NHKは、かつて、大河ドラマ「草燃ゆる=北条政子伝」で、クライマックスの承久の乱を省いて終わりにしてしまうという考えられないドラマをつくりましたが、このところのNHKは、当然ですが、承久の乱をきちんと取上げています。
しかし、残念なのは、まだまだ男性優位思想から抜け出せず、北条政子の力を正しく伝えていないことです。今日の番組でも、18基で最初に出陣したのが伯母の政子を深く敬愛する泰時であることの説明はなく、大江の進言に比重を置いた解説でした。
「我妻鏡」には、正確に書かれていますので、以前のBlogをご覧下さい。
Eテレは、よく頑張りましたが、もう一段深く、正確に!
今年の5月19日は、龍となった北条政子が、後鳥羽上皇への反撃の烽火をあげて800年。日本史最大の変革!
明日5月19日は、北条政子が、後鳥羽上皇の攻撃に反転攻勢した800年記念日=日本史最大の変革。まず、「吾妻鏡」をご紹介
武田康弘