「8月14日(水)の米7月消費者物価指数(CPI)まで重要経済指標の発表はない。9日、NY市場で株価は反発しS&P500は週間下げ分をほぼ埋めたが週ベースでは4週連続で値下りした。9月FOMCで0.50%利下げ観測が後退した。ドル指数が2週間下げた。NY外為市場では1ドル=146円台で取引されている。2025年には米利下げが進むとヘッジファンドは1ドル=140円を予測している。」と9日、米ブルームバーグ電子版が伝えた。
9日、NYタイムズ電子版は「①ウクライナ軍がロシア領クルスクに侵入、ロシア軍を攻撃した。先行きは不透明だ。②ホワイトハウスは米停戦提案を拒否したイスラエルを非難した。」と伝えた。ワシントンポスト紙電子版は「米国はサウジアラビアへの武器輸出を再開した。2021年以降停止していた。②モスクア政府はロシア領クルスクに軍隊を増員派遣した。」と伝えた。ヤフー電子版は「新浪経済同友会代表幹事は9日、現政権はお金の使い道を曖昧のまま先送りした。日本が直面する人手不足問題や将来不安の解消に取り組んでなかった結果だと現政権を批判した。」と伝えた。
9日、NY市場でダウは39,497ドル、51ドル、S&P500は5,344と24ポイント、0.47%高ナスダックは16,745と85ポイント、0.51%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは20.37と14.38%低下。米10年債利回りは3.940%と1.43%低下。NY外為市場で1ドル=146.68円、0.64%安、1ユーロ=160.12円、0.65%安、1英ポンド=187.12円 、0.56%安。NY原油(WTI)はバレル76.98ドル、1.04%高、北海ブレント、同79.44ドル、0.35%高。NY金はオンス2,470.60ドル、0.30%高。ビットコインは6万187ドル、2.44%安で取引。
10日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「ウクライナ軍が1,000人がロシア領クルスクに入った。クルスク住民がプーチン大統領に助けを求める動画がロシア民間通信社が配信した。プーチン大統領は緊急安全保障会議を記載した。映像には降伏するロシア兵や15台のロシア軍戦車、兵士の遺体が映っていた。1,000人ものウクライナ兵が露領内に簡単に侵入出来たことは一般的には考えられない事態だ。」と伝えた。シンガポールCNAは「①ベトナム、フィリピン初の合同軍事演習がマニラ湾海域で9日実施された。中国海警局が対抗軍事演習を行った。②ミヤンマー、中国国境で中国軍とミャンマー少数民族軍代表との会談が行われた。2021年のミヤンマー・クーデター以降初めてとなる。」と伝えた。韓国KBSは「韓国国内でコロナ変異ウイルスによる入院患者が急増している。」と伝えた。上海衛視は「中国政府はEUのEV車への関税引き上げはルール違反とWTOに提訴した。」と伝えた。タイMCOTは「最高裁により解党裁定を受けた前進党の142が民心党に鞍替えを発表、政権復活を狙う。」と伝えた。ドイツZDFは「①ロシアはウクライナ兵をロシア領内に許した。ロシアは備えていなかった。②中東停戦に向けて米、カタール、イスラエル協議が9日始まった。」と伝えた。世界では様々な情報が伝えられる。パリ五輪での日本人選手の大活躍が日々伝えられる。何故か日本の政治家の顔は見えて来ない。(了)