「月と地球とにベルトを掛けてヨイヨイ、起こす電気は宇宙間、ヨォーイ、ヨォーイ、デッカンショ」という歌をご存じであればかなりのご年配であります。とはいえ、なぜか私はこの歌を知っています。学生時代に酔っ払って聞かされ歌ったからでしょうか? カラオケ文化繁栄とともに口伝されてきた歌の数々が消滅したのを悲しんでいる人はどのくらいいるのでしょうか? 実は私もその一人、貴重な歌の数々が脳味噌のメモリから自覚症状もなく消去されていくのを悲しく思います。 何が消えたかと云われても・・・・分からないのが辛い。 歌おうとして出てこなくなり気が付くという状況です。 団塊の世代が最後の継承世代だと思います。
おっと脱線しましたが、二年にわたり作ってきた天体模型の第二段、太陽、地球、月の動きを歯車で現した三球儀模型が完成しました。年始めに完成するはずでしたが、不良部品のチェーン交換が終わるまで組立はお預けとなり、さらに東日本大震災で長い間中断していました。 やっと完成させる気になって組立終えたのが昨夜です。
最後に作ったのが輝く太陽、内部にLEDを持っており、軽く押すことでon off できます。 動きは大変複雑で眺めているだけで楽しいのですが、歯車のガタや載せただけの月の軌道歯車とあって精度の高いものではありません。日食や月食をこの模型で探るのは無理でパソコンのシミュレータに頼ること大でありました。
とはいえ実体のあるアナログ模型は天文学を目的にしない私にとっては画面上のモデルより数段面白いと思いました。やっぱり歯車の動作は不思議です。ディスプレイモデルとしてはまずまずです。 ただし、難点は大きいこと、前作に続き置き場に困っています。
宇宙の回転数は可変、時を遡ったり進めたりもタイムマシーンの如く自由です。(笑) 季節の変化を待ちきれずに公転の速度を上げると地球の自転はご覧の通りです。完成遅れのもととなったチェーンは流れてしまいどこにあるのか分かりづらくなりました。
取りあえず動くようにしましたが、歯車のがたつきや時代のセッティングなどをもう少し調整してまともなセッティングに持って行きたいと思います。
地震もそうですが仕事にも追いまくられてきた最近ですが、ちょっと一服の「からくり」作業で気分転換したつもりです。
さて、明日も色々ありそうです。やれやれ。