私は、都立高校の2年~3年生の時(1968年―69年)、全校生徒の代表として高校改革を成功させて以来、いま具体的には書きませんが、37年の間に幾多の社会運動・文化運動を手がけ、成就させてきました。
しかし、「根本的な地点から見直す」という私の基本姿勢・言動は、おおきな成果を上げると同時に、修復不能な人間関係の亀裂をも生みました。残念なことです。
しかし、人間関係の悪化や断絶は望ましいことではありませんが、ほんとうの改革、新しい希望を生み出す営みを成就させるためには、愛を基盤とした厳しさが必要です。勇気と決断なくしては何事もなしえません。軋轢(あつれき)恐れて
受動性の想念に縛られていては、個人の輝きー悦びは消えてしまいます。
私は、来年2006年4月よりまた新たな取り組みー日本社会の中心にある問題を解決するための地道なしかし恐ろしく大きな実践に乗り出します。「民知」のつどい、民知というほんらいの知を広げる活動ですが、その「私の信条」を書いたブログに対して成毛君のコメント(ミクシィ内)がありましたので、私のコメントと合わせて以下に載せます。
まず、「私の信条」を見て下さい。
クリックで出ます。コメント
成毛 俺もそうなれるように、焦らずにゆっくりと着実に努力します。なれるよね?なります!
武田 民知、恋知に王道なし。 努力と時間が必要。
現代のマスメディアが象徴する下劣な価値観と、天皇制が象徴する権威主義の双方を己の深部から消去することが、絶対の条件。
タケセンももう53才。そろそろ「曲がった根性」や「狭い損得勘定」や「非・協力」と思われる人々と付き合う無駄はやめます。
自我主義者・政治屋・既成道徳に縛られた偽善者とは、きっぱり縁を切り、成毛君のような真っ直ぐな精神の人間だけと付き合うようにしようと思っています。
2006年4月から「民知の会」をスタートさせます。
1987年以来の「哲学と市政の会」は廃止です。内容、名称ともに変え、本丸の民知、恋知の拡大・深化に集中します。 移行するために1月より内容を変えます。
人間の問題、社会の問題は、従来の「知」の枠組みでは捉えることができません。
「制度知」でしかない今までの「知」を乗り越えて、私たち「民知者」から始まる新しい人生と世界を築き上げようではありませんか。共に!
一神教的・超越主義的発想を元から断ち、内的に、自分自身として、深い納得を生み出しつつ生きるほんものの人生=エロースの生を広げていきましょう。
民知、恋知については、この下のブログにあります(クリックで見ることができます)。
武田康弘