笑いのネタ・・・連載(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)
笑う人は病気も早く治る。
それは新陳代謝が良くなるからです。
難しい顔をしていると、病気はなかなか離れてくれない。
だから笑いましょう。
今の中国は、随分変わったので、ここに書いたようなことは少ないのですが、昔に経験
したことを思い出すと、おもしろいことがいっぱいあった。
上海から投稿をされている「上海蟹は前に歩く」を読んで頂くとわかるのですが、ここに書かれたことと同じような、「嘘だろう」と思えることが、今でもいっぱいあるようです。
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ウォークマン
一生涯忘れないだろうと思われた通訳の説明。
通訳 「中国は広いです」
私 「そうですね」
通訳 「国も大きいです」
私 「そうですね」
通訳 「だからウォークマンも大きく作りました」
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栓抜き
15年ほど前までは、中国の製品はほんとに質が悪かった。
日本人 「あれー、この栓抜き、栓を抜く前に曲がってしまったよ」
中国人 「だから、また売れるんです」
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買うほど高くなる
中国のお店が全て国営だった頃、店員は全く商売する気がなくおつりも投げて渡していた。
客 「この茶碗1個で4元なら、100個買ったらいくらになる?」
店 「はい。・・・ええーっと、500元になります」
客 「何言ってるんだ、たくさん買うんだよ、高くなるのか?」
店 「はい、お金のある人しかたくさん買えませんから・・・」
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審判員
上海医科大学の教授の家にお邪魔している時、外で大声をあげて喧嘩をしている人がいる。
私 「喧嘩みたいですが、大丈夫ですかね?」
教授 「ああ、あれが中国の夫婦喧嘩だよ、見といて!」
二階の窓から見ていたら、近所の人が集ってきて、旦那に向かって何かを言ってる。
旦那は、喧嘩を止めてコソコソと家に入っていった。
旦那が負けたそうで、夫婦喧嘩には隣近所の人が集って審判をするらしい。
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電気炊飯器
中国からの留学生は、電化製品を使うことに喜びを感じ、優越感に浸る時代があった。
炊飯ジャーを買ってきたという日に、「壊れた」と電話が入った。
わたし 「買ってきた後、何かしたの?」
留学生 「うん、釜をはずして中まできれいに洗ったの・・・」
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中医
中国の国医学を修めた人を「中医」と呼び、漢方や鍼灸の専門家として崇められている。
お弟子さんを連れて行った時、お弟子さんの下痢をどうしても止めることができない。
それを見ていた中医学院の先生が「私に任せてくれませんか」と言うので、お願いした。
彼はホテルの部屋を出て行って、しばらくしてから戻ってきた。そして、
「これを飲んでください。必ず止まります」と言う。
開けてみると、新薬の下痢止め薬が入っていた。
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ガニ股
今は上品になったが、以前の中国女性はガニ股で歩くし、股を広げて座っていた。
ある女性が、「中国人と間違えられて声をかけられたが、その原因がわからない」と言う。
彼女の立ち去る姿を見て、私はその原因がすぐにわかった。
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接待タバコ
中国の家庭では、タバコを吸う人はいなくても、お客さん用にタバコが準備されていた。
中国の友人宅に招待されたのですが、同行の知人は中国語が「謝々」しか話せない。
主人 「タバコをどうぞ」
知人 「あ、謝々!」
主人 「タバコをどうぞ」
知人 「あ、謝々!」
立て続けに勧められるタバコを断ることのできない知人は、とうとう青くなって倒れてしまった。
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コンセント
中国のコンセントは、二股のと、三股のとがあり、アダプターが必要な時もある。
火針の講習に行った時、針を焼く電気器具は三股でできていたので、一人の日本人が
「日本ではコンセントは二股だけだ」と事情を説明した。
中国人は 「分かった、では午後までに準備するから」とその場を去った。
午後になって、その中国人は戻ってきて、二股になった電気器具を見せてくれた。
なんと、三股のコンセントの一本をペンチで曲げてあるだけだった。
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針の技術
巨針を習いに行った時、最初に私たちの背中に巨針をしてもらった。
後で見てみると、巨針が錆びていたので聞いてみた。
私 「これ、錆びているみたいですけど、感染とかは大丈夫ですかねー?」
先生 「大丈夫、私はどんなに曲がっている針でも打てますから、問題ありません」
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トイレ
お世話になった中国の先生が、独立開業するというので、お祝いに駆けつけた。
宴会の席でトイレに行きたくなり、トイレの場所を尋ねたが、新築のためトイレが完成してない。
息子さんが、「ちょっと待ってて」と言って走ってどこかへ行き、バケツを持ってきた。
息子さんは、そのバケツを隣の部屋の角に置き「ここにどうぞ!」と言う。
辛かったなー。
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寒い
中国は大陸性の気候なので、昼夜の気温差が激しい。
ホテルから離れていたので、寒さを防ぐために暖かそうな下着を買った。
はいてみたら、お乳の下まで上がってくるので、「女性用だろう」と思った。
・・・違うらしい。
お腹が冷えないように、紳士物でもお乳の下まで上がるのが高級だというのだ。
いくら高級でも、こんなオバサンパンツみたいなもの、はけるかっていうんだ!!!
