相変わらず手首が痛く庭仕事は無理なので土曜日はぶらり旅としました。 ブログ書き込みも何となく気乗りしません。 それはさておき、出発時には例によって行き先は自分でも分かりません。 新宿駅ではたまたま来た湘南新宿ラインの宇都宮行きに乗りました。東海道方面は梅雨の谷間の曇りのせいか混んでいたこともあります。 宇都宮で餃子でも食べて帰るか、とぼんやりしていましたが、未乗車路線の関東鉄道・常総線を思い出しました。 水戸線下館から常総線に乗り、常磐線取手に出て千代田線で家に戻れば完結です。 とはいえ実物の列車や乗り尽くしはさほど興味ありません。 行き先を決めずにのんびり列車に乗っていると心が癒される思いがします。 それに最近は携帯電話という強力な武器があって手元で路線や時刻確認が自由自在なのでリアルタイムに確実な予定変更ができます。 JR東日本のiアプリ、のりかえ君には毎回お世話になっています。
昼食を下館駅近くで食べ、乗り込んだのはキハ30だったか古いディーゼル単機車両です。駅員に聞けば取手行きといいつつも途中の水海道(みつかいどう)で車両交換で乗り換えがあります。
列車は懐かしいディーゼル音を立ててほぼ一直線の線路を走ります。広い関東平野に敷設した鉄道なので私鉄とは思えぬ直線主体の路線に驚きました。途中の守谷駅はつくばエキスプレスの新しい駅と交差しています。そういえばこの線にもまだ乗ったことがありません。乗り換えるのをぐっと我慢して取手へ向かいました。 水海道で列車交換、ここから複線で2両編成になっていることを初めて知りました。 昼間とあって意外に空いていますが取手が近づくにつれて乗客が増えてきます。通勤事情はよく分かりませんが常磐線、千代田線に接続していることもあり地域には重要な路線のようです。 今回は情報もなく慌ただしく通り抜けてしまいましたので日を改めてゆっくり味わってもいい路線と思いました。 下館から真岡鉄道の蒸気機関車と組み合わせると面白い旅が出来そうです。 利根川に沿った水運の町を結んだ興味深い路線を知らなかった私は鉄ちゃんではありません。(笑) 我が家から小田急線、千代田線、常磐線、常総線、真岡鉄道と一直線?であることに初めて気づいた次第です。
このあと北千住からつくばエキスプレスで浅草へ迂回して遅い帰宅となりました。(汗)