午前中所用があって渋谷まで出かけ、用が終わったところで遠回りして帰りました。櫻も二,三分咲になっており、場所によっては満開に近いものもあります。花見をやらなければと思いつつ電車に腰を下ろすとすぐに眠たくなってしまいます。普段の不摂生のせいなのか、季節のせいなのか、やっぱり季節柄の春眠であろうと思いながら居眠りを続けて駅に着きました。
春眠暁を覚えず 處處啼鳥を聞く ・・・・・・・
このまま終着駅まで寝て行けたらどんなに幸せだろうという気持ちになってしまいます。無理に目を覚まして降りたところが、まだ何となく眠り足りない心地です。 目覚ましにこれらの漢詩について名訳を思い出したのでホームページに載せてみました。 この漢詩の話だけでなくブログに書いた記事はいつの間にか過去に飛び去るのですが、HPでは書いたものを何処に置いてあるか意外に覚えているものです。今回はブログをメモ代わりに使ってみました。両者の使い分けもまだ究めておりませんが、少し分かってきたような気がします。ふと思いついたとりとめもない春の午後の戯れ言でした。