまり使うことがないのです。

井穴刺絡（せいけつしらく）とは、伝統的な東洋医学の一部で、特定の経穴（ツボ）に対して針を使って刺し、そこから少量の血を取る治療法です。

この治療法は、体内のエネルギー（気）と血液の流れを調整し、病気や症状の改善を目指すと言われています。

具体的には、以下のような効果や目的があるとされています。

1. 痛みの緩和：特定のツボに対して刺絡を行うことで、痛みを軽減する効果があります。
2. 血液循環の改善：刺絡によって血液の流れを促進し、血液循環を改善することが期待されます。
3. 免疫機能の向上：体の免疫機能を活性化させ、病気の予防や回復をサポートします。
4. 内臓機能の調整：経絡を通じて内臓の働きを調整し、全身のバランスを整える効果があります。

井穴刺絡は、古くから用いられてきた治療法であり、現代でも東洋医学の一環として利用されています。

ただし、治療を受ける際は、信頼できる専門の鍼灸師による施術を受けることが重要です。

それで結果はどうだったかと言うことですが、

「少し楽になった」と言ってくれました。

※　多分、気を遣ってそのように答えてくれたと思います。

井穴刺絡は、「寫法」です。

瀉法で治療をすると、「気を抜いてしまう」ので、使いすぎると「虚衰」させてしまうので、頻繁に使うことは避けた方がいいと思います。

だから、私は刺絡をほとんど使わないのです。

井穴刺絡で検索すると、いろいろな症状に効果があるように書かれていますが、井穴刺絡をする場合はマイナス点も考えて使うことをお勧め致します。

米7月雇用数が予想外に鈍化、ＮY株大幅下落、米債券が売られ利回りが4%台を割った、一時、1ドル＝146円台までドル安・円高が進んだ、ベイルート上空飛行禁止など中東情勢緊迫も米景気懸念からＮＹ原油下落

（学校で教えてくれない経済学）

「7 月米雇用数は前月比 11.4 万増（予想:17.3 万増・6 月:17.9 万増）と大幅に下落した。7 月の失業率（家計調査）は 4.3%（予想;4.1%・6 月:4，1%）と増加した。平均時給は前月比 0.2 増（予想;0.3%増・6 月：0.3%増）。前年ド 7 月同月比:3.6%増・6 月;3.8%増」と米労働 省が 2 日発表した。」と 2 日、ロイター電子版が伝えた。2 日、ブルームバーグ電子版は「① 2 日、日経平均株株価は 2 営業日大幅安。時価総額が 89 兆円失った。②GPIF は 2 日、24 年 4～6 月運用資産額は 254.5 兆円（前期:254.9 兆円）と過去最高を記録した。外国株 9.9% 増が寄与したと発表した。」と伝えた。2 日、ＮY タイムズ電子版は「7 月米雇用数は 11.4 万増、失業率 4.3%増。米 FRB に利上げ圧力」と伝えた。ワシントンポスト電子版は「米 7 月雇用数は 11.4 万増と弱い米労働市場を反映した。バイデン米大統領は雇用数発表後「米 雇用数は増加を続けている」と述べた。」と伝えた。 

2 日、NY 市場でダウは 39,737 ドル、610 ドル、1.51％安、Ｓ＆Ｐ500 は 5,346 と 100 ポ イント、1.84%安、ナスダックは 16,776 と 417 ポイント、2.43%安で取引を終えた。個別 銘柄ではアマゾンが 167.90 ドル、8.78%安、1 銘柄でダウを 105 ポイント押し下げた。ゴ ールドマンは 476.64 ドル、5.89%安、1 銘柄でダウを 193 ポイント押し下げた。ナスダッ クではエヌビディアが 107.27 ドル、1.78%安、ハイテク株安をリードした。恐怖指数 VIX は 23.39 と 25.82%上昇。米 10 年債利回りは 4% 台を割り込み 3.792％、4.67%と大幅低下 した。NY 外為市場で 1 ドル＝146.56 円,2.08 ％安、1 ユーロ=159.88 円、2.95%安。1 英ポンド＝187.66 円、1.54%安。NY 原油（WTI） バレル 74.14 ドル、2.84 ％安、北海ブレント、同 77.46 ドル、2.59%安。市場は中東情勢 緊迫と騒がれる中、米雇用数の減少を材料に売った。NY 金はオンス 2，486.10 ドル、0.03% 安。ビットコインは 6 万 2,117 ドル、4.96%安で取引された。 

 3 日朝放送の NHK/BS「ワールドニュース」で英 BBC は「バイデン米大統領はロシアとの 「身柄交換」（NHK は英語の prisonor swap を 3 日朝の放送から「囚人交換」の表現から 変更した）で帰国者家族をホワイトハウスに招きねぎらった。一方、プーチン露大統領は空 港で「身柄交換」でロシア人帰国者を抱擁して出迎えた。今回ロシアに帰国した人々には暗 殺容疑者や長年家族にロシ。子供たちはロシア人であることを飛行機の中ではじめて知ら された。」と伝えた。ドイツ ZDF は「①今回の「身柄交換」にはドイツの刑務所に収監され ていたロシア工作員も含まれている。後味の悪い帰結だった。②イランで殺害されたハマス 最高幹部は人質交換の重要な役割を果たしていた。今後人質交換の先行きが見えなくなっ た。」と伝えた。フランス２は「イラン在住のイスラエル人の帰国をイスラエル政府は勧告 した。」と伝えた。シンガポール CNA は「①テルアビブ行き域便が 2 日から停止された。 レバノン上空飛行が禁止された。②マレーシア経済が今年に入り輸出増加でＧDP4~5%増 をうけて通貨リンギットが 14 年振りの高値と続伸した。海外投資の増加が背景にある。」 と伝えた。韓国 KBS は「米国景気の低迷が続くとの見通しから韓国株が大幅値下がりした。 輸出企業株の値下がりが目立つ。」と伝えた。 

岸田首相は 2 日「新 NISA の買い付け額が年間 10 兆円規模になる」と発言した。一方、株 価は 2 営業日続落した。慌てる乞食はもらいが少ないという言葉がある。何事もそうであ るが目先の動きに目を奪われ日々の地道な努力や準備がいかに大切かを相場は教えている。 睡眠と水分を十分とりトンボの目とウサギの耳で激しく動く世界情勢を長期的視点を大切 にして乗り切りたい。（了）