と云う機関車でありますが、運転室は英国型の機関車に共通のオーソドックスな構造です。
赤いレバーが加減弁です。左から通風弁レバー、その下は逆転機、圧力計、注水逆止弁、水位計とドレイン口です。ボイラーはC型ですが、焚き口は付いていません。
運転室を被せるとご覧の状態になります。通風弁と逆転機が位置によって当たってしまうことがある点が設計ミスと思いますが、古典的な配置なので扱いやすいと思います。 編成ごと洗車機に入れるために設計したという流線型もどきの形状なので引っかかる箇所もなく、長さも小型ケースに入るサイズなのでヒョイと持って行けるので運転会の出場回数が増えてきた機関車です。
運転室ではありませんが、他の機関車と大きく違っている箇所なのでご紹介します。これはボイラー前面の煙室です。ボイラーを覆い尽くすのではなく巨大な煙突直下の小さな箱です。矩形の真鍮は過熱管からつながるエンジンへの給気筺です。給気はご覧のように大きくくねって各シリンダーにつながっています。左下にちょっと見えるのが中央シリンダーへの給気管です。中央の太い銅管はエンジンから戻る排気管です。中央のネジは潤滑油タンクの蓋です。集合排気管に設けた4つのノズルから蒸気が排出されることで意外に大きな排気音と燃焼効果をもたらしているのもこのライブスチームの特徴?と言えそうです。
前回紹介出来なかったもう一台の英国型機関車の運転室を紹介致しました。この機関車の組立詳細は弊Homepageをご覧下さい。
この運転室シリーズは少々息切れ気味ですありますが、気が向いたらまた次を紹介致します。動かして楽しむライブスチーム、45mmゲージクラスはこのように簡単な運転室ですが、仕掛けは実物と変わりません。小型機から蒸気で動く蒸気機関車(笑)を始めてみませんか? あ、別にメーカーさんの回し者ではありません。
ここまで読んでいただきありがとうございます、次を何にするのか考えねば?米国型、終わったかな?