人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

ジャッジをジャッジする

2017-01-12 00:10:22 | 雑感
”人を無暗にジャッジすべきじゃありません!
そんなことしてたら、ネガティブな波動を引き付けちゃいますよ…
自分もその相手と同じレベルになってしまいますよ…
あなたにもその相手と同じものが有るから、そうしちゃうんですよ…”

あ、そう…分かってますよ!(そのつもり)
分かったから、そんなにジャッジすることをジャッジしないで下さい…

スピにまつわる何やらの法則めいたものほどアテにならないものは無いとは言え、そういうような身に覚えは確かにあります。どんなことでもそうですが、気付いていること、自覚することが大切だと思います。
この相対二元世界で生きている限り、人はどうしたってジャッジしてしまうものです。こうして言葉に表している以上、それは免れる事など出来ないハズです。例えば非二元を強調すれば、二元をジャッジし…という具合に…
こういう事とは別の話ですが、以前クエーカーの集会で私は何度か、普段はなるべく穏便に?礼拝会をより生き生きしたものにしようと提起したことがありました。”聖霊、命に預かることがどういう事なのか、聖霊と共なる礼拝会がどういうものか、今一度立ち返ってみようではありませんか?”と…
一度だけある時の集会で何だかキナ臭く、氷ついたような空気が覆ったようになりました。その時は、語気を強めてよりシビアーにこの事を迫ったからです。集会員の何人かは、私がまるで罪を糾弾しているように感じたようです。「あなた方を責めるのは本意ではない」と言いましたが、責めていたかもしれません。
これはやはり批判になりますか?…ずうーっと私は不満を抱きながら耐え忍んで、生ぬるい(私はそう感じているまで)礼拝会に甘んじてなけりゃなりませんか?…そして私の中から、抗し難いエネルギーの噴出が理性の静止を振り切って、飛び出して来たなら…起こるに任すしかないだろう…たとえどんな非難を受けようとも、どんな泥をかぶっても…(実際のところ理性の堤防が決壊したのは、覚えている限りでは一度しかありません)
ナレアイのままでいいのでしょうか? いいと言うのならこの世の終わりまで続けていたらいいです。私は”もう、真っ平御免!”…こういうところは私の忍耐の無さ、不寛容さ(この寛容さと裏表の私の性質は多分、このブログに随所に反映されているでしょう)という弱さの表れであると自覚しています。ま、ものには言い方、表し方っていうものがあるということですね。ともあれジャッジをするという事は因縁をつけているという事です。因縁をかぶるという覚悟も必要でしょう。これも自覚の問題ですね。

”我々の思いを超えた裏側の世界には善も悪も、どっちが上も、下も無い…”その通り…ただ太陽の如き、光に遍く照らされる、ということがあるばかりです。すべての物は同じ光に預かり、浴しているのです。
光に照らされ、映し出されるがままのことをしているのです。この現実は表れの世界、まさに照らされるがままに映し出されている、善と見え、悪と見え、賢く見え、オバカに見え…だから本当には人は人のことを裁くことなど出来ないのでしょう。自分を裁くことと同じことだという事ですね。
この世とは我々を通じて、ものすごーく複雑な、デコボコした経路を通りながらも彼の世界の真実が映し出され、又写していく場である、という事ではないでしょうか?
上記のような根源的な事がそのまま二元的現実に展開される訳も無く、混同されたり、安易な信仰に置き換えられてしまう事で欺瞞も生じてきます。
例えば、外に向けて批判的な言辞をしていながら、自分に批判が向けられたら”善も悪も無い…”と言い放つとか。
我々は根源的なものにつながりながら、この表れの世界に生きている事を示されているのでしょう。
これはあくまでそれぞれの視点においてですが、その映し出されたものに違和感なり、ズレなりを感じたならば物言い、ジャッジというものは当然起きてくるものだと思います。我々は表さなければならない生き物なのです!そして表れたものには光と闇が有るのです。…というか、こういう話自体、高尚な精神的な道以外では全く問題にされる事の無いことです。すべてノージャッジで通るならこんな世界にゃ居ません!(裁判所もポリスも要らない…批評家はとっとと失せろ!)
こういう事をなるべく基調にして、言葉が過ぎた、とか足りなかったとか気付いたら、なるべく自覚をもって…なるべく…
我々は神じゃないですから…

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私は神じゃない | トップ | 善と悪 »

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事