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食事のマナー
中国では、自分の箸でおかずを挟んで、他の人のご飯の上におかずを置き、自分のレンゲで
スープをすくって、他の人の茶碗に入れてあげるのが親切であり、礼儀のある人だ。
しかし、スープをすくう前に、レンゲをしゃぶって、さらにそのレンゲでスープをかき
混ぜてから、そのレンゲで、私の茶碗にスープを入れるのは止めて欲しかった。
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卵
昔、中国に留学していた友達と、中国のレストランで一緒に食事をした。
卵料理が出てきて、食べようとすると、友達が「ちょっと待って」と匂いをかいでいる。
何故だと聞いたら、「一パック買ってくると、だいたい4~5個は腐っていますからねー」と真剣な顔で話していた。
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中国の学会
瀋陽で開かれた学会に出席した時、一人の日本人は気前が良くて、何でも買っていた。
学会の合間に、ほんとにいろんな人がいろんな物を売りに来た。
しかし、さすがに「農作物」と「カイコ」だけは買わなかった。
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通訳
台湾から留学してきた子が、溜息をつきながら言った。
「私失敗したね、大阪来て!」
「なんで?」
「きょう、学校の先生言ってた、大阪弁、通訳になれない」
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子宮筋腫
中国へ留学中の男女が仲良くなり、彼女が「腹痛」を訴えたので病院へ駆け込んだらしい。
医師 「お腹に塊があります」
女子 「だからあの日はダメだと言ったのに・・・(泣)」
医師 「早く手術して取り出したほうがいい」
男子 「ちょっと待ってくださいよ、そんな簡単な問題じゃないでしょう!」
医師 「どうして?子宮筋腫は手術しなきゃーいけないんだよ」
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発音
中国語で先生のことを「ラオシー」と言い、ネズミのことを「ラオシュー」と言う。
ホテルから、私が一人で出かけて帰ってきたら、連れが私を探すために服務員に何かしゃべっている。
連れ 「ウォーダ、ラオシュー」(私のネズミ)(←私の先生と言ってるつもり)
職員 「シャンマ???シャンマ???」(何???何???)
