テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見終えて書いているのですが、今日の特集は「赤字ローカル線を救え」でした。 岡山県のリョービが和歌山鐡道の経営に入りなんとか持ち直しつつあるという話の反面、鹿島鉄道・カシテツの救済は断念したようです。そのポイントは住民の熱意の差だとか、鹿島鉄道はぶらり旅で往復したのですが、リョービ幹部が感じたことと同じ感触が昨年八月には町の雰囲気として現れていたと思います。テレビですから辛辣な表現ではありませんでしが、実際に乗ってみて感じたのはまずカシテツ驛職員の熱意がさほど感じられませんでした。 一部の住民の方が懸命になっているだけで当の職員は別の路線に配転でもあるのかのんびりしているなと思ったのは私だけでしょうか?
更には終着駅・鉾田の町もこの写真のようにのんびりしたもので驛から続くメイン通りも全体が埃を被ったままのように感じました。最近はどうか分かりませんが、何とかカシテツを残したいという意気込みを当時は全く感じられず驚いた記憶があります。地元の方には申し訳ないのですが、今夜の「ガイアの夜明け」を見て取材のあった地域の熱意の差を如実に感じ、地元の意識が一丸になるかならないかのパワーの差は恐ろしく大きいのだと思いました。 それには、誰か旗を振って牽引する人がいるかいないかでも大きく違いそうです。 カシテツには関連自治体も諦めてしまっているように思えました。石岡、鉾田等々の首長の連携はあったのでしょうか。
こんなことを考えながら我が故郷の佐賀県武雄市を期待を込めて思い浮かべておりました。樋渡市長さんのご健闘を祈っております。