毎年やっているのかは自分自身でも忘れたが、今年読んだ本ベスト10を発表します。ドルルルルルルルル
シャン
10、原武史『〈出雲〉という思想』……読むのが遅いわっ、と言われそうでしたが、とりあえず。
ブルルルルルルッッ
シャン
9、加藤典洋『もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために』……やってくるらしいです
ヅルウルルル
シャン
8、玉井五一『明平さんのいる風景』……なんだろう、新日本文学会のこのなかよしこよしな感じは……正直、精神のプチブルジョアを感じる。いまもいるけど、スキーマ疑い系の社交界
シャン
7、近代浪曼派文庫『大木敦夫/蔵原伸二郎』……『正論』の人たちって、こういうのちゃんと読んでんのかね
ジャン
6、清水高志『実在への殺到』……やってきたり、殺到したり、スピード感をもつ時代ですね
シャン
5、グレアム・ハーマン『四方対象』……ハーマンは、わたくしが高橋和巳の公開講座で平均年齢70代の聴衆に向かって本書を扱ったとは知るまい、ふっふっふ
じゃん
4、東浩紀『弱いつながり』、『観光客の哲学』……もう、われわれの世代が道徳を説き始めましたか、少し気持ちは分かるけど……
じゃじゃん
3、高橋和巳『邪宗門』……公開講座で語りました。昔、サッカーで「野獣」というあだなの人がいました。彼がワールドカップ出場をきめた試合にゴールしたとき「ヤジュー~」とアナウンサーがえらく盛り上がったのを覚えています。これからはサッカーでゴールを決めたときに『邪宗ー』はどうでしょうか。
ヅルルルルルルルr
チィーン
2、西田幾多郞『善の研究』……この本の再評価まで1秒前。煩悶……時間の無駄である場合も多し。
ドヅルルルウッルウルルルウル
ジャーーン
1、『香川県神社誌』(昭和十三年)……わたくしの神社探索のバイブル。ありがとう。しかし、わしに合わせたのか知らないが、なんだか神社・お寺巡りの番組が増えてる気がする。だいたい、作法がどうとか、カンゼンにどうでもいい内容ばかり。もっと、神話のエロチックな世界を紹介せえ。まあ、だいたい神社巡りやってる奴ってろくなやついなさそうだし(←お前が言うな)
以上のラインアップをみて、「うわっ、こいつカンゼンに日本回帰してるやん」と思った人手を上げて~
ついでに、今年の私的10大ニュースも述べておこう。
1、ニュースウォッチ9、嘘つきバラエティに転向……というより、視聴者のレベルを小学生に合わせた感あり。
2、トランプ大統領誕生……オウム事件並の衝撃。しかし、オウムもそうだが、意外というより、現実の再認識に役に立った。
3、森友・加計関連……教育に絡んだ事件はめちゃくちゃ。このまえもスカした経済人が「大学教育の改革」とかなんとかニュース番組でエラそうに主張していたが、大学の役割とは、こういう危険人物を演習などで鍛え直し卒業させないことにある。本当は在学中から危険と分かっているはずであるから、われわれの手抜きがこういう事態を生んだのだ。
4、稲田さん……タクシーのうんちゃんがめちゃくちゃ批判してたな。「あいつ襟章の階級とかちゃんとしらんだろ」と。おれも知らん。
5、韓国大統領やめる……匹夫という観念が生きているなあの国は……
6、共謀罪……共謀もイケないと思うが、だいたい人民の糞みたいな絆も問題なんだよね。集会届けを出さなければ
サティアン学生宿舎で雑談もできない某大学がどうなったか。勉強するかオタクになるか同棲するか、という真・善・美みたいなことになり、結局、肝心な魂がひん曲がると聞きました。わたくしは実際、そこに行って確かめましたが、確かにひん曲がりました。エビデンスはわたくしです。
7、眞子さん海の王子……
がんばれ、妹に負けるな
8、コノハゲー……
9、北朝鮮Jアラート……で?どうしろと?
10、日馬富士リモコン殴打……どうでもいい