ちくま新書から、「反人権宣言」を出し、
「われわれは『人権』という言葉に怯える必要はない、人権とは、『裸の個人』というありもしない概念を用いてつくられた欧米のイデオロギーにすぎない。日本人は日本人としての自覚を持ち、わか国の常識に戻るべきだ。」
と主張しているのが、安倍首相のお友達で、安倍首相の肝いりで政府の教育再生委員になっている八木秀次という高崎経済大学の教授です。
これで、人権について国連で発言しても、まったく説得力がないのは、火を見るより明らか。
とんでもない「日本主義」(明治政府がつくったイデオロギー=国体思想)で教育改革をすすめるわが日本、世界の孤児になるのは時間の問題です。
武田康弘