連れ 「ラオシュー・・・ラオシュー」(ネズミ・・・ネズミ)
多分、職員は部屋にネズミが出たと思ったか、持ち込んだペットのネズミが逃げたと考えたに違いない。
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うかつ
上海の和平飯店だったと思うが、ジャズ喫茶があって、ネスカフェを出してくれていた。
中国友人宅で、和平飯店のインスタントコーヒーの不味さを話して笑っていた。
奥さんが気まずそうに持ってきたのは、インスタントコーヒーだった。
慌ててインスタントコーヒーを褒めたが、間に合わなかった。
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女児酒(ニーアールヂュー)
中国には、女児が生まれた時に仕込んだ酒(紹興酒)を、地中に埋めておき、その子の婚礼の時に振舞うという習慣がある。
台湾でその話をしていたら、友達の台湾女性がこう言った。
「先生、私の女児酒は、もう40年になるね」
「・・・」
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挨拶
中国のデパートへ行っても、挨拶もなければ、商品は投げて渡すという時代があった。
中国から来た留学生を、日本のデパートに連れて行った。
デパートの販売員が「いらっしゃいませ」と頭を下げた。
留学生も同じように頭を下げた。
お客さんに頭を下げられた販売員は、気持ち悪がるように後ろに下がって行った。
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結婚披露宴
中国で、何度かホテルでの結婚披露宴を目にしたことがあるが、必ず共通点がある。
司会者がしゃべったり、参加者が歌ったりしているのに、誰も聞く人はなく、それぞれが
大きな声でしゃべり、大きな声で笑っているのでメチャクチャうるさく、耳がガンガンする。
ーーー決して、人の話を聞こうとしない。それが共通点だーーー
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外国語
「小林克也のアメリ缶」という英語教材があり、飛行機の中で「コーヒー、オア、ティー」とスチュワデスが来たら、「コーヒープリーズ」とだけ言えばいいと書かれていた。
上海に「上海展覧会」という外国人相手の商場があり、その中にコーヒーショップもあった。
日本人の女性がコーヒーを注文していた。
日本人 「コーヒープリーズ」
販売員 「ナンですか?」(←日本語で)
日本人 「コーヒープリーズ」
販売員 「コーヒーが欲しいんですか?」
日本人 「コーフィー、プッリーズ!」
・・・日本人女性は、どうしても日本語を使いたくなかったらしい。
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理由
東北地方で、10月に開かれる学会に参加するために、何ヶ月も前から準備していたら、
一週間前になってから、「学会が延期になった」と連絡が入った。
その理由が、「10月になったら寒いので、広東辺りの南方から来る人は服がないから」と言うのだ。
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遅刻
中国では、11時半頃になると、「さーさー、ご飯ご飯!」と言って、お客さんがいてもご飯を食べに行ってしまう。学会の昼食時間もそうだった。
主催者 「ええー、午後は2時からはじめますので、時間通りに集ってください」
我々日本人は、2時前には全て会場に集まっていたが、席はまばらで、主催者もいない。
2時半頃になって主催者がやってきて、午後のスタートの挨拶をした。
主催者 「私が早く来ると、皆さんが気を使うかと思って、わざと遅れてきました」
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笑う人は病気も早く治る。
それは新陳代謝が良くなるからです。
難しい顔をしていると、病気はなかなか離れてくれない。
だから笑いましょう。
今の中国は、随分変わったので、ここに書いたようなことは少ないのですが、昔に経験
したことを思い出すと、おもしろいことがいっぱいあった。
上海から投稿をされている「上海蟹は前に歩く」を読んで頂くとわかるのですが、ここに書かれたことと同じような、「嘘だろう」と思えることが、今でもいっぱいあるようです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
ウォークマン
一生涯忘れないだろうと思われた通訳の説明。
通訳 「中国は広いです」
私 「そうですね」
通訳 「国も大きいです」
私 「そうですね」
通訳 「だからウォークマンも大きく作りました」
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栓抜き
15年ほど前までは、中国の製品はほんとに質が悪かった。
日本人 「あれー、この栓抜き、栓を抜く前に曲がってしまったよ」
中国人 「だから、また売れるんです」
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買うほど高くなる
中国のお店が全て国営だった頃、店員は全く商売する気がなくおつりも投げて渡していた。
客 「この茶碗1個で4元なら、100個買ったらいくらになる?」
店 「はい。・・・ええーっと、500元になります」
客 「何言ってるんだ、たくさん買うんだよ、高くなるのか?」
店 「はい、お金のある人しかたくさん買えませんから・・・」
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審判員
上海医科大学の教授の家にお邪魔している時、外で大声をあげて喧嘩をしている人がいる。
私 「喧嘩みたいですが、大丈夫ですかね?」
教授 「ああ、あれが中国の夫婦喧嘩だよ、見といて!」
二階の窓から見ていたら、近所の人が集ってきて、旦那に向かって何かを言ってる。
旦那は、喧嘩を止めてコソコソと家に入っていった。
旦那が負けたそうで、夫婦喧嘩には隣近所の人が集って審判をするらしい。
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電気炊飯器
中国からの留学生は、電化製品を使うことに喜びを感じ、優越感に浸る時代があった。
