(学校で教えてくれない経済学)
「予想以上に米景気が減速する可能性が最新データに示された。2日、米雇用統計が発表される。8月1日、NY株は3主要指数とも下落した。米民間雇用統計ISM総合指数は8か月振り低水準に低下した。米新規失業保険申請件数は24.9万件と増加、労働市場が減速、パンデミック前の水準に戻った。」と1日、ロイター電子版が伝えた。1日、ブルームバーグ電子版は「 米ISM製造業指数(総合)が7月46.8(6月:48.5・予想:48.85)、生産が45.9と4年振り低水準。需要環境が悪化.雇用指数が43.4へ前月から6ポイント低下、した2020年6月以来の低水準へ低下した」と伝えた。2日、午前10半現在、日経平均株価は米株安と日銀の0.25%利上げのあと1,800円値下がりしている。
1日、ワシントンポスト電子版は「ロシアと西側との交換は「外交の偉業だ」とバイデン米大統領は賞賛した。冷戦の最盛期以降で複数の西側諸国との数か月にわたった締めくくりとなった。」と伝えた。1日、NYタイムズ電子版は「7か国の関与する「残酷な試練は終わった。外交的勝利だ」とバイデン大統領は語った」と伝えた。1日、ウオールストリートジャーナル(WSJ紙)は「今回釈放されたWSJ紙記者ゲルシュコビッチシ氏はロシア外務省の正式な報道関係者認定カードを保持者である。そういう人物とロシアの暗殺者とが交換された。問題を残した。」と伝えた。1日、ブルームバーグ電子版は「ハマス最高指導者のイスマイル・ハニヤ氏が殺害された。情報漏れによるイランの大失態だ。要人を守るイランの能力に大きな疑問を投げかけた。」と伝えた。
1日、NY市場でダウは40,347ドル、494ドル、1.21%安、S&P500は5,446と75ポイントと1.37%安、ナスダックは17,194と405ポイント、2.30%安で取引を終えた。個別銘柄ではエヌビディアが109.21ドル、6.67%安、テスラが216.86ドル、6.55%安とハイテク株安をリードした。恐怖指数VIXは18.59と13.63%上昇。米10年債利回りは3.978%と3.11%低下。NY外為では1ドル=149.67円、0.20%安、1ユーロ=161.44円、0.55%安、1英ポンド=190.58円、1.13%安と対主要通貨で円高が進んだ。NY原油(WTI)はバレル76.90ドル、1.28%安、北海ブレントは同80.08ドル、0.94%安。NY金はオンス2,486.80ドル、0.27%安。ビットコインは6万3,392ドル、1.93%安で取引された。
2日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」は英BBC,ドイツZDF,フランス2,カタールアルジャジーラ、韓国KBS,シンガポールCNAはいずれもロシアと西側との囚人交換のニュースとハマス最高幹部殺害のニュースを取り上げた。2日、日経兵器株価は前場、36,261円、前日比4.89%で取引を終えた。米時間8月2日、米雇用統計を控えて円相場は1ドル=149円半ばで様子見している。相場は相場に聞けという名言がある。たかが相場、されど相場である。世界的な天候異変が今や異変ではなくなりつつある。十分な睡眠と水分をとり何とか難しい世の中を乗り切りたい。(了)