思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

イスラエルのジェノサイド政権支持の英国王と会談!の天皇・皇后は、どういうつもり。きちんと応える義務があります。。

2024-06-26 | 社会批評

チャールズ英国王は、イスラエルのネタニヤフ政権支持を言っています。大量無差別虐殺を行なうイスラエル政権を支持するとは、とんだ国王ですが(歴史的に悪事を続けてきた英国ならではとも言えますが)、その人に天皇・皇后が会いに行くとは、あきれかえります。

政治的もいいところです。宮内庁、政府の仕業? 本人の意思?
平和努力ではなく、虐殺をするイスラエル側を支持する英国王と仲良くすることは、重大な問題と思います。
きちんと釈明をする義務があるはずです。

マスコミは何も言わない。テイタラクにもほどがあります。

武田康弘

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新世界!「ベートーヴェンのピアノソナタ全曲」ファジル・サイ 21世紀を拓く横溢するエネルギーに心躍る~~~

2024-06-17 | 芸術

ファジル・サイ「ベートーヴェンピアノソナタ全曲」


あまりにも素晴らしい~~~!!

豊かで、美しく、自由でパワフル。愛がいっぱい。

ベートーヴェンを「わたしのアイドルで、かつ師だ」というファジル・サイは、
極めて真剣に全曲録音に取り組んでいますが、マジメ=固いとは無縁で、実に伸び伸びとして楽しいのです。

身体全体が浮き上がり、踊り出すような躍動性に富み、これぞベートーヴェンの真骨頂!と思います。
10時間越えの全曲はファンタジーに溢れ、見事なまでの一巻の絵巻です。各曲は、サイの言うおとりドラマ=「物語」になっていて、飽きる個所は一つもありません。かつてないベートーヴェンピアノソナタ全曲で、ウットリです。まるで千夜一夜物語のよう!!



感動をも越えた感動ですが、これは、サイの「他者承認の哲学」という弱弱しい思想とは無縁の「自己承認の哲学」がもたらす輝かしい飛翔です。

欧州文化を使いながら、西欧を超え出ていく天才。彼の音楽こそ21世紀をひらく象徴だ!

アジアの西端のトルコと、欧州の東端のギリシャは、エーゲ海で一つに繋がっていますが、この地がプロソピア(恋知)=フィロソフィーの誕生地であったことを想う。BC7世紀のミレトスのタレス~~BC5世紀のアテネのソクラテス。

21世紀のいま、一神教を越えて各自の実存につき花開く生き方=【恋知する実存者】として生きることを宣言するわたしを祝福するかのような(笑)ベートーヴェンの32曲のピアノソナタ=ファジル・サイによる桁違いの名演にわたしは酔いしれている。う~~ん いい、実にいい。


武田康弘

トルコからの輸入盤ですが、ネットで買えます。ぜひ、お買い求めください。一生の宝です。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

史上はじめての【宗教を超え神を越えた】ナーズムオラトリオ  今日の恋知サロンで感動の全曲80分

2024-06-13 | 恋知(哲学)
 原爆で死んだ少女、紙切れのように燃やされ灰になった7歳の少女は、10年たっても7歳のまま。世界的大詩人ナームズによる悲しみと怒りの哀歌は、ファジル・サイの熱く激しいアメリカ原爆投下への憤りのオラトリオとなり、
 人体実験で原爆を落としたアメリカの蛮行を、「神」ではなく「人間」の名で告発し、人間の名で激しく抗議し、人間として悪業と戦い、人間の名で鎮魂した。史上はじめての【宗教を超え神を越えた】この曲は、万人の胸を打ち、万人に勇気を与え、万人を鎮魂する。作曲者のサイは、愛娘と広島で死んだ少女とを重ね合わせてこれを作曲したのが分かる。
 演奏者も数千人の観衆も全員が一丸だ。21世紀初年の傑作「ナーズムオラトリオ」は、アメリカの悪業を糾弾し元から正す。少女の魂にはどんな軍隊でも勝てぬ。
 
  ラストは、どこにいようとも決して死ぬことはないように生きるべきだ。わたしが生きたと言えるために。
わたしが生きたと言えるために、と何回もみなで歌います。最後は広島の少女が「わたしが生きたといえるために」(そう生きれなかった)を歌い、深い鎮魂のフィナーレ。言葉にならぬ感動が広がる。アメリカによる人類史上最大の蛮行による死は、トルコの大詩人ナーズム・ヒクメットと同じくトルコの音楽の天才ファジル・サイにより永遠に刻まれた。


 今日の恋知サロン。【恋知する実存者】の集まりです。あなたもどうぞ。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルーマンとマッカーサーの戦略通り、天皇教・制を最大限利用して、日本人の家畜化に成功したアメリカ。

2024-06-09 | 社会思想
土田 修 さん

わたしが以前から主張し、それは参議院調査室の職員からその通りと思うと取り上げられ、「立法と調査」(参議院調査室発行)に私自身が書いた論考なのですが、
明治からの日本の支配構造は、「天皇教+官僚主義+東大病」の三者一体なので、主権在民の民主政(制・性)=対等で自由な市民がつくるルール社会にはならず、いつまでも「上位(今の最上位は米と天皇)下達」の社会・国が続いてしまいます。

大戦後のアメリカ政府は、トルーマンとマッカーサーの戦略通り、天皇教・制を最大限利用して、日本人の家畜化を成しましたが、今の日本人の教育観(東大を頂点とする受験知による能力評定)では、マスコミのみならず、一応エリートとされる職にある人は、右も左も思想に関係なく、「天皇教+官僚主義+東大病」の枠内で、自身がそのどれかの価値を体現していれば、ドツボに嵌り抜けられません。

