東北の旅後、ボーッとしていますが、時間だけは通り過ぎます。オリンピックで惚けてしまったところを狙い撃ちにされたのか死にかけたガチョウが飛来、さてどう捌くのかお手並み拝見です。友人などは「お疲れの体を我が国土でお休みいただいて如何でしたか?」と余裕を持って対応すれば何ていっておりました。いずれにしろ子供染みた行動でありますが、虚言でも言い続ければホントになるのでここはキッパリが肝要かと存じ上げます。
さて、旅はまつり中心だったので折角の緑の東北を味わったのは僅かでねぶたのあと奥入瀬に泊まった翌朝でした。近くの川までの40分散歩でもなかなかいい気分でした。
(Summar 5cm/f2 開放 RICOH GXR MOUNT A12)
ズマールを使ってみました。逆光の木洩れ日を開放で撮ってもかの壮大なフレアは出ません。 新宿の山崎光学さんで磨きと再コーティングを施してもらった個体は現代でも通用する写りになります。このレンズは昭和10年頃のものです。製造されて既に80年近い年月が経過しています。
山崎光学さんはこのズマールが大好きなご様子で、本来この写りを得るように設計されていたはずだけど材質やコーティング技術が伴わずに駄目レンズと云われるのが残念だと云う話をしておられました。もう十年前のことですけど。 柔らかな写りは現代でも十分通用すると思います。 お宝Summarの写りを以前の記事に載せていますが、これに施術をすればここの写りになるのですけど触ることは無理ですね。 私のレンズも3番違えばお宝になるところでしたが、これでいいのだ。(^0^)
宿から奥入瀬川方面に作られた散歩道です。笹の葉が瑞々しくて食卓を飾ってくれそうな色合いでした。
(Summar 5cm/f2 f4程度)
出会い橋という吊り橋まで散歩。
(Summar 5cm/f2 f8.5程度)
強めに絞ってシャッター速度を遅くしてみました。これで1/125秒程度だったので更に絞ればよかったようです。
宿を出発する前に一回りした周辺です。遅く宿に着いたのでまだ体は寝ているような状態でした。
ところで、最終日の朝は、蔵王中腹で迎えました。お釜を見物し仙台に向かったのですが、お釜はガスの底で何も見えません。午前6時前はこの様に山に雲が残っている程度だったのに途中雨が降り出してちょっと残念でした。
上山温泉か山形方面を同じレンズで写したので追記しました。こんなお天気が一転して雨になったのです。
東北のお祭から離れて緑の風景を載せてみました。奥入瀬渓谷はバスで走り抜けるだけの行程だったのは非常に残念。バスから見る眺めですら絶景だったので一度は歩いてみたいと思わされました。バスから見た光景を入れましたが通路側の席だったのでこんなものです。
RICOH GXR にレンズを色々付けて撮り歩こうと思いつつ実現しないものだから。バスツワーに便乗しました。とりあえず古典レンズ中心に撮った山の風景は如何でしたでしょうか?