人間には生しかない。意識が消え去る体験はないからだ。現実に死は体験できないので、いつもわたしは生きている。
死が現実にあるのは、日本の死刑囚だけ。執行は当日の朝告げられる。殺されるのが100パーセント確実で、絶対に逃れられない死。
きわめてナマナマしく死を極限まで意識させて、殺す。どんな犯罪よりも人間の心の奥底に恐怖と絶望を与え、告げ知らされる朝まで毎日、その日が来るのをずっと底なしの恐怖を味あわされて、殺す。
人類が考えだした最高の拷問=精神の最大苦を考え、実際に殺されるより怖い恐怖感を何百日も何千日も味あわせながら殺すのが死刑制度。
それを当然とするのが、わが日本人のありのままの心。すごい民族だ。恐ろしい人たちが平然と暮らす国。残酷が血肉化しているようだ。
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堤 寿美枝
気に入らない人には酷い目にあわせたい。
人間は恐ろしい生き物ですね

Katsube Hirofumi
「罪を償わせる。」というのは、「悪いことをした人間はどんなひどい目に遇わせても良い。」ということではないはずです。
「悪いことをしたのだから、人権など必要ない。」と声高に主張する人たちは、被害者ではない人たち。
日本人は、「市中引き回しのうえ、獄門、打ち首」が好きなようです。
武田 康弘
人間としての次元が低く、ただ周りに合わせ、自己判断はなし、受験知しかないのに、それに疑問さえ持たない。人間として生きるとはどういうことか、を考えないのでは、人間の名に値しない。