ありのままに受けいれる

何度か言っているように、精神的な道においては、ありのままの自分を受けいれることは極めて大事なことです。
だから、“ありのままを受けいれなければならない！“...
ということは無い！
何故ならば、思い、為そうとする自分は、ありのままを受けいれられないものだからです。
ほーら、今のままの自分ではダメだからってんで、正しく、清い、進歩した自分になろうとしているんでしょ！...そおでないと、神様からのお目どおりに叶わないんだとか？
そおじゃない！...どんなダメで、ミジメで、イケナイ自分になっていようと、神の目はすべてお見通しなのです！
それから逸らそうとする、隠れようとすることこそが、根本的な迷いであり、ズレた在り方なのです！
特に自分を正しく、高く見せようとする人に言えることですが、彼らはそう見せよう、飾ろうとしているのです。それは神の目じゃなくて、それに擬した人の目を意識しているのではないですか？
神を意識したら...神からの“照明“を受けいれられるかもしれない...
ですから、ここで比重が置かれていることは、ありのままの自分になることじゃなく、すべてを照らす光を受けいれること...それに尽きるのです！
すべては、思いを超えた方から始まる...そこからしか何も始まって来ないのです！
どうしたら照明を受け入れられるか？
そんなもん、説明出来ません！
まんまの自分を投げ出す、とか言葉では出来そうにないことみたいですけど、ただ受けるだけ、照らされるままのことには、そういう言葉すら消えちゃうくらいなのです。
否定法なら言葉は思い付きますよ！...自分を正しく、飾ろうと、見せようとするのをヤメたらいいんです！
それが出来ないっていうんなら、そういう自分、出来ない自分を人の目じゃない方に投げ出せばいいんです。
要するに、無駄な抵抗をしなければいいんです！
そういう何かすべてを見通す光みたいなものに対し、裁きのようなものを感じて、言い知れぬ抵抗感に苛まれる人も多いことでしょう？
あんなラクーになれる、換言すれば、すべて許されるように感じられるものは無いというのに！...
私がこういうことを書いていていつも感じることがあります。
それは、日増しにこの光の照射が強くなってきているということです！(だから、こうして書いている訳で！）
だから、無駄な抵抗はヤメなさい！...