人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

The Other Side Of This Life 

2015-09-16 16:38:52 | 雑感
「秘密を知りたくないかい、君と僕の

僕はこれからどこへ行くのか分からない。何処に居るのかもわからない

でも、それは僕が送ってきた人生の裏側…」

(フレッド・ニール・人生の裏側ーThe Other Side Of This Life-)

このブログのタイトルは、たまたま私が一年前読んでいた手島先生の「人生の詩篇」という英詩講話を集めた本に出てきた、米詩人ロングフェローの一節から基調的なものが浮かんだ時、連鎖的に閃いた米フォーク歌手、フレッド・ニール作の曲名から来ています。
別に特別な意味は無いんですけど…
この歌手はあまり有名じゃないけど、ニルソンがカヴァーヒットさせた「うわさの男ーEverybody‘s Talkin,-」の作者としてご存じの方もおられることでしょう。
これは作者F・ニールの覚醒体験をもとにして書かれた…という訳ではおそらくないと思われます。(ドラッグでトリップしたとかならあるかも分かりません)多分フォーク・シンガーの定番である放浪に関連したことを歌っているのでしょう。

このブログは、余程の物好きにしか目に留まらないであろう、マイナー指向のものですが、自分で言うのもおかしいですが、実に画期的なものです(自己満足の極み)
私はほとんどこれまで自分自身のことを語ったことが無いですし、有ってもごく断片的なものに限られ、ベールに包まれたものでした。
私の精神的な歩みについてそのすべてを語り出したら、読まれた方ならお判りでしょうが、実に混み入っていて迷路にハマりそうです。
全部を、ありのままに話すと”ワケが分からん!”と言われそうなのは、目に見えているので、(事実幾度か誤解を与えてしまった事が有ります。父は私を大本教信者だと思い込んでいたフシが有りました。またある人から私がフリーメーソンリーだと疑われた事が有ります。それについて見てきた様に話しただけなのに…そして誤解している人間の言い分は”隠さなくっても分かってんだから”です。いやはや人の思い込みというのはこわいです)その時浮かび、その状況に応じた断片的な事を、ベールに包んで話すしかなかったのです。
まあ、どの道”ワケが分からんヤツ”なんですけど…

どういう音楽を聴いているのですか?という話題でも、ありのままを伝えるとマイナー過ぎて話が凍結するので、私はいつも表面(A面)―スタンダードなもの、コンテンポラリーなロック、ポップスなどと、裏面(B面)ーアザーサイド音楽館のスタンダード?とを使い分けるという世渡りの術を使うようにしてます。(裏面の方が本音だ、という事は一概には言えません。)
要するに私を知る人にとって、私は”裏に何かを隠しているに違いない!”と思わせる人間なのです。
そして、何十年も秘されてきたことが日の目を見た!これは歴史的事件、”シタテルヒコの変”か!…決して公的プロフィールでは語られなかった、あの謎の私の関西落ちの件も…
それがどうした?…別に…どこにでもある個人的ストーリーの一端ですとも…
でも、こうしてこの断片的なものをつなぎ合わし、覆いが徐々に取り払われても、私の全貌はまだ明らかにはされることはありません。
私が何を語ろうとも、見えたままの人間が、形ある言葉を通じて語っているだけだからです。
本当の裏側はその向こうにあるのです。
ただ、こうして書いていると、実にワクワクしてきます。
ある見えないところで進行中のなにかを象徴的にやらされているような気がして…
本当の裏側はあっちの住人によって開かれるのです。
どの人もみんなユニークでへんてこりん…夫々の人生の裏側の幕開け…
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