思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

竹田徹と名乗る人が「このblogを公安調査庁などに通報しました」とコメント(笑) この人、大丈夫かな?

2022-06-30 | その他

 以下は、竹田徹と名乗る人物からのコメントです。

 なぜ、こういう悪質ないやがらせをするのでしょうかね?  このblogが「表現の自由を逸脱してる!?」とのことです。おお怖っ!(笑笑)

こんなことで税金使って公安庁が動くなら、日本は北朝鮮そのものとなりますよね~~~~~

この竹田徹という人、悪さも度が過ぎると、逮捕されるのでは? 憲法の基本的人権10条~40条までゆっくりお読みください。

武田康弘

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竹田徹

2022/06/10 00:42:09

通報しました。

武田様

こんばんは。
ごぶさたしております、竹田徹です。
相変わらず頑張っておられますね。

さて、先ほど、武田さんのこのブログについて駐日ウクライナ大使館にURLと住所、電話番号を通報しました。悪質さ、執拗さが表現の自由の範囲を逸脱していると判断したためです。
今さら、「やばい、やり過ぎた」と思って過去の投稿を削除しても無駄です。
スクリーンショットを取って送りましたからね。

大使館から連絡があるかないか分かりませんが、武田さんが言動を改めるきっかけとなってくれたら幸いです。

なお、先日、週刊文春と新潮に同様の通報を行ったこと、今後もこれら以外の媒体に少しずつ通報を行っていく決意であることを申し添えます。

 

 

2022/06/29 23:26:35

通報第二弾
武田先生

ごぶさたしております。
竹田徹です。

さて、mpr21というサイトですが、少し調べただけでも、スペインのフェイクニュースサイトであることにたどり着きます。武田さんは撤回し謝罪するだろうか?

武田さん、しばらく私が投稿しなかったら寂しくて仕方がなかったんですね。
私にかまってほしかったんですね。

では、ご要望にお応えして、白樺教育館の住所・電話番号(公開情報)や、このブログのURLを、今度は右派メディアや公安調査庁に通報します。

乞うご期待!

 

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フランスやキエフの調査チームにより「ブチャの大虐殺を行ったのはウクライナ軍」と証明されました。

2022-06-29 | 社会批評

フランスやキエフの調査チームにより「ブチャの大虐殺を行ったのはウクライナ軍」と証明された 〜 「ロシア軍による住民虐殺」と報じたメディアは撤回し謝罪するだろうか?

 「Googleとtwitterから最も検閲されたウェブサイト」という輝かしいタイトルを持つ「mpr21」というサイトが、「ブチャの大虐殺を行ったのはウクライナ軍である」という記事を掲載しました。タマホイさんが翻訳全文をスクショにされていますので、要約します。

 ブチャの検証は「反ロシア」の立場で行われたようで、フランス国家憲兵隊の法医学部門の専門家18人とキエフの法医学調査チームが、ロシア軍が町から撤退した後の死因を記録しました。その結果、ウクライナの法医学者ウラジスラフ・ピロフスキー氏は「私たちは、この地域(ブチャ)の他の同僚と同じように、男女の遺体から本当に細い釘のようなものをいくつか発見しました」と語りました。

 問題はこの釘のような金属ダーツで、これは2014年以降、ウクライナ軍がドンバスの住民に対して広く使用したものと同じ、現代戦ではほとんど使われないものだそうです。ダーツは、ロシアとウクライナの両方にありますが、ロシア軍はこの戦争で今回発見されたD-30タイプは使用していない。ブチャで見つかったダーツの写真を調べた英国の団体「フェニックス・インサイト」の武器専門家ニール・ギブソン氏は、これは122ミリのZSh1砲弾のもので「珍しい、めったに見られない発射物 」「これはアメリカの対人弾シリーズに相当するものだ」と述べています。イスラエルがガザやレバノン領でよく使用した無差別殺傷兵器だそうです。

