野の花は、花の時期は見るけれど終われば目立たなくなり、目にする機会は少ない。
いつも観察する場所のオオバナノエンレイソウもシラオイエンレイソウも、見事にエゾシカに食べられていました。少し先まで行ってみた。
オオバナノエンレイソウは、葉はすべて枯れようとしておりそこから花茎が折れているのです。
オオバナノエンレイソウもスプリング・エフェメラル(春の妖精)なので、知っている人にとっては「秘密」でもなんでもないのでしょうが、初め見ました。
光合成を終えて根茎には来年のための栄養をため込み、種も熟して地上部が消えようとしているのだろう? 実は黒く熟すそうだがまだ青い。
少し離れた林内のシラオイエンレイソウの実。しかし子孫を残すことができないという。
今年の春のニュース、 石狩にオオバナノエンレイソウ大群生地発見される 石狩市はエゾシカの生息状況はどうなっているのだろう。
石狩の哺乳類 (石狩市教育委員会)によると、居るらしい。
第3回 オオバナノエンレイソウ ~「植物の生き方」を知れば保全のしかたも見えてくる~(北海道大学理学部生物科学科(生物学)生物科学支援室)
オオバナノエンレイソウの栽培実験 (沼田俊三)