何となく慌ただしく毎日が過ぎていきます。いろいろな割込が発生しスリム化計画もなかなか進みません。それにスリムにしているつもりなのに大物がやってきたりしてメタボから逃げ出せません。 何のこっちゃと云う次第。(^0^;)
この様な大メタボレンズが転がってしまいました。どう使うか迷い中。早田カメララボを通りかかり、外に出たら手の内にありました。気が狂ったとしか云いようがありません。お客さんの殆どが持っているレンズだそうで持っていない私が不思議がられました。そういう次第でこなれた価格。これがまずいのです。(笑)
Nikkor-SC Auto 55mm/f1.2と云う明るいレンズです。とは言え1972年頃の製品です私はまだ新入社員で皆さんにご迷惑をかけていた頃でした。とても若者には入手できるようなレンズではありませんでした。
D300に付けて使えると思ったのですが、RICOH GXRに付けてみました。レンズのお化けに見えます。しかも重い。重いレンズはよく写ると山崎レンズ光学の山崎さんから伺ったことがあるので期待できます。
レンズを覗き込むと引き込まれそうな魔力についグラリ。この写真では伝わりませんね。(ペコリ)
もっと真面目に撮れっ!と云われそうですが、外に行く時間がなかったので食卓の上で試写しました。手ぶれ気味、ご容赦下さい。
(Nikkor-sc Auto 55mm/f1.2 開放)
開放で撮ると意外に柔らかな写りでした。ピントの落差がよく見えます。
(Nikkor-sc Auto 55mm/f1.2 f4)
f4まで絞るとすっきりしてきます。
(Nikkor-sc Auto 55mm/f1.2 f5.6)
ここまで絞るとすっきりしますが、ボケているなら手ぶれでしょう。
この様な遊びで憂さ晴らしとネタ探しでした。
(Nikkor-sc Auto 55mm/f1.2 開放)
持ち帰った翌日慌ただしく撮った最初のショットです。きっちり合わせていないのでお叱りを受けそうな絵になりました。大口径レンズは面白いですね。
本命のD300へは未装着です。
そうそう、このレンズはAi改造をしてあるので現代カメラにも取り付けられます。これも入手の理由です。
久し振りにクラシックレンズのお話しを採り上げました。既に40年前のレンズなのでクラシックと云ってもいいでしょう。