 調査によって「砲撃により民間人が死亡したことが確認されており、明らかにウクライナの砲弾はロシアの陣地に落下した。ブチャに配備されたロシア軍は、明らかに自軍の陣地に発砲していない。そのため、ウクライナ軍が行った銃撃で民間人が死亡した」ことを証明してしまいました。

 これまで西側メディアが伝えた物語、平和なウクライナ人を大量虐殺したロシア軍という特徴は排除されたとし、逆に、ウクライナ軍からの砲撃による多数の民間人殺害と結論しています。
 さて問題はメディアの報道です。英国ガーディアン紙、そしてその報道を元に多くの日本のメディアがロシア軍の砲撃によるものと報じています。今回の調査で、結果的にAFU(ウクライナ軍)の残虐性を裏付けたと判明したことを伝えるでしょうか。

(まのじ)

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「ウクライナはすでに負けている」リチャード・H・ブラック 元米軍陸軍大佐・上院議員の明晰な分析と説明。

2022-06-27 | 社会批評

リチャード・H・ブラック 元陸軍大佐・上院議員の明晰な分析と説明。

時代は大きく変わります。

中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカなどが中心になるでしょう。

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ロシア悪、ウクライナを応援しよう!というマスコミ報道は、日本を戦争に近づける愚かで恐ろしい仕業です。

2022-06-25 | 社会批評

「ロシアの侵攻を許してはいけない、日本人も他人事とするのではなく、いつまでも関心を持ち続けることが大切」というNHKニュースの善意ぶった報道を見て、なんと愚かで危険な態度か!と憤りをもちました。

今回のウクライナとロシアの戦争が、アメリカが2014年にクーデターで親米政権をつくり、そこからの暴力の連鎖であり、国連でロシア代表がウクライナ軍(アズフ隊が中心)のロシア人への迫害を人権問題として批判しても西側は無視してきたこと等を原因としていることは、アメリカの元軍人や元上院議員がテレビで話していることで明らかです。

アメリカは、ずっとウクライナを利用してきて、バイデン大統領の息子も入り込んでいることは、誰もが知るところです。

もとは、ソビエト連邦の二つの国、ロシアとウクライナの戦争に対して、一方だけを悪とし、親米クーデター政権を善として報道し、2014年からウクライナ軍により破壊されてきた街を映して、すべてロシア軍により破壊されたものと報道するのは、悪質です。事実関係をきちんと調べたうえで報道すべきは当然のことです。

アパートや学校や病院にウクライナ軍が宿り、市民を人間の盾として使っていることは、許されません。ロシア軍の問題を報じるの当然ですが、ウクライナ軍やアゾフ隊の問題を報じないのは酷い話です。誘導報道でしかありません。元は同じ国の近親者同士の極めて濃密な関係による戦争に対して、まるで日本も関係するかのような言い回しは、軍事費を増額するため以外の何物でもないでしょう。

制裁に加わっているのも、西側だけで、世界次元でみれば少数でしかありません。制裁をして苦しむのは一派庶民であり、それは日本やアメリカや欧州の物価高となっていますが、それで何の成果も得られていません。ロシアは資源大国で、西側が買わないのであれば、中国や第三世界に売ればいいだけのこと。一番大切な「停戦」とはまったく結びつきません。このまま制裁を続ければ、困るのは西側でとくに何も資源のない日本は不利です。

再度書きますが、もともとソビエト連邦内の二つの国の戦争で、なぜ、ロシアを敵にし、日本側から次々と喧嘩をしかけることをしなければならないのか!?それで何を得ようとしているのか、底知れぬ愚かしさにわたしは唖然とするのみ。官府やマスコミに少しは賢い人はいないのでしょうか???


