「自分が知らない強力な何ものかが時として僕を支配しにくる、...僕がそれをつかむ、いやつかむのではない、ー僕がそれにつかまれるのだからー」
「これら見えない力のめぐりには、何か僕自身にも説明のつかないあるものが漂っている。愛のような何かあるものーだが、姿のないもの、実体のないものへの愛なんてありうるだろうか? しかし、そうなのだ、やはりありうることなのだ」(ホーフマンスタール❬19ー20世紀、オーストリアの詩人、作家、文学者❭「帰国者の手紙」.岩波文庫他)
僕は、身のほど知らずにも人に何ごとかを教え、諭そうとしてはいまいか
そんなこと...誰が頼んだだろうか、誰が耳を傾けようか
何故、上から目線のようになる必要があるのか
一体、これはどういう宿業なのだろうか
人を、世の中をどうにかしようとする業
周りに押し広めようとする業
自分がやり主にならんとする業
迎合する業、反発する業
業が業を呼ぶ無限ループ...
教師になろうと思ったことも、ほんの一時あったが...
そんな資質に恵まれなかったことが救い
人に教え、従おうとする世界に救いはない...
僕はただ、あの驚くべき、喜ばしきことにでっくわし、与ることだけを表したい
たとえ、そんな才能が無かろうと、表すことに資格も、人におもねる義理もない
教師になど...
詩人になりたい、ありたい...
詩人なら幼児でも、誰でもなれる
あの言葉に表せないことに、コ難しいことは要らない
こうであるべき、ねばならないものなどない
驚異、歓喜そのものを別のものに変えてしまう...
これほど罪なことなどあろうか
ただ、理屈なしに、自ずと表されるままに詩う...
教え、従う地獄をよそに...
詩人が天国に誘う...
「これら見えない力のめぐりには、何か僕自身にも説明のつかないあるものが漂っている。愛のような何かあるものーだが、姿のないもの、実体のないものへの愛なんてありうるだろうか? しかし、そうなのだ、やはりありうることなのだ」(ホーフマンスタール❬19ー20世紀、オーストリアの詩人、作家、文学者❭「帰国者の手紙」.岩波文庫他)
僕は、身のほど知らずにも人に何ごとかを教え、諭そうとしてはいまいか
そんなこと...誰が頼んだだろうか、誰が耳を傾けようか
何故、上から目線のようになる必要があるのか
一体、これはどういう宿業なのだろうか
人を、世の中をどうにかしようとする業
周りに押し広めようとする業
自分がやり主にならんとする業
迎合する業、反発する業
業が業を呼ぶ無限ループ...
教師になろうと思ったことも、ほんの一時あったが...
そんな資質に恵まれなかったことが救い
人に教え、従おうとする世界に救いはない...
僕はただ、あの驚くべき、喜ばしきことにでっくわし、与ることだけを表したい
たとえ、そんな才能が無かろうと、表すことに資格も、人におもねる義理もない
教師になど...
詩人になりたい、ありたい...
詩人なら幼児でも、誰でもなれる
あの言葉に表せないことに、コ難しいことは要らない
こうであるべき、ねばならないものなどない
驚異、歓喜そのものを別のものに変えてしまう...
これほど罪なことなどあろうか
ただ、理屈なしに、自ずと表されるままに詩う...
教え、従う地獄をよそに...
詩人が天国に誘う...