炊飯ジャーを買ってきたという日に、「壊れた」と電話が入った。
わたし 「買ってきた後、何かしたの?」
留学生 「うん、釜をはずして中まできれいに洗ったの・・・」
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中医
中国の国医学を修めた人を「中医」と呼び、漢方や鍼灸の専門家として崇められている。
お弟子さんを連れて行った時、お弟子さんの下痢をどうしても止めることができない。
それを見ていた中医学院の先生が「私に任せてくれませんか」と言うので、お願いした。
彼はホテルの部屋を出て行って、しばらくしてから戻ってきた。そして、
「これを飲んでください。必ず止まります」と言う。
開けてみると、新薬の下痢止め薬が入っていた。
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ガニ股
今は上品になったが、以前の中国女性はガニ股で歩くし、股を広げて座っていた。
ある女性が、「中国人と間違えられて声をかけられたが、その原因がわからない」と言う。
彼女の立ち去る姿を見て、私はその原因がすぐにわかった。
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接待タバコ
中国の家庭では、タバコを吸う人はいなくても、お客さん用にタバコが準備されていた。
中国の友人宅に招待されたのですが、同行の知人は中国語が「謝々」しか話せない。
主人 「タバコをどうぞ」
知人 「あ、謝々!」
主人 「タバコをどうぞ」
知人 「あ、謝々!」
立て続けに勧められるタバコを断ることのできない知人は、とうとう青くなって倒れてしまった。
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コンセント
中国のコンセントは、二股のと、三股のとがあり、アダプターが必要な時もある。
火針の講習に行った時、針を焼く電気器具は三股でできていたので、一人の日本人が
「日本ではコンセントは二股だけだ」と事情を説明した。
中国人は 「分かった、では午後までに準備するから」とその場を去った。
午後になって、その中国人は戻ってきて、二股になった電気器具を見せてくれた。
なんと、三股のコンセントの一本をペンチで曲げてあるだけだった。
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針の技術
巨針を習いに行った時、最初に私たちの背中に巨針をしてもらった。
後で見てみると、巨針が錆びていたので聞いてみた。
私 「これ、錆びているみたいですけど、感染とかは大丈夫ですかねー?」
先生 「大丈夫、私はどんなに曲がっている針でも打てますから、問題ありません」
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トイレ
お世話になった中国の先生が、独立開業するというので、お祝いに駆けつけた。
宴会の席でトイレに行きたくなり、トイレの場所を尋ねたが、新築のためトイレが完成してない。
息子さんが、「ちょっと待ってて」と言って走ってどこかへ行き、バケツを持ってきた。
息子さんは、そのバケツを隣の部屋の角に置き「ここにどうぞ!」と言う。
辛かったなー。
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寒い
中国は大陸性の気候なので、昼夜の気温差が激しい。
ホテルから離れていたので、寒さを防ぐために暖かそうな下着を買った。
はいてみたら、お乳の下まで上がってくるので、「女性用だろう」と思った。
・・・違うらしい。
お腹が冷えないように、紳士物でもお乳の下まで上がるのが高級だというのだ。
いくら高級でも、こんなオバサンパンツみたいなもの、はけるかっていうんだ!!!
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食事のマナー
中国では、自分の箸でおかずを挟んで、他の人のご飯の上におかずを置き、自分のレンゲで
スープをすくって、他の人の茶碗に入れてあげるのが親切であり、礼儀のある人だ。
しかし、スープをすくう前に、レンゲをしゃぶって、さらにそのレンゲでスープをかき
混ぜてから、そのレンゲで、私の茶碗にスープを入れるのは止めて欲しかった。
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卵
昔、中国に留学していた友達と、中国のレストランで一緒に食事をした。
卵料理が出てきて、食べようとすると、友達が「ちょっと待って」と匂いをかいでいる。
何故だと聞いたら、「一パック買ってくると、だいたい4~5個は腐っていますからねー」と真剣な顔で話していた。
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中国の学会
瀋陽で開かれた学会に出席した時、一人の日本人は気前が良くて、何でも買っていた。
学会の合間に、ほんとにいろんな人がいろんな物を売りに来た。
しかし、さすがに「農作物」と「カイコ」だけは買わなかった。
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通訳
台湾から留学してきた子が、溜息をつきながら言った。
「私失敗したね、大阪来て!」
「なんで?」
「きょう、学校の先生言ってた、大阪弁、通訳になれない」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
子宮筋腫
中国へ留学中の男女が仲良くなり、彼女が「腹痛」を訴えたので病院へ駆け込んだらしい。
医師 「お腹に塊があります」
女子 「だからあの日はダメだと言ったのに・・・(泣)」
医師 「早く手術して取り出したほうがいい」
男子 「ちょっと待ってくださいよ、そんな簡単な問題じゃないでしょう!」
医師 「どうして?子宮筋腫は手術しなきゃーいけないんだよ」
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発音
中国語で先生のことを「ラオシー」と言い、ネズミのことを「ラオシュー」と言う。
ホテルから、私が一人で出かけて帰ってきたら、連れが私を探すために服務員に何かしゃべっている。
連れ 「ウォーダ、ラオシュー」(私のネズミ)(←私の先生と言ってるつもり)
職員 「シャンマ???シャンマ???」(何???何???)
