逆説的幸福を手に入れる方法

現臨と共にあるということは、幸福と共にあることと言っても過言ではありません。
よしんば、今不幸なことに見舞われているとしても、このものと共にある時、安らぎを取り戻すことが出来るのです。
では、どうしたらそれに与ることが出来るのでしょうか？
私は、今までここでそのことを明言してきませんでした。
でも...ゴールデンウィークだし、今日は特別に秘伝を公開しちゃいましょう！(これを聞いたら皆アフン、間違いなし！）
え～、それにはですね...それに与ることを...
“諦めたらいい！”
...断念するんですよ！
最初から期待なんかしてない？...最初のことはいい！...今、断念するんです。
何なら、“神様、私はあなたの現臨に与ることを今諦めます！”、と祈るのもいいでしょう。
そうすると...あら不思議！、意識が自ずと動くのが感じられてきます！...そしてむくむくとそのものが立ち上がって来る！...
これは思念が自ずと離れてゆくことと同じことを言っているんですが、現臨、幸福は自分から求めても、得ることは出来ないんだ！、と思いが文字通り断じられてしまうことなのです。
言うまでもなく、自分の意志力で断じるのではありません。
もっと根底的なところで、思いを超えて切り込んでくるものがあるのです。
私が今のように、恒常的に現臨感覚を覚えるようになったのは、24年程前、あの至福をもたらす覚醒体験に与ることを諦めたことに依っているのです。
“私が至福を得るものだ”、と思っている...だからその思いが引っかかって、それを超えたものから流れてくるものを閉ざしていたのです。
“これは全く私の思い、力の沙汰のことではない！”...そのように断じられた瞬間、最初の爆発的なものではありませんでしたが、もっと穏やかな感じのある種の覚醒に導かれたのでした。
それから、それまで感じていたものよりももっと深く、もっと恒常的に現臨感覚を覚えるようになったのでした。
その神的現臨というものが何か分からないと思われるでしょうが、言っているだけで実は私も知りません。知らなくていいのです。
何だか分からないけど、感じるものは具体的なものです。実体は分からないけど、有るか無いか分からないんじゃない、その意味では実在しているのです！
それはあなたの思い、力ではどうにもならない！...だからそれを得ることは諦めなさい！
すると...自分の思いでなしに意識が向けられる...何に？
何だか分からないものに！...向いちゃうという現実がある！...それを受け入れざるを得ない！
自分はこの一コの自分だけで生きているのではない。自分を超えたものと共に生きている。否、そのもの無しに、この自分はここに存在していないのかもしれない！
だから、自ずと向いてしまうのでしょう。

ということで、又今日も秘伝を公開してしまいました？
毎度のことながら、その気が無ければ、ハナッからこんなこと書いてませんよ！
ウソじゃありません！...そう意識が動いたのですから...