昨晩、思いつきの18切符の旅から帰宅する際に、大当たり。(笑) 宝くじには当たりませんが、こんなことには恵まれているようです。(汗)
小田急新宿駅から乗った19時半頃の藤沢行き急行がドラえもん列車でした。
噂には聞いていましたが、藤子不二雄シリーズの主演キャラクターがずらり。 ドラえもん、ハットリくん、パーマンだったかなぁー?列車を降りてからしばらく見送っていました。 こんなことは珍しい。
ところで昨日は急に18切符を思いついて家を出たのが九時半、例によって行き先は定まらず、暑いので涼しい場所にと高原旅情が浮かんだので小海線です。高崎から小諸に出ることも考えたものの時間を考え 簡便な中央線を選択したのですが、・・・・・
ところが小海線は接続が悪くて小諸に辿り着くのが遅くなり碓氷峠を考えると新幹線を使うことになりそうです。結局、野辺山までの臨時便で野辺山をうろついて戻ることにしました。日本鐵道最高地点1346mの涼しさをちょっとだけ味わったのですが、旧盆のまっただ中とあってツワー客がひしめいています。 バスで野辺山に下ろされて一駅あとの清里に戻るというのがコースのようです。ドーッと乗り込んだのは はとバスご一行で二両のディーゼルは通勤列車状態でした。有名路線へは休みを外していくべきですね。分かっていても出かけたくなるのは俗人の証拠です。
清里駅に掲示されたこの看板も人が囲んでなかなか撮れません。混んでいる雰囲気を感じ取れるでしょうか?
これは行きに小淵沢を出るときのものです。いつもは異様な姿で聳える八ヶ岳も雲の中、どうやらすっきりしたお天気ではなさそうです。
こんな景気の悪い気分で始まった旅ですが、グッタリするために出かけた感ありの結果となりました。
とはいえディーゼル列車に乗ったのは久し振りです。エンジンの振動を感じながら山を登っていくと往時の九州鉄道を思い出しました。 一番印象に残っているのは佐賀線を走る 急行ちくご。 筑後川の昇開橋を渡る一場面が浮かびます。
列車の旅は、連想ゲームの旅でもあります。(笑)
そうそう、高原列車と云いつつ窓が開かないので結局はエアコンからの空気を吸うことになります。夏冬は仕方ないにしても窓一杯開放した列車に乗り新鮮な高原の空気を吸いたいと思いました。
今回のような余裕のない旅では、列車滞在時間が増えるので大した写真しか撮れませんでした。 ボンヤリと外を眺めると甲府盆地は大夕立のあとです。葡萄は緑を取り戻し、水路には溢れんばかりの濁った水が流れています。どうやら夕立雲は小海線に向かったらしく大雨で運転見合わせというのを知ったのは大月辺りでした。乗車した松本発、高尾行きは雨とうまくすれ違い、熱気を東京に運び込んだようでした。
遅い出発で結局途中断念した小海線が大雨のために運転見合わせになったようです。中央線に乗り換えて間もなくのようです。うろついていたら巻き込まれるところでした。これも当たりの一つです。
帰り着いて ドラえもんに会えたのでまあまあだったと云うことにしておきます。