本日は60数回目の誕生日でありました。既にお祝い会は終わっているので特段のイベントもなく家人と乾杯しての夕食でした。思えば長く来たものだとふと思うことはあっても何かに追いかけられていたようなこれまでです。そろそろのんびりしたいと思っても出来ないのは性分なのかも知れません。それにしても色々起きる最近です。
ところで、 こそこそと製作を続けていた蒸機がありました。たまには一発で決めて自慢したかったのでブログに書かずにおりましたが、見事に失敗に行き当たって茫然自失。 やっぱりやってしまったかぁ。(^0^;)
小型でパワフルなものをと思い、在庫品をやりくりして作成に至っていたのですが、暫く完成の姿が遠のきました。眠気を我慢して作ってこの姿に至ったのです。 が、・・・・
佳境に入っていたボイラーの仕上げの圧力試験で、洩れる洩れる(^0^;) 思いがけないところから壮大な洩れが起きてしまいました。いままでに経験しない場所だったので一瞬どうしようかと真っ白状態になってしまいました。合間合間に作っていたのですが、どうやら集中力が切れていたときに作った箇所が拙かったみたいです。それも重要な加減弁からの洩れです。
コンパクトなボイラーであるのはいいのですが、一旦失敗すると構造的に全分解かとショックです。 が、冷静に分解手順を考えて大分解に至らずに関連部品を外しました。 加減弁の根元からの洩れでありましたが、理由は単純で元々の部品精度が甘かったようです。 この機関車の加減弁は小判型の根元をネジ二本で締めるのですが、その割にはぴったりという感じではありません。説明書には内部に入れるOリングにシール剤を塗るような不思議な指示でした。通常はOリングにシール剤は不要なんですけどね。
写真は、左から通風弁、注水逆止弁、加減弁です。この状態から加減弁だけ外したわけです。
組み込むときに精度の甘さを感じましたが、Oリングの常識的判断でシール剤を片面だけの少量としたのが間違っていたようです。結果的に見ると両側とも塗ってOリングをシール剤で塗しておく必要がありました。(^0^;)
と云うことで折角組み上げた箇所を取り外して部品清掃モードになってしまいました。予定が1,2週間逆戻りです。何ともはやの状態です。
加減弁、通風弁取り付け前のボイラーの運転室面です。この様な構造です。摺り合わせ構造をもっとよく見て作業すべきでありました。反省。
あ、これら一連の写真は、まさか洩れるとは思わずに作っていたときのものです。部品を外した状態のものはまだデジカメの中です。
これで頭を冷却する期間に入りそうです。しばらくお休みになりそうです。
しかしながら試運転後の調整が進まずまだ完全でないクラウスを再デビューさせなければなりません。11月の運転会まであと6日。さて準備をどうするかと気になってきました。