武田康弘









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浄土真宗「親鸞会」へのコメント。1207年の法然門徒の死刑 流刑と1221年の承久の乱は、つながっている。

2022-06-25 | 学芸

以下は、FBの浄土真宗「親鸞会」への投稿(コメント)です。

 今の大河「鎌倉殿の13人」で、クライマックスとなるのが1221年の「承久の乱」で、これは日本史最大の変革=革命でしたが、
「北条義時を討て!」と院宣を出した後鳥羽上皇は、
 その14年前(1207年)に、法然門下の僧の4人を死刑とし(日本史上死刑が実行されたのはこれが初めて)師の法然を含む親鸞など8名を流罪にしましたが、
 これは、旧仏教側の訴えにより起きたことではなく(訴えたのは興福寺ただ一寺のみ)、上皇のお気に知りの女官二人が、熊野詣に行っていたときに、念仏宗に帰依して出家したことによる【私怨】によるものでした(2008年に中世史の第一人者・上横手氏が書籍で分明に)。

 北条政子、弟の義時(小四郎)、義時の長男の泰時(子ども時代は金剛)この3人が一体となって新しい日本を誕生させたのですが、政子を誰よりも敬愛していた泰時は、政子の供養のための校合を茨城の稲田に居た親鸞に依頼し、その作業をねぎらいに幾度も訪ねています。親鸞はその後で京都に帰ってからも(北条政権が後鳥羽上皇を流刑=終身刑として関係者を全員処分したので帰れたのです)、政子の供養のために尽力しました。親鸞は、主著「教行信証」末尾には、後鳥羽や順徳の名をあげ、彼らは法に反し義に違しと厳しく批判しています。また、政子は法然門下ですので親鸞の兄弟子にあたります。

 というわけで、1207年の「建永の法難」と1221年の「承久の乱」の二つは一続きのものなのです。思想的な革命と政治社会的な革命は同時に起こったことが分かります。
 どちらも後鳥羽上皇の激しい欲望(愛欲と権力欲)が端緒になっていますので、彼は、反面功労者ということになります。

 以上は、浄土真宗開宗(来年2023年は、開宗800年・親鸞生誕850年)の地の茨城八郷の板敷山大覚寺を3年前に37年ぶりに訪れたときに、「寺の開基は後鳥羽上皇の第三皇子」と書かれているのを見て、なぜ上皇の息子が?と疑問をもち、寺に聞きましたが、「そう書かれているだけで分からないのです」とのことでしたので、わたしが頑張って調べ、突き止めたことです。

 後鳥羽上皇とその息子たちは、承久の乱で、全員処分され(5名が遠島、8名が出家)、比叡山に出家した一人、周観(のち善性=親鸞が命名)は、おそらくは自身の傷心を救う「悪人正機」を唱える親鸞を頼って東国の茨城に来たのでしょう。同時に親の罪滅ぼしの気持ちもあったのでしょう。なお、東弘寺(東本願寺派)も善性の開基で、善性の木像があります。板敷山大覚寺(西本願寺派)には親鸞の木像があります。

武田康弘
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ヒトラーの手法=緊急事態条項を憲法に盛り込む。自民党と維新の会中心に、権力が個人の人権を抑え込む。

2022-06-25 | 社会批評

緊急事態条項」を憲法に入れれば、主権者が国家権力をコントロールする意図でつくられた近代憲法は自死しますが、それはヒトラーの悪知恵でした。合法的に内閣独裁政治ができるので、権力者には都合がよいのですが、民主政治はおわってしまいます。



以下は、中国新聞の社説ですが、ご参考までに。
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緊急事態条項 憲法の改正まで必要か   中國新聞 社説  2022/5/3

 

 日本国憲法が施行されて、きょうで75年となった。国民主権や基本的人権の尊重、平和主義といった憲法の精神は、私たちの暮らしの礎となっている。

 本紙にきのう載った世論調査によると、日本が戦後、海外で武力行使しなかったのは「9条があったからこそだ」との回答が76%に上った。平和主義の果実を実感している証しだろう。

 法の下の平等や、個人の自由と権利なども以前の帝国憲法では考えられないほど拡充され、私たちは日々享受している。

 ところが、そうした土台を覆しかねない動きが進んでいる。緊急事態条項の新設を突破口に、憲法改正への道を開く構えを与党自民党が本格化させていることだ。権力が暴走した戦前のような社会に逆戻りする恐れがあり、看過できない。