連れ 「ラオシュー・・・ラオシュー」(ネズミ・・・ネズミ)
多分、職員は部屋にネズミが出たと思ったか、持ち込んだペットのネズミが逃げたと考えたに違いない。
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うかつ
上海の和平飯店だったと思うが、ジャズ喫茶があって、ネスカフェを出してくれていた。
中国友人宅で、和平飯店のインスタントコーヒーの不味さを話して笑っていた。
奥さんが気まずそうに持ってきたのは、インスタントコーヒーだった。
慌ててインスタントコーヒーを褒めたが、間に合わなかった。
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女児酒(ニーアールヂュー)
中国には、女児が生まれた時に仕込んだ酒(紹興酒)を、地中に埋めておき、その子の婚礼の時に振舞うという習慣がある。
台湾でその話をしていたら、友達の台湾女性がこう言った。
「先生、私の女児酒は、もう40年になるね」
「・・・」
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挨拶
中国のデパートへ行っても、挨拶もなければ、商品は投げて渡すという時代があった。
中国から来た留学生を、日本のデパートに連れて行った。
デパートの販売員が「いらっしゃいませ」と頭を下げた。
留学生も同じように頭を下げた。
お客さんに頭を下げられた販売員は、気持ち悪がるように後ろに下がって行った。
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結婚披露宴
中国で、何度かホテルでの結婚披露宴を目にしたことがあるが、必ず共通点がある。
司会者がしゃべったり、参加者が歌ったりしているのに、誰も聞く人はなく、それぞれが
大きな声でしゃべり、大きな声で笑っているのでメチャクチャうるさく、耳がガンガンする。
ーーー決して、人の話を聞こうとしない。それが共通点だーーー
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外国語
「小林克也のアメリ缶」という英語教材があり、飛行機の中で「コーヒー、オア、ティー」とスチュワデスが来たら、「コーヒープリーズ」とだけ言えばいいと書かれていた。
上海に「上海展覧会」という外国人相手の商場があり、その中にコーヒーショップもあった。
日本人の女性がコーヒーを注文していた。
日本人 「コーヒープリーズ」
販売員 「ナンですか?」(←日本語で)
日本人 「コーヒープリーズ」
販売員 「コーヒーが欲しいんですか?」
日本人 「コーフィー、プッリーズ!」
・・・日本人女性は、どうしても日本語を使いたくなかったらしい。
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理由
東北地方で、10月に開かれる学会に参加するために、何ヶ月も前から準備していたら、
一週間前になってから、「学会が延期になった」と連絡が入った。
その理由が、「10月になったら寒いので、広東辺りの南方から来る人は服がないから」と言うのだ。
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遅刻
中国では、11時半頃になると、「さーさー、ご飯ご飯!」と言って、お客さんがいてもご飯を食べに行ってしまう。学会の昼食時間もそうだった。
主催者 「ええー、午後は2時からはじめますので、時間通りに集ってください」
我々日本人は、2時前には全て会場に集まっていたが、席はまばらで、主催者もいない。
2時半頃になって主催者がやってきて、午後のスタートの挨拶をした。
主催者 「私が早く来ると、皆さんが気を使うかと思って、わざと遅れてきました」
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