このところ半日は事務処理に追われる毎日です。と云うかさぼっていた仕事からここに来てプレッシャがかかるようになっただけです。一日中パソコン作業となると辛いのでついサボってしまうことに・・・
遅い昼食、その後レンズを持ち出して庭先の花を写してみました。実は昨日ハヤタカメララボでOTOMENさんと話していて興味を持ったのですが、気にしていなかったレンズの写りの差を記録しようと思い立ちました。こんな作業がすぐ出来るのがデジカメのいいところですね。機材はいつものRICOH GXR MOUNT A12 レンズは Elmar 65mm/f3.5 です。このレンズは、初期にはカナダで作られていましたが、後期には独逸で作られたという一般的な製造とは逆の流れがあったようです。手元のレンズを調べるとカナダ製は1961(S.36)年、独逸製は1977(S.52)年のようです。最近は独逸製ばかり使っていましたが、古いカナダ製との違いを見ることにしました。それぞれ一本なのでロットとしての違いではなく手持ちレンズの違いなのでその辺は誤解なさらないようお願いします。
白いクロームメッキがカナダ製、黒染めの鏡胴がドイツ製です。先端のデザインが違っています。
庭先にはチラホラ花が目立ってきたのでそれを急いで撮りましたが、ヤブ蚊に何カ所か刺されてしまいました。(^0^;)
手持ち撮影なのでブレがあるようですが、お遊びに免じてご容赦下さい。
(Elmar 65mm/f3.5 開放 カナダ)
この草は放っておくと繁茂してしまいます。
(Elmar 65mm/f3.5 開放 独逸)
こちらが黒いレンズで撮ったもの。カナダ製よりシャープ。 ものの本にいう硬調な写りというのでしょうか?
(Elmar 65mm/f3.5 開放 カナダ)
そろそろ終わりかけたマーガレットです。
(Elmar 65mm/f3.5 開放 独逸)
たまたま虫が止まったのが独逸の玉でした。
(Elmar 65mm/f3.5 開放 カナダ)
家人の生けた芍薬です。室内だったので1/30秒でした。ぶらしたかも知れません。
(Elmar 65mm/f3.5 開放 独逸)
その場でレンズを取り替えて写しました。独逸のほうがすっきりとした感じです。
これらの違いは、両者の性能差なのか、個々の問題の有無によるものかこれでいいのか、 とさっぱり分かりません。柔らかめのカナダ製、シャープでクリアな独逸製と分類すればいいのかなぁーと思います。
この様に古典レンズは様々に変化するので抱え込みたくなるのが玉に瑕です。
玉に瑕があってはいけませんけど。(^0^;)