 11年前の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故や、近年の新型コロナウイルスの感染拡大、そしてロシアによるウクライナ侵攻…。非常時に政府や国会が機能するのか、不安を感じる人も少なくあるまい。

 とはいえ、危機的状況に便乗した改憲論議は避けるべきだ。危機感をあおって拙速に議論を進めれば、私たちの暮らしに根付いた憲法の普遍的な精神や理念を踏みにじってしまう。

 憲法論議を巡る国会の環境は、昨年秋の衆院選を機に激変した。改正に前向きな日本維新の会と国民民主党が議席を増やし、慎重な立憲民主党と共産党が議席を減らしたためだ。

 維新や国民民主の後押しを受ける格好で、自民党が国会での改憲論議を加速している。例えば衆院の憲法審査会。実質審議は近年の通常国会では多くても3回程度だったが、今年は早くも10回を超すハイペースだ。

 自民党は、緊急事態条項の中でも国会議員の任期延長を可能にする改正を「最優先」と位置付けている。国民の抵抗感が少なく、幅広い議員の理解が得られると考えているのだろう。

ただ、憲法54条には、衆院解散時などにその機能を代替する参院の緊急集会が規定されている。また今の憲法制定時に、当時の政府は、緊急事態条項は不要だとの考えを示していた。非常時を口実に民主政治が破壊される恐れがないとはいえないことを理由の一つに挙げていた。

 もし今、任期延長の規定を設けるとしても、憲法改正まで必要なのか。国会法や公選法の改正で対応できるのではないか。

 任期延長の先には、さらに危うい動きが控えている。緊急時の人権制限に加え、法律と同様の効力を持つ緊急政令を内閣が制定できる権限を憲法に盛り込もうとしていることだ。

 政府への権限集中や権力乱用を招き、深刻な人権侵害をも引き起こしかねない。そもそも憲法は国民の自由や権利を守るため、政府に縛りをかけるのが役割だ。そうした立憲主義の「たが」を外すことは許されない。

 人権制限の規定は既に、有事法制や災害対策基本法に盛り込まれている。なぜ、どんな場合に、さらなる制限が必要か。十分な国民の理解が求められる。

 世論調査では、改憲の機運が「高まっていない」が70%に達した。改憲の必要性や緊急性を国民はさほど感じていないようだ。将来に禍根を残さぬよう、国会は憲法の役割や課題を冷静に見詰め直さねばならない。

コメント (2)
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5月6日の国連安保理の会議。これを見てもなおウクライナや欧米が正しいと言えますか?

2022-06-23 | 社会批評

5月6日の国連安保理の会議の模様です。1時間越えですが、NHKなど日本の放送局は、これを知ってなお、ロシアは悪でウクライナと欧米は善だ一方的に決めつけるのでしょうか?

公平・公正な報道をしてほしいものです。

武田康弘

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米国防総省は、ウクライナの生物兵器研究施設46か所への支援の実態などを公表。

2022-06-21 | 社会批評



ロシアのウクライナへの軍事侵攻により、


アメリカ政府が、どのようにウクライナに関わってきていたかが明らかになりました。

ペンタゴン・国防総省は、ウクライナ国内の軍事的生物兵器研究施設46か所への支援、および核関連での長年の協力の実態を公表しました。

南米のテレビ局のニュースです。1分7秒です。

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西欧的自我主義とは別次元、ヤージュニャ ヴァルキヤやブッダとサルトルの一致。キリスト教や天皇教の詐術

2022-06-18 | 恋知(哲学)


 今日の大学クラスでやったことですが、紀元前7世紀のインド哲学の天才=ヤージュニャ ヴァルキヤ
(トルコ ミレトスのタレスに少し先行)と20世紀フランスのサルトル哲学(存在と無)の完全な一致、わたしとは認識主体のことなので、原理上、わたしを認識する(対象認識する)ことはできないのです。


