からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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久し振りの蓄音機

2013年02月13日 12時20分33秒 | からくり情報

 ちょっとだけからくりらしきことを復活。と云うか昨日ボーッとしている時間ができたので久し振りに蓄音機で古い音楽を聴きました。

Dscn1956 カメラをP310にして撮りました。やっぱりこのカメラは使い易くて薄暗くてもよく写ります。

確か2000年に一次退職記念に手に入れました。梅ヶ丘にあったコレクターさんのお店でこれがぴったりだと薦められたものです。今は自由が丘にありますけどお付き合いは続いています。
使い続けて十数年、実にいい機械と思っています。収納部に入れていたレコードを適当にかけてみましたが、この程度のスリット開度でも大音響です。レコード針の拾う振動をサウンドボックスの振動板が音に変換し、その微かな音がアームや共鳴箱を通ることで拡大されるという手品にはいつも驚かされます。
実はそのからくりはまだ理解出来ていないのです。内蔵するメカニズムは分かったのですが、目に見えないものを理解するのは苦手です。(^0^;)

レコード演奏が終わると自動停止するという仕掛けもあります。演奏開始時に終了ポイントを機械的に記憶させることで終了点が違うレコードであってもちゃんと停止します。

Dscn1962

第一次世界大戦終了後に英國で売られていたもののようです。英國コロンビア製です。

Dscn1957 今年の世田谷ボロ市で安く入手したビクターのレコード針です。同じものが二つになったのでこれを使ってみたらこれまで使っていた最近も作られている針よりもいい音が出ます。二度と製造されない古い針ですが、たまにはいいものです。本当は竹針にしたいところですが、カッターが行方不明です?

レコード針の箱コレクターがいるそうでそのような方のおかげで高値になってしまいちと残念です。

針は念のために一面ごとに交換しています。

Dscn1953煙が目に染みる」というジャズレコードを聴き終えたところです。澄み切った音ではなく演奏者の息遣いが聞こえるような雑音混じりの音もなかなかいいものです。

しばらくの間SPレコードを集めていたのですが、管理収納場所がないので数十枚でストップしました。何事も程々が良さそうです。
ある時期落語のレコードも集め演歌で知られた桂春団治もあります。私の好きなものは三遊亭金馬の新作?「食堂車」。大酒飲みが灘の生一本を飲みたくて神戸行き特急に乗り込み、食堂車で灘の酒を飲んでいるうちにとうとう神戸まで行ってしまうと云う音楽入り落語です。もちろん戦前のものでレコード二枚組、鐵道好きには堪えられない内容です。

Dsc00041 普段は電話台になっている蓄音機、ちと可哀想ですが、居間に置かせてもらうにはいた仕方ありません。
蓄音機とは思えないシンプルな姿をしています。

この蓄音機を買ってしばらくして到来したのが、HMV120?だったか、小型の蓄音機です。このサイズは昔の家庭でお馴染みかも知れません。銘品だそうですが、箱が壊れかけていたので格安でした。もちろん修理はしておきましたから使うことは可能です。

Dscn0562 部品が無くなっていたりしているのでビンテージとは言い難いのですが、お洒落なエンジ色の箱です。音は大きな蓄音機とは比べるべくもありません。

久し振りに楽しんだ蓄音機のことをメモってみました。


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