九州の武雄市から帰還してあっという間に10日過ぎてしまいました。もう10月です。旅行の感想を書いておかなければと思いながらそのままにしていたら記憶が薄れてきました。(汗) 四年以上前に見た楼門朝市が大変賑やかになっていました。やはり継続は力ですね。 ただ、町民運動会の日とあってかお店と人出はいつもより少なかったようです。それに当日は私も小学校の同期会でしたのでその中にも出店する人がいたかも知れません。この日は三連休の日曜日で宿は久しぶりの満室だったようです。しかしながら翌日の朝は朝市も何も開催されていませんでした。ちと勿体ないですね。三連休は朝市も連続して開催してもいいのかも知れません。ということをふと思い出しついでに書いておきました。
いずれにしろ日曜の朝に武雄温泉に居るという僥倖を味わえて何よりでした。
ところで、がらっと違う話題です。 数日前に先日完成したGWR Castleに付けるオプションのランタンを入手するためにアスターホビーに行ってきました。
これがそのランプです。なかなか良くできています。 三個のランタンを機関車の煙室前に掲げ、その並べ方で列車種別を示すのが英国流です。 例えば二個左右に並べたものが客車急行です。煙室横には予備のランタンを置くポールまで備えています。 と当初の目的は終えて、新製品を見たかったのですが、何だか忙しそうです。
そこへ「プロトタイプはこれだよ。」とボスが持ってきたのがこの機関車。
本日メールで新製品の案内が来たのでもういいでしょう。 私にとっては大変懐かしい機関車です。昭和52年に札幌で仕事をしていた際に作った初めてのライブスチームのBクラスShayが再生産されるのです。 今回はエンジンが完全にバラキットまで出すというのです。大変そうです。
試作途中のようでしたがここまで仕上がっていればすぐ走り出すことと思われます。 前作の三気筒エンジンはシリンダーブロックに大きな問題があって突然動かなくなり大修理をせざるを得ませんでしたが、今回のものは問題なさそうです。更には給水ポンプまで付いているのです。
クランクシャフトに専用のカムを追加しその偏心運動でボイラー直下のポンプのプランジャーを動かし水を送り込むわけです。これがあるのでガス焚きで怖い空釜を焚く心配が減ったようです。エンジン回りの構造はポンプ以外はほぼ同じと思いました。アルコールバーナーとタンクが無くなってすっきりしています。
その一方でボイラーは設計変更となり全く違う形式になっていました。前作は丸胴のあぶり釜でしたけど、今度は中心に小径の煙管を持つセンターフリュー型です。この中にガスバーナーが入っています。
30年を経て現れたこの機関車は装飾品の少ないシンプルなGゲージShayでありますが、なかなか良く考えられた構造で、よく走りそうな予感です。日本製にこだわって精度の高い製品のようなので応援したいと思うのですが・・・・・
と口先だけで新製品のPRをしておきます。値段次第でありますが、意外に買いかも知れません。 でも当方は倒産状態なのが、ちと残念。(汗)
さて、取材ついでに見せてもらったのがLIONです。小さな機関車ながら給水ポンプを付けようというのです。手元に転がしておくには最適かも知れません。これのボイラー胴に板を貼ってデラックスにするとか。本物も板張りなので正統なコスチュームでありますが、さてどんなものになるのか楽しみです。