 わたしの意識現象ーありありと感じている色や音や・・・は、そのように感じること自体を説明することができません、脳細胞が刺激されてというのは観察できますが、それは意識現象(感じているこの感じ)を説明できないのですから、○○を認識するわたしを認識することは原理上、不可能というわけです。自我という存在がまずあって、意識現象を起こしているわけではなく、端的に意識現象がある、それが遡行の行き止まりです。意識現象をもっているために、わたしという自我が自覚されるのであり、その順番を逆にしてはいけません。西欧的自我主義に陥ります。

 結局は自我の補強にしかならない一神教(主にキリスト教)に呪縛されているうちは、人類は自由で豊かな幼子のような人間味を持つことはできません。ヤージュナヴァルキヤやブッダの自我を超えた意識の自由な飛翔は、サルトルと共通です。一神教とその発想法を超えるのは何より大切です。

 強い宗教「一神教」を真似て伊藤博文がつくった疑似的な一神教が「天皇教」で、その象徴が一世一元の「元号」
(岩倉具視作成)です。生きている神ですから恐ろしい力・抑圧を生みました。政府作成のカルト宗教ですが、クリスチャンが天皇教と意外と親和性があるのは発想が一神教的ゆえだからです。

 恋知という実存思想を深く自覚し、実践しよう~~!
自我主義の呪縛を解き、意識をしなやかに自由に伸び伸びと。既成秩序に縛られずに、広大無辺なイマジネーションの世界に羽ばたこう~~~~~~~~~ わたしは自由存在=自由な意識なのです。

武田康弘

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fbコメントより

タケセンがどう考えるかに関わらず、
キリスト教の神は唯一神であり、人格神であると同時に父(+母)-子-聖霊の三位一体の神であるということを信じるというのが核心であります。
タケセンが批判し、嫌と言っても
それに影響されるようなひ弱いものではありません。

Taechang Kim




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NHK歴史探偵ー北条政子(15日放映)は素晴らしかった。情の深さと頭のよさ・新しい日本をつくりあげた偉人!

2022-06-17 | 学芸

昨晩(15日水)のNHKの歴史探偵『北条政子はどんな人物か』は、素晴らしい番組でした。

政子の情の豊かさと深さをあらわす新発見、鎌倉幕府をつくる過程で数多くの戦いをし、また、その後の後鳥羽上皇との戦い(承久の乱)で未亡人になった武士の妻たちに寄せる濃やかな心をあらわす櫛(くし)の紹介。

朝廷=後鳥羽上皇と戦うことになり動揺する鎌倉武士たちを一つした有名な名演説を、ジュリアス・シーザーが殺されたときに、ブルータスを弾劾したアントニーの名演説を引き合いに出しての説明など面白さも満載。知情意すべてに傑出した政子だからこその演説の説得力に改めて感心。

弟の執権 泰時の死後の混乱を、戦いや刑罰ではなく、協力で乗り越える新たな手法で幕府を安泰に導く知恵と度胸の実行力

二代目執権・泰時の武力ではなく、法(御成敗式目)による統治の成功への架け橋となった政子の思想と行動。それは、後の時代よりも進んだ日本を生み出したこと。江戸時代の儒教道徳を超えた男女同権の世を現実のものとした政子の偉大さを伝えていました。

実力ある安定した北条政権の日本だったからこそ、その後の元寇に勝つことができたことなど、まことにわたしが言いたいこと、このblogで描いてきた見方が示されていて、最高の気分でした。う~~ん素晴らしい。再放送をぜひご覧ください。

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以前に示しましたように、北条政子・義時(政子の弟)・泰時(義時の長男)の3人により、日本は新たな日本になったのです。日本史最大の変革を成し遂げた北条政権は、まことに素晴らしい。

