昨日行われた井上尚弥の防衛戦は、挑戦者のキムには悪いが、これまでで一番試合の関心、期待感が湧いて来ず、何だかノンタイトルマッチのようにも思えるくらいなのでした。
それくらい、井上の過去の相手は、彼とは別位置に君臨する現役の世界チャンピオンやトップコンテンダーばかりだったのです。
それもほとんどが圧勝してきたのですから...せめて、世界ランキング10位に入るくらいでないと!...これも急遽の変更なのだから仕方ないことなのですが...
実際に見たキムというボクサーは、私が見馴れていた、コーリアン.ファイターと違い、荒々しくガンガン来る感じでなく、どことなく構え、特にバックステップするところなどは、スティーブン.フルトンに似ている技巧派で、もっと評価されていてもおかしくない選手と思いました。
もっともそれだけに、そのコーリアンのラフな試合運びから、負傷とか予期せぬ事態もあまりイメージされず、井上が負ける要素はほとんど感じられないのでしたが...
それにしても、大橋会長の現役の頃、1980年、90年代にかけてわが国のボクシング界を確実に凌いでいたであろう、アジア一番とも思えた韓国ボクシング界の低迷ぶりはどうしたことなんでしょう?
コーリアン.ファイターの飽くなき闘志、圧力、休むことのない連打、タフネスの前にどれだけわが国のボクサーは煮え湯を飲まされて来たことか!...
あんなのは、段違いのスピード、鉄壁のディフェンス、フットワーク、一撃で倒す強打、多彩なパンチ、カウンターの技術を持ったボクサーが現れたら一蹴出来るだろうに!...などと思ったものでしたが、それが今、井上を通して具現化されているとは!
渡嘉敷さんやメキシコから輸入されてきた強豪、大関(ヘルマン).トーレスがどうしても勝てなかった、張正九でもバッティングで負傷判定を拾うくらいしか、たとえ井上が拳を痛めて片手で戦わざるを得なくなったとしても、勝つことは難しいでしょう。
返す返すも井上の存在は、昔のことを知らないファンには分からないだろうけど、かつての夢を具現しているのです!(あの時私は何を苦しみ、悩んでいたのだろう?...何かが臨むことをどんなに願っていたことだろう?...)
井上こそは、現代日本を代表するモンスター的な存在です。
我々一人一人に内在する、モンスターを呼び覚まさずに置かない!
(といっても、それは私が井上の如き超人になる、ということを意味しているのでは勿論ありませんよ!...表側と裏側のことを混同してはなりません!)
急の代役を引き受けてくれた勇敢な挑戦者のキムの夢は絶たれたのか?
誰も君の勝利など信じる者は居なかっただろうけど...(試合を盛り上げようと、過去最強の挑戦者なんてことをある人が言っていたのは白々しかったですが)いいパンチを何発か当てていたではないか!...結構トシもいっているようなので、あの涙は?...
これまでモンスターに挑んだ強豪と比べても、何ら遜色無いと思わせるに十分な試合を見せてくれた。夢のリングに立つことが出来たではないか!
出来たら、今度こそ井上以外の強豪を食って、本当の番狂わせを見せて欲しい!
それにしても、この選手どっかで見た、それも頻繁に見る顔に思えてならないのだが!...どこにも居る日本人みたいな?(代表的日本人?)...彼も又、井上とは別の意味で夢を具現するボクサーなのだろうか?...
それくらい、井上の過去の相手は、彼とは別位置に君臨する現役の世界チャンピオンやトップコンテンダーばかりだったのです。
それもほとんどが圧勝してきたのですから...せめて、世界ランキング10位に入るくらいでないと!...これも急遽の変更なのだから仕方ないことなのですが...
実際に見たキムというボクサーは、私が見馴れていた、コーリアン.ファイターと違い、荒々しくガンガン来る感じでなく、どことなく構え、特にバックステップするところなどは、スティーブン.フルトンに似ている技巧派で、もっと評価されていてもおかしくない選手と思いました。
もっともそれだけに、そのコーリアンのラフな試合運びから、負傷とか予期せぬ事態もあまりイメージされず、井上が負ける要素はほとんど感じられないのでしたが...
それにしても、大橋会長の現役の頃、1980年、90年代にかけてわが国のボクシング界を確実に凌いでいたであろう、アジア一番とも思えた韓国ボクシング界の低迷ぶりはどうしたことなんでしょう?
コーリアン.ファイターの飽くなき闘志、圧力、休むことのない連打、タフネスの前にどれだけわが国のボクサーは煮え湯を飲まされて来たことか!...
あんなのは、段違いのスピード、鉄壁のディフェンス、フットワーク、一撃で倒す強打、多彩なパンチ、カウンターの技術を持ったボクサーが現れたら一蹴出来るだろうに!...などと思ったものでしたが、それが今、井上を通して具現化されているとは!
渡嘉敷さんやメキシコから輸入されてきた強豪、大関(ヘルマン).トーレスがどうしても勝てなかった、張正九でもバッティングで負傷判定を拾うくらいしか、たとえ井上が拳を痛めて片手で戦わざるを得なくなったとしても、勝つことは難しいでしょう。
返す返すも井上の存在は、昔のことを知らないファンには分からないだろうけど、かつての夢を具現しているのです!(あの時私は何を苦しみ、悩んでいたのだろう?...何かが臨むことをどんなに願っていたことだろう?...)
井上こそは、現代日本を代表するモンスター的な存在です。
我々一人一人に内在する、モンスターを呼び覚まさずに置かない!
(といっても、それは私が井上の如き超人になる、ということを意味しているのでは勿論ありませんよ!...表側と裏側のことを混同してはなりません!)
急の代役を引き受けてくれた勇敢な挑戦者のキムの夢は絶たれたのか?
誰も君の勝利など信じる者は居なかっただろうけど...(試合を盛り上げようと、過去最強の挑戦者なんてことをある人が言っていたのは白々しかったですが)いいパンチを何発か当てていたではないか!...結構トシもいっているようなので、あの涙は?...
これまでモンスターに挑んだ強豪と比べても、何ら遜色無いと思わせるに十分な試合を見せてくれた。夢のリングに立つことが出来たではないか!
出来たら、今度こそ井上以外の強豪を食って、本当の番狂わせを見せて欲しい!
それにしても、この選手どっかで見た、それも頻繁に見る顔に思えてならないのだが!...どこにも居る日本人みたいな?(代表的日本人?)...彼も又、井上とは別の意味で夢を具現するボクサーなのだろうか?...
然しフェザー王者の、あのエスピノザ、あの特異体質でガリガリなのに謎のパワーを持つ、あれと試合して
も井上は勝てるんでようか?
さしてスピードも精度も無さそうなパンチで何故相手が倒れるのかよく分かりませんねえ。私はタフでしつこいフィゲロアの方が手強いと思います。
まあ、次戦が有力のラスベガスでのピカソ戦が決まったらちゃんと行われるのを願います!