昨日、酔考先輩とぶらり旅を計画しましたが、最近の金欠病対策で近場の鉄道を回ることにしました。最も近いローカル線の流山電鉄をめざしましたが、ちょっと物足りないかと思ったので電車の中で行く先変更。まあいつものことですが、取手に向かいました。取手からは前回初乗りした常総線です。今回は土日乗り降り自由切符を購入したところ、何と50%割引というお値打ち価格。下館まで片道1,570円が往復乗り降り自由で1,500円なので驚きです。と言うことなので往復すれば大儲けです。
最初は水海道(みつかいどう)下車。水運で栄えた古い町並みを散歩しました。
駅前からのサインカーブ状の道路を歩きます。絵画の道という名前ですが、我々には古い街道名がいいと感じられました。 現代受けする安易なネーミングが多いのが最近の町作りの特徴に思います。
このような煉瓦作りの倉庫が個人宅に残っており素晴らしいことだと思います。このお宅では煉瓦作りの雰囲気を壊さないように新しく建てた部分に煉瓦を使い家全体のバランスを崩さない配慮がなされていました。
最近合併し水海道市から常総市になったとのことでしたが、町並みを生かす取り組みは今一歩です。市外から来たものにとって頼りになるものは町並み案内ですが、これが少ない。それに余計な絵が肝心な場所に貼り付けてある。等々煩わしいものもありました。地元の人にとって当たり前のことが部外者には全く分からないことだらけなのです。 これは下館市が合併して出来た筑西市の町並みにも云えました。 もっとも我々は地図もなく勘でぶらり旅をする輩なのでこんな感想を持ったのかも知れません。
散歩の途中見かけた踏切のそばにある踏切というバス停。何故かふきだしてしまいました。
下館散歩も疲れ切った頃やっと町並みを発見しました。駅から一発で行ける誘導表示が欲しいですね。あったと云われても我々は発見できませんでした。こんな立派な家が並んでいる地域があるのです。 そういえば下妻市にも途中下車しましたが、あまり感想がありません。
帰路は、鉄ちゃんの旅になりました。酔考先輩は運転席にへばりついてご覧の有様です。一直線の線路に感動のご様子でありました。
これは水海道-取手間です。トラフィックが多いので複線化されていました。
遅くなりそうだったので守谷駅でつくばエクスプレスに乗り換えました。新線の快速は130km/hを出していたのであっという間に秋葉原到着で「足に翼の汽車の恩」を感じた次第です。
酔考様。お付き合いいただきましてありがとうございました。