また、同時代に親鸞による浄土真宗が茨城の地で開かれ、承久の乱で処分されて僧になった後鳥羽の息子の一人、周観(のち善性)が自身の傷心をうめるために、また父の罪滅ぼしのために父が流罪とした親鸞に帰依し、弟子となって板敷山大覚寺と東弘寺を開基したのです。わたしが調べたことが世に知れると嬉しいです。来年は開宗800年です。泰時は、政子の供養のための校合を親鸞に頼み、その作業中、いくども労いに訪れています。

1207年の法然門下の死刑と流罪は、後鳥羽上皇が28才の時に起こした愛欲に基づく悪行で、その14年後1221年の承久の乱は、後鳥羽上皇の権力欲による悪行です。この二つの悪行が、結果として日本に思想(宗教)と政治の同時革命を起こしたわけです。親鸞は主著「教行信証」の末尾で、後鳥羽と順徳の名をあげて、法に反し義に違した朝廷を厳しく批判しています。


武田康弘



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1991年の討論塾・討論会【竹内芳郎・竹田青嗣・武田康弘を中心とする3回シリーズ】 恋知エピソード1

2022-06-13 | 学芸

 31年前、1991年の討論塾・討論会【竹内芳郎・竹田青嗣・武田康弘を中心とする3回シリーズ】1、社会批判の根拠。2、自我論と真理論。3、現象学の意義、と関連資料などをまとめて「恋知エピソード1」として冊子にしました。送料込みで870円ですが、pdfでも無料で読めます。編集と製作は古林治さん。  クリックでpdfに飛びます。

恋知とは、
理論としての哲学から、体験を礎とする哲学(これを恋知という)への大転回のことで、
意味充実の生き方と学び方を獲得&実践していく営み。




武田康弘

 


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双方の主張を報じるのではなく、ロシアのみを悪と断罪するのは、公平性にかけます。かがみ道子さんのfbを。

2022-06-13 | 芸術

日本のマスコミは、あまりにも偏り、ロシア側の主張はほとんど伝えず、ウクライナのゼレンスキー大統領や過激な民族主義団体アゾフ隊の主張をそのまま真実として報道しています。

これは、ジャーナリズムの自殺行為と言えます。

21世紀の世界の良心といわれる言語学者のチョムスキー(米国人で、ノーベル賞に言語学賞があれば、3個は確実に受賞しているといわれます)の二度のインタビューは、このblogでもご紹介しましたした。ロシアの言い分も聞くこと、停戦を優先することを力説していました。

スイス軍の専門家の大変に長い記事も紹介しましたし、

アメリカの元陸軍大佐の説明や、元上院議員による解説も載せました。

みな、2014年にはじまるウクライナ政府や軍によるひどい行為について説明していましたが、東ドンバス地方の惨状は、フランスの女性ジャーナリストによるドキュメンタリー映画(2015年)をご紹介しましたので、よく分かると思います。

なぜ、それらを日本のマスコミは伝えずにきたのか、なぜ、ロシアを敵国扱いするのか、誰もそれにより得をすることはありません。

わたしは、ロシアやウクライナ(元は共にソビエト連邦)についての専門家ではありませんし、何も断定的には言えませんが、情報ははじめから色をつけてよいはずはありません。逆サイドの情報も知るべきですが、fbで友人となったかがみ道子さんは、ロシアからの情報も頻繁にだしていますので、見ることをお勧めします。なにが真実かを断定することは不可能ですが、複眼的視点をもつのはとても重要です。


武田康弘

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すさまじい嘘を放映し続ける日本のテレビ局。ウクライナのアゾフをヒーロー化する! 恥を知れ!!

2022-06-09 | 社会批評
かがみ道子さんのfbを貼ります。

このアゾフをヒーロー化する日本メディア、恥を知れ❗️
Jano66💤
@Jano661
アゾフスタルの投降兵のうち、1,000人以上がロシア本土へ連行。取り調べへ RT
そのうちのほとんどが海外傭兵ではないかとTASS。
長年東ウクライナを破壊・虐殺してきたエリートでしょうから、厳しくいくだろうね~。
3人、あごひげ、タトゥー、テキストの画像のようです
 
 
 
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