昨日の土曜日、ちょっと真面目な(?)ぶらり旅に出かけてきました。 鉄道の旅をやりたかっただけなんで行き先は何処でもよかったのが本音でありますが、西の方が雨雲に覆われていたので東を目指し、10時30分頃の宇都宮行きに乗りました。大宮、小山、宇都宮という乗り換え地点でどうするかを悩みつつ結局正午頃着いた宇都宮の町を歩いてしまいました。いつもの益子醤油の漬物屋で土産を買ってから歩き始めました。 雨傘を準備してきた散歩でしたが、なんと薄日が差してきてしまい一転して暑い一日となりました。 流れ落ちる汗のなかで発見したのが宇都宮城趾公園です。このような公園があったとは知りませんでした。再建して三年目だそうです。
この先どう充実するのかは分かりませんが、どう見ても張りぼてのお城です。この塀の内側は土手の上の散歩道でした。戊辰戦争で燃えて何もかもなくなった場所を修復したようです。しかしながらこれ以上資金をつぎ込むには周辺の環境を見る限りでは無駄のような気がします。 古い城下町はお城を中心に繁華街や交通路線が充実しているのですが、この城の周辺は何の変哲もない民家が並んでいます。 一般住宅地の中の公園という感じでした。 熊本城や佐賀城の本格的な御殿を見てしまうと張りぼてでは人を呼び込むのは難しいだろうと思いました。この日櫓に登っていたのは私一人でありました。(汗)
白塀には弓狭間や鉄砲狭間を設けてありましたが、無いよりいいもののちとペラペラの厚さに思えましたが、いかがなものでしょうか?
そういえば以前は町で姦しく云われていたLRT電車を走らせようという熱気も消えていました。これは政権与党が変わったからのようですが、私としては寂しい限りです。
東武の駅を目指しているときに見つけた大銀杏です。空襲時黒こげになったものの見事に再生した記念樹だそうです。
更にこの木のそばに石造りの立派な教会を発見しました。広角レンズを持っていなかったのでこんな写真が精一杯でした。逆光で露出をミス、そのままアップしています。
暑さに負けて東武宇都宮駅から栃木経由で浅草に向かってしまいました。 が、東京は小雨模様でした。同じ関東でも随分違うものです。
浅草で一服して帰宅、何とか夕食に滑り込みました。午前から夕方までの時間を使って久しぶりのぶらり旅でしたが、慌ただしい一日でした。 次は夏の青春十八切符でありますが、それまでぶらり旅はお預けです。