永遠の「天皇教+官僚主義+東大病」の日本と日本人で、人類文明という発想や生身の誇らしい人間として堂々と生きる、は始まりようがないと感じ想い考えています。

アメリア政府は「日米地位協定」で日本を身動きが取れない状態にし、駐留アメリカ軍は「日米合同委員会」で米軍の意向を日本の官僚たちに伝えそのおとりに動かしていますが、それも天皇教=天皇制によります。「天皇教+官僚主義+東大病」の日本と日本人は、明治政府が極めて人為的に創作した一神教もどきの宗教思想が生むパワーとシステムです。

天皇家(天皇という称号は平安初期の村上でおわり、復活した天皇という称号は、江戸後期の光格から徳仁さんまで8名だけですが)を守り安泰にしてくれたアメリカへの特別な感情と思いは、米軍の意のままの日本を永続化させます。

明治政府がつくった天皇という記号」pdf は、ぜひ皆さまに見ていただきたいと願っています。

武田康弘
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死があるのは日本の死刑囚だけ。拷問=精神の最大苦を与え続けて殺す。

2024-06-06 | 社会思想

人間には生しかない。意識が消え去る体験はないからだ。現実に死は体験できないので、いつもわたしは生きている。

死が現実にあるのは、日本の死刑囚だけ。執行は当日の朝告げられる。殺されるのが100パーセント確実で、絶対に逃れられない死。

きわめてナマナマしく死を極限まで意識させて、殺す。どんな犯罪よりも人間の心の奥底に恐怖と絶望を与え、告げ知らされる朝まで毎日、その日が来るのをずっと底なしの恐怖を味あわされて、殺す。

人類が考えだした最高の拷問=精神の最大苦を考え、実際に殺されるより怖い恐怖感を何百日も何千日も味あわせながら殺すのが死刑制度。

それを当然とするのが、わが日本人のありのままの心。すごい民族だ。恐ろしい人たちが平然と暮らす国。残酷が血肉化しているようだ。
-------------------------------------------

堤 寿美枝
気に入らない人には酷い目にあわせたい。
人間は恐ろしい生き物ですね❗️
 
 
Katsube Hirofumi
「罪を償わせる。」というのは、「悪いことをした人間はどんなひどい目に遇わせても良い。」ということではないはずです。
「悪いことをしたのだから、人権など必要ない。」と声高に主張する人たちは、被害者ではない人たち。
日本人は、「市中引き回しのうえ、獄門、打ち首」が好きなようです。
 
 
武田 康弘
人間としての次元が低く、ただ周りに合わせ、自己判断はなし、受験知しかないのに、それに疑問さえ持たない。人間として生きるとはどういうことか、を考えないのでは、人間の名に値しない。
 
、「Love Love愛情 愛情 Reasonais Reason 理性 Freedom 自由 态知 花知・実存 実存 失存・共和 共知」というテキストのグラフィックのようです

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ナーズムオラトリオ】(ファジル・サイ作曲)とは。

2024-06-05 | 芸術
【ナーズムオラトリオ】(ファジル・サイ作曲)とは

オラトリオとは、辞書的には以下の意味です。
( [イタリア語] oratorio 祈祷所の意から ) キリスト教的題材をオーケストラの伴奏による独唱、合唱を用いて劇的に構成したもの。 通常、演奏会形式で上演される。 一六世紀半ば、イタリアの宗教音楽劇に始まり、一七世紀中頃、形式が確立。

ところが、ナーズムオラトリオ(クリック)は、キリスト教でもイスラム教でもなく、まったく宗教性がありません。神概念がなく、信仰もありません。
世界的な大詩人であったナームズ・ヒクメット(1902~1963・トルコ)は、一神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)を否定した無神論者(実存論のヒューマニスト)であり、時代的・現実的な制約のために共産主義者を名乗っていましたが(サルトルらがはじめた世界的な解放運動によりトルコ イスタンブールの監獄を出てソビエト連邦に亡命)、いわゆる「○○主義者」ではなく、人間主義者で、恋愛感情に基づく人間愛にあふれた人でした。

そのナーズムの詩16篇を読誦するオラトリオは、神ではなく人間賛美と人間告発(アメリカによる原爆投下と少女)と人間的抒情性にあふれています。歴史上、例のないこのオラトリオは、幼いころよりヒクメットの詩に親しんでいた桁違いの天才=ファジル・サイによりつくられ、2001年にイスタンブールで初演され大成功をおさめましたが、宗教によりかかり(宗教は民衆のアヘン)、ほんとうの人間性を忘却していた世界の歴史を変える偉大な一歩と言えます。まことに21世紀の幕開けにふさわしい真のルネサンス(古代のタレス・ソクラテスと古代インドのブッダが象徴する人間復興)の幕開けにふさわしい傑作です。

理屈抜きに大きく豊かな感動でみたされます。これほど魂がやすまる曲はありません。
ナーズムとサイの融合は、すさまじいまでの仕事を成しました。


                      作曲・ピアノ     ファジル・サイ



武田康弘


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武田先生(タケセン)との哲学対話-認識論を超やさしく 6月22日(土)第一回 アイアイスクール

2024-06-01 | 恋知(哲学)

アイアイスクール五反田。6月22日(土)武田先生と哲学対話。誰でも分かる認識論=純哲学

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする