★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

公開授業・柳田國男・柄谷行人

2010-09-09 23:41:30 | 大学
Iさんの公開授業を坂出までみにいく。ある児童がやってきて「I先生のお父さん?」と聞かれる

柳田國男よまなきゃ、と帰りの電車で思う。

もはや日本の人文科学の伝統なのかもしれない──日本への回帰ではなく、柳田國男への回帰は。

家に帰って、柄谷行人の「隠喩としての建築」(柄谷行人集版)を読み続ける。まだこの辺りの評論には、いちいち注釈がついていないのがよい。