生暖かい風の吹く東京です。今日は膝の検診日でお昼近くの病院へ。昨日も別の検診で病院行きで連チャンでありましたが、本日は読みが当たって4人目の診察でした。
炎症は止まりあとは元の感覚になるようしばらく湿布とのことで一安心です。違和感をまだ感じるのはよろしくないのでしょう。
そして午後の一仕事を終えホッとして戻って来ました。(^0^)
さて、ここのネタに窮すると趣味の愚痴を書いて誤魔化すのですが、本日もその類です。10数年前のことです。稀代の癖玉である Summarit(ズマリット) を使ってみたかった時に偶然通りかかった質屋の店頭で見つけ知識もないのに購入。かなり安かったのですが、安物買いの銭失いの類で傷と曇りがあります。曇りは習いたての方法で綺麗にしましたが、傷だけは如何ともし難くて逆光には使わないようにしていました。後ほど知ったのですが、曇り玉と擦り傷の多いレンズのようです。Summarのように表面が柔らかいのかも知れません。こちらは再コーティングするまで入れ込めません。
Summarit 5cm/f1.5 という戦後すぐの時代には大変明るい玉です。真鍮製の鏡胴と大きなレンズ群のせいかずっしりとしています。キッチン量りに乗せたら百匁には足りない300gあります。重い。(^0^)
こんなオーソドックスなスタイルです。
しかしながら、重いことと光を考えて撮るのが面倒でズーッとお蔵入りでした。マイクロフォーサーズでも一枚撮ったきり、RICOH GXR MOUNT A12 が来ても食指が延びません。やっと御輿を上げて近隣の物ぐさ撮影で様子を見ました。やっぱり相性が悪いのでしょうか?
この前玉に擦り傷のあるレンズの描写です。その辺を差し引いてご覧下さい。
(Summarit 5cm/f1.5 f1.5)
全体的にふわーっとしているのは開放時の描写でしょう。特に逆光になりつつある時間だったので尚更です。
白い石からの反射でフレアが出ているのは傷の影響もありそうです。
(Summarit 5cm/f1.5 f4)
これを3段階上げてf4に絞るとこんな具合です。
(Summarit 5cm/f1.5 f5.6)
ここまで絞ると欠点を隠すというf5.6にしてみましたが、全体的画質はすっきりしてきましたが、反射に強い箇所周辺にはフレアが残ります。これは前玉の傷のせいでしょう。
(Summarit 5cm/f1.5 f1.5)
逆光の影響を避けるつもりまだ逃げ出していないショットです。開放で撮るとご覧の通りです。
フードは必須なんですが、これ用は持ち合わせていません。要はまともに使おうと考えていませんでした。(^0^;)
(Summarit 5cm/f1.5 f4)
開放から常用にしているf4まで絞ると同じ写真の印象が変わります。
と云うレンズでありますが、馴染もうと思い使ってみたものの今一つでしょうか?
この個体は駄目レンズかなぁ-。
思いつくまま書き殴っておきました。
この様な結果なのでレンズリストラ組に入れようかと思案中、興味ある方はいらっしゃいませんかなぁー?(^0^)