ロシアとの領土交換目論むとNYタイムズ電子版(学校で教えてくれない経済学)
「米7月小売り高(季節調整済が前月比1.0%増加した。予想の0.3%を大きく上回った。6月速報値の横ばいが0.2%減に下方修正された。極端な米景気減速懸念が後退した。米週間失業保険申請件数は2週連続で減少した。米債券が売られ利回りが上昇した。一時、1ドル=149.19円までドル買い・円売りが進んだ。大幅利下げ期待が後退、米国の個人消費堅調を材料に15日、NY株は値上がりした。」と15日、ブルームバーグ電子版が伝えた。15日、NYタイムズ電子版は「ウクライナはロシア領確保を拡大、領土交換の材料に目論んでいるようだ。」と伝えた。15日、ワシントンポスト電子版は「①ロシア当局はロシア兵捕虜交換を提案したと伝えられる。②アメリカ人は依然として車、家電、家具購入で衰えを見せていないことが7月の米小売り高が示した。」と伝えた。
ブルームバーグ電子版は「中国は15~18日に「3中総会」を開く。中国の4~6月期GDPが5.0%増と発表すると見込まれる。7月の中国小売り高は前月比2.6%増(6月:2.0%増)。一方、不動産投資は1~6月期、前年同期比10.5%減(1~5月期:10.1%減)、固定資産投資は同3.8% 増(1~5月期:4.0%増)と発表した。ブルームバーグは2024年の中国GDPを4.9%増と予想している。習政権は技術開発を進め中国製品の高度化により中国経済拡大発展を謳っているが、中国の一般は能力や才能では国は豊かにならないと見ている。」と伝えた。
15日、NY市場でダウは40,563ドル、554ドル、1.39%高、S&P500は5,543と88ポイント、1.61%高、ナスダックは17,594と401ポイント、2.34%高。個別銘柄では売り上げ好調のアマゾンが177.59ドル、4.40%高。ハイテクではエヌビディアが122.86ドル、4.05%高でリードした。恐怖指数VIXは15.21と6.05%低下。米10年債利回りは3.927%と2.65%上昇した。NY外為市場で1ドル=149.07円、1.23%高、1ユーロ=163.56円、0.83%高、1英ポンド=191.60円、1.40%高。NY原油(WTI)はバレル78.01ドル、1.34%高、北海ブレント、同80.91ドル,1.44%高。NY金はオンス2,494.10ドル、0.58%高。ビットコインは5万5,956ドル、2.94%安で取引された。
16日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①英国の4~6期のGDPが前期比0.6%増加、2期連続で増加した。労働党の成果だと自慢した。影の内閣保守党は前政権の恩恵を受けたに過ぎないと抗弁した。②パレスチナでの死者数が4万人を超えた。イスラエルのガザ攻撃は継続している。一方、米、イスラエル、カタール3者会談で人質交換交渉が15日から始まった。ハマスは参加していない。ネタニヤフ首相はハマスせん滅までは戦争は止めないと述べた。ネタニヤフの政治生命がかかっているからだ。③スイフトさんのコンサートがモスクワの事件、豪州での演奏会中止以降初めてとなるが英国で開かれた。興行収入は20億ポンド(3,800億円)と見られる。」と伝えた。シンガポールCNAは「タイの次期首相にタクシン元首相の長女(37歳)就任する見通しとなった。議会承認されれば最年少首相が誕生する。」と伝えた。韓国KBSは「15日、日本による植民地支配から解放された日を祝った。ユン韓国大統領は北朝鮮の非核化を条件に北との対話機関設置に言及した。北朝鮮のGDPは159兆ウオンで4,200兆ウオンの3%に過ぎない。国家予算の20%が国防費で核戦力に集中している。」と伝えた。15日、ロイター電は「内閣府は15日、日本のGDPが年間で過去最高の607兆円と発表した。目標とした600兆円超えに30年を要した。」と伝えた。16日お盆休み明けの東京市場は先週からの大混乱から落ち着きを取り戻し買い先行で始まった。日本は人口減に今後どう対処出来るかが試金石となりそうだ。健康を失えばなにもかも失う。十分な睡眠と水分をとり、まずは足元の異常なまでの今年の猛暑を乗り切りたい。(了)