待ちに待った吉祥寺北裏鐡道の運転会。先月は欠席したので尚更であります。ひょっとしたら雨模様を警戒したものの結果的には気持ちいい運転会となりました。前日の宴会の余波も厭うことなく朝早く目が覚めて準備、殆どゼロからスタートし、本日の運転準備完了であります。 しかしながら例によって家を発つ時のモタモタでスローな出立でありました。。
この日の機関車は英国国鉄9F Eveningstarとしました。最近9mmゲージでご覧の同型機が入ってきたものだから45mmでも優先順位を上げて持っていきました。
Nゲージはテンダーにモータが入り、その連節シャフトが機関車本体に延びて動輪を駆動する珍しいタイプです。従って本物と同様にボイラーの下部が透けています。 12cm程度の可愛い機関車です。
ところで本日のテーマは燃費節約。 デビュー戦では燃料消費が異様に早く、不完全燃焼気味だったのはアルコールの供給過剰であろうという指摘を受けていました。 従ってアルコールが滴下する給油管先端に5mm弱のパイプを追加し、バーナーサンプ内のアルコール水位を下げました。これで燃料供給量は減るはずです。 この効果を数値で確かめたわけではありませんが、前回の運転結果から大きく改善したようで臭い排気が出なくなり延々と走り続けるという印象でした。 給水ポンプの給水量はオーバー気味でしたが、負荷運転ではバランスすると思われます。単機運転でのチェックでしたが、これなら合格です。
懸命に運転していると写真を撮る暇が無く、またもや事務局長のSさんから拝借いたしました。
走り始めると給水しているにもかかわらず安全弁を噴き続けていました。まだ燃えすぎかも知れませんが、よしとしました。
上のように安定するまではドタバタです。久しぶりに運転で操作感が失せており、加減弁と通風弁を取り違えたり、ドレイン弁操作が逆だったりとお恥ずかしい限りでした。この写真は変だなぁ-とアタフタしていたところのようです。 もちろんこの苦労はみんなに黙っておりました。(汗)
C622の牽引する亜細亜号とすれ違いの場面です。事務局長の流し撮りは最近ますます冴え渡ってきました。感謝いたします。
帰宅後のエアによる清掃運転では、以前からの課題ですがエア圧力の高いタイミングのみでちょっと回るだけです。これは一般的に模型では漏れが多いと云われているピストン弁の弱点に思えます。 運転時には殆ど問題を感じないのですが、高温と低温環境でこれほど性格が変わるのは何故かと興味が湧きます。 メーカーであるアスターに依れば高温の蒸気で弁とシリンダーが膨張するので漏れが極小になり運転には全く支障がないというコメントがあるのですが、工作誤差が大きいのかも知れません。さてどうでしょうか? 一部製品に加工上の瑕疵があるとも聞いていますが、運転状態を見る限りではこの個体には問題なさそうですけど・・・・?
今日の運転技量を省みると長期間運転していない機関車は操作法を忘れている可能性がありそうです。今年は順番に運転していく必要があります。クラシックカメラと同じく輪番制の採用です。(笑)
と云うことで途中まで書いて眠くなったので中断してましたが、翌日追補いたしました。