人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

人はそれを罪と言う

2023-04-06 09:40:56 | 独語
そんなに多くはないが、僕が本気で好きになった女性は(二人しか思い付かない)、純潔をとても大切にするひとだった...
数十年前知ったひとは、当時30代半ばくらいで、(あくまで噂だったけど)まだ男を知らないらしかった...
数年前、知ったひとは、まだ二十歳かそこらで、自分でそう言っていたが...あの羞じらいだ表情、とても演技のように見えなかった...(もし、そうならすべての女はバケモノだろう...)
彼女らから、全く同じような言葉が聞かれた!
”浮気?...そんなのゼッタイにあり得ません!、許しません!”
”もし、僕だったらどうかって?”
僕は...いや、すべての男を代表して言おう!...浮気をしないという誓いなんか守れない!、守れる訳ないよ!、男ってヤツあ、そういう罪な生き物なんだ!...そんなこと誓ってみせるヤツあ、みな偽善者なんだ!
これは、生理学上の、本能から来るものなんだ!...チクショウめ!、なんだ、この罪な突起物は!
だけどね、僕は偽善者で、こんなこと言う資格なんかとても無いけど、本気で好きになったひととの愛というものは、何物にも代えがたいという気持ちはある、分かるよ、ホントだよ!
それは、本能だとか、快楽に任せて、“むにゃむにゃ”...とかいうのとは違うよ!...そんなのでは与るべくもないもの、天国と地獄ほどの開きがあるだろうよ!...
確かめたことも無いのに、何故分かるのかって?...男というのは、想像のたくましい生き物なんだ!...
しかし、何故人はその愛を裏切ることを罪と言うのだろう...
女は知らないが、男は本能からそうなってんだから仕方無いじゃないか?
それにその愛だって冷めることだってある...僕たちは幸いそういうのは知らないけどね...”遂げた“ということが無いんだから...これは幸か不幸か?...
僕は、人のことは知らないが、一度本気で好きになったものが冷めたことは無いんだ!
その人との愛が冷めることはあるかもしれないけど、愛そのものが無くなることはきっと無いんだよ!
その愛を裏切ったり、無きものにしたりするのは...きっと罪なことなんだ!
罪の値は、それに与れなくなることだろう...何という不幸!
君が大切にしているもの、守っているものはとても尊いものだ!...僕は何か理屈なしで惹かれてしまうようなんだ!
そうだ、そうだ!、それは、かけがえのないものなんだ!
愛の無い”むにゃむにゃ”なんて!...チクショウめ、この突起物め!
男ってなんて罪な生き物なんだ!
一つの卵子には、一つの精子しか結ばれないんだと!...
ああ、なんという無駄な放出であろう!...大いなる無駄!
プリンセスの部屋への道はかくも遠いのか!
永遠の君...それは幻想なのだろうか?...しかし、僕の中にはずっと息づいているよう...
”それは、どっちの君かって?”
い、いやだから...男は罪な生き物なんだ!...

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