ハヤタカメララボでマイクロフォーサーズマウントで使っても破綻をきたさないアナログレンズは何だろうという話を受講してきました。(笑)
35mmライカ版サイズの半分のハーフ判CCDとデジタルカメラではフィルムにあたるCCD平面性の影響を考慮して選ぶとなると、高解像度と後玉の反射の少ないレンズになります。 Nikon党のotomen氏の言葉でありますが 「Nikonの玉は良い!」 というご託宣を拝聴し、早速試してみると確かに良いのです。まるでotomen氏の魔術にかかったようです。(笑) 「そりゃー解像度の高いNikonレンズがデジタルにも一番ですよ。」と云われた通りで、35mm/f2.8PCというシフトレンズやら200mm/f3.5メディカルニッコールという変人レンズて撮った結果がライツの戦前レンズを当然のことながら凌駕しています。メディカルはそのうち某氏に永久貸与予定ですが、あらためてその解像度の高さを確認しました。
もう一つ解像度ということで気になっていたライツのズミクロン5cm/f2リジッドですが、これもいい、その他何本か試しましたが、さらに良かったのはビゾ用のElmer 65mm/f3.5です。このレンズはこのところNikonF4に着けて使っていますが、発色と解像度ともに近年のレンズと同等以上と思っています。ピントや絞りは完全に手動でありますが、デジタルでも充分に利用価値のあるレンズです。
手元にあったこのショットは以前Elmer65mm/f3.5をパナソニックのGF-1に着けて何気なく写したものです。
こんなことを合間合間にドタバタっと試しておりました。おかげで机の上はレンズだらけになっています。が、試写した画像はデジカメの中、いずれこれもネタにしようと思います。どうやら体系的に写して有用なレンズとそうでないものを選別しておく必要がありそうです。マイクロフォーサーズでは焦点距離が二倍になるのでちと扱いづらいのが難点ですけど遊べる大人のデジカメと言えそうです。あくまでも遊び(笑)
フルサイズのMマウントデジタルカメラが欲しいところですが、国内外ともに一桁高いのも大問題です。それにパソコン、プリンターも増強する必要もあって手を出す気は全く起きません。 でもマイクロフォーサーズマウントでは興味深い遊びに目覚めました。まだ一度も使ったことのないおまけレンズもあるので試してみます。アナログとはまた違った角度で楽しめるのがデジタルのいいところでしょう。 だからアナログが衰退するのは分かるのですけどアナログ時代の資産も生かしたいと思う矛盾した心が頭をもたげます。