萩の里自然公園のオシダの森を観察していたら、エゾシカが何かを食べるのに出会った。
オシダの葉を食べていた。地上に出たばかりの若いオシダは全部食べるのかもしれない。
オシダ から転載
暮らしとの関わり
オシダを石黒では「オニゼンメェ」と呼んだ。石黒では、雑木林の斜面などに多く、杉林の中でもしばしば出会う。 6月頃になると、大きく輪状に葉を広げた姿は美しさと迫力があり、シダ類の王者の風格をもつ。 古老の話では昔飢饉のときにはこのオシダをゼンマイのように乾燥して食べたものだという。
白老で春から夏にかけてのエゾシカは、かつてアイヌ民族や和人が食べた植物や、現代人は山菜として食べる植物を食べている。彼らの